欲望荘201号室 ~ある不感症リーマンの淫らな下腹部~【デジタルコミックス版】
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欲望荘201号室 ~ある不感症リーマンの淫らな下腹部~【デジタルコミックス版】

イヌミソ

あー、そういう事?

ネタバレ
2021年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストのオチはうまく付けた気がすると言いますか……、まぁまとまってるのかなって思うんですが、デビューコミックスに比べると内容が無さすぎて、話が淡々と箇条書きで進んでいく印象を受けました。何故かなと色々考えたんですが、セリフ枠を付けない形のキャラクターのモノローグが無く基本的に全てが第三者目線だから、こういう単純な話になると話に入り込めないんですね…。この作者は設定がゴチャゴチャあった方が向いているんだなと今回で分かりました。
オチから考えると、正直単行本1冊分も要らない話だったかなと思います。読み切りか、もしくは前後編の2話で済むようなボリュームでしたね。
えっちも焦らしに焦らしたプレイだったからか、作者の見せ場である色気がほぼ感じられず、はぁなるほど…、と流し読みしてしまいました。
作者自身はこの話のどこを一番描きたくて執筆し始めたんでしょうか?
色々と残念な商業2冊目でした。
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