期待通りの年下ワンコ

表紙が可愛いのと、年下ワンコの笑顔につられて購入。読んでみて、タイトルがなるほど、なるほど。コミュ障でも、価値観が合えば話も盛り上がるし、一緒に居ても楽しいですよね。 盛り上がった挙げ句の、ワンコのアプローチ(笑)可愛いのですが、由宇の性格に難ありな気がします。コミュ障の人が、グイグイ押されるのは苦手なのもわかるし、確かに凛太郎ペースだとは思う。でもなんだか、イライラのキレどころに、見ているこちらがイライラしました。何でそんなにケンケン怒るんだ？って感じで、自分の好きな事に対しては、ガツガツ食い込んでいくのに…凛太郎ペースというよりは、由宇の自己中気味が、たまにキズ…凛太郎は由宇を喜ばせようと、色々気を使って優しい子なのに。挙げ句、映画の事でキレた意味がわかりません。凛太郎には凛太郎の立場や事情があるでしょう。それを自分の感情だけでキレるのは、違うんじゃないかと思います。同じ趣味、同じ価値観な二人だとしても、全てが同じではないし、相手に押し付けるもんじゃない、と私は思います。勝手にキレて、勝手に寂しがって、どうしたいんだ？不器用にもほどがある。『好き』の感情に気がついて良かったよ…ふぅ…素直になった由宇が可愛いです。
ハピエンでなによりです。こんな二人のエチエチは想像しにくいのですが、おっ、可愛いじゃない。