小木くんのなつやすみ
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小木くんのなつやすみ

こいかわ

どうしても気になって

ネタバレ
2021年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 6話まで単行本で読んでいて、小木くんのその後がどうしても気になって、年末半額セール時に購入。6話まで読まれた方はその後の小木くんが取るであろう行動をだいたい予想されていると思いますが、ああ、小木くんやっぱり、という展開で、見ていて胸が痛く、泣きそうになりました。田子くん、一生懸命小木くんに向き合おうとしてくれて本当に頼もしい。1巻最後(6話)の兄の言葉をきっかけに、お話の中でマイノリティとされるのは田子くんだけではなく、好きな格好をしているだけだと思っていた小木くんもその一人でであると気付かされ、周りから見られている「自分」を急激に意識しだす小木くん。日常の一コマが、他人にとっては異質に映るかもしれないと思うのは、とても不安なことだろうと思います。負けないでね。ありのままの自分で、幸せいっぱいのラブラブの二人が早く見られますように!
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