このレビューはネタバレを含みます▼
生まれつき太田母斑(おおたぼはん)というアザが顔にある女子高生が主人公。
主人公がメイクで工夫しようとすると、母親からはそのままで素敵だと言われる。初対面の方からはケガをしてると思われ心配される。周りの人に気を使わせないよう常に明るく振舞い葛藤してます。
他にも相貌失認の担任の先生や美人の先生が出てきます。一見見た目ではわからないコンプレックスを抱えている担任の先生や他人からは悩みと思われないような顔立ち故の悩みを抱えている美人な先生が出ていることで、本人が個性や特長として受けとめているかコンプレックスとして受け止めてるかはわからないと考えさせられます。優しさや羨望からかける言葉が逆に相手を傷つけてしまう場合もあるんだなと思いました。テーマは深いですが、重くならず読みやすいのでおすすめ。続きがとても気になります