このレビューはネタバレを含みます▼
年末年始この作者さんにハマって過去作読みまくりましたが、特にこの作品は、ヤクザと格闘技という作者さんお得意の男同士が濃密な関係性を構築する世界に、オメガバースを落とし込んだ唯一無二の素晴らしい作品です!すでに番がいながら運命の番に出逢ってしまう受。様々な出来事に翻弄されながらも、懸命に生きようとする姿は凛々しく美しい。そして彼を愛する二人のαもそれぞれ魅力的です。最後はハピエンと言えると思いますが、何とも切ない余韻が残ります。できれば後日譚も読みたいですが、ここで終わりもありなのかな〜。