11巻でリタイア…





2021年1月11日
なるほど…なんか違和感。お花見からスタートだったので季節は春、会話から4人は大学の同級生、居酒屋的な場所でも普通にお酒を注文しているので新入生ではない。11巻まで読んでもとりあえず4人のいる環境はふわっとそんな感じ。学部学科専攻が不明でキャラの背景あまり掴めず。家庭環境も不明。4人それぞれの人となりや関係性が描かれてないのにいきなり恋愛ゴタゴタが始まるので、よく分からない人物像の4人が勝手に動き回ってる感じ。この4人なんなん?!といった感想があるのはすごーく納得。想像力で補える読者でないと無理かも。現在の既刊が驚きの31巻…苦痛でリタイアです。ちなみに読み放題の気安さで試しにこなれた作画になってる作者さまの別の読み切り作品を読んでみました(『氷の温度、溶ける夜。』という医療風味の作品)。雰囲気はすごく出ていてビジュアルは非常に魅力的なキャラクターでした。が、やはりこの作品と同じで作者さまの脳内完成キャラと物語を雰囲気だけで読まされてる感覚は同じでした。巷にはいきなり恋愛いきなりベッドシーンとかそういう作品は沢山ありますが、その後の会話や行動や演出によって背景や内面や過去を織りまぜてキャラに厚みを持たせるという手法がとられてるので後出しでも楽しめるわけで。もしかするとこの先にエピソードがあるのかもしれませんが11巻で私の想像力は枯渇いたしました。

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