【単行本版】虚構ユニゾン
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【単行本版】虚構ユニゾン

アキハルノビタ

確かに「圧倒的世界観」

ネタバレ
2020年12月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんですよね。NEOという人類と人類とは異なる生物のハイブリッド種が権勢を振るう世界で、NEOの後ろ盾を得た貴族、一乗寺の当主の春野が兄の行方を調べてほしいとアンダーエリアの情報屋、響のところにやってきてというお話で、ほえ~って思うことはたくさんあって読み物としてはおもしろいのですが、ラストは小さくまとまっちゃったなって感じでした。どうせならNEOを人間に戻す薬でもばらまいてほしかった。ないけど。結局兄は家と母親に縛られていたということなんですね。春野が受けていた理不尽なことや兄がああなったことへの違和感が拭えないまま母親がぶっ壊れてたということで説明終了なのが、ん~でした。2019年5月 総243ページ 修正は白抜き、一部白線。
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