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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • はじめまして、オレの親友

    木田さっつ

    良かったけど
    2025年4月15日
    幼馴染も好きだし、執着も好きだし、記憶喪失もベタベタだと分かっていても好きなので良かったです。
    ただ、ひとつだけ。恐らく本体表紙だとは思いますが、攻め受けのプロフィールに誕生日がそれぞれ4/1、4/2とあります。それだと学年変わりますけど、そこ大丈夫なんですか?この漫画の全てが瓦解する設定になっていますが……。4/1生まれは1学年上なので、攻めが先輩になって、受けが後輩になります。でも作中ではどう見ても同じクラスっぽく描かれているし、高校も一緒に受験した…みたいになってます。面白く読んでいたのに、その何気ないプロフィール設定だけで気持ちが凪いでしまいました。もしかして知らずに深く考えず設定したんでしょうか。
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  • 午前2時まで君のもの

    奥田枠

    思っていたよりハッピーエンド
    2024年11月8日
    レビューを読む限りもっと悲壮感漂う絶望的な話かと思っていたんですが、全然ハッピーエンドで若干肩透かしを喰らいました。
    浮気モノやすれ違いモノが好きなので、最後まで楽しめました。相手の女性が結婚する過程はちょっと強引だなと思いましたが、良いスパイスだったんじゃないでしょうか。面白かったです。
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  • この手を離さないで【単行本版】

    咲本﨑

    尻すぼみ
    ネタバレ
    2024年11月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻は買わなくて良かったかな…。
    1巻だけだったらもう少し評価高かったと思いますが、2巻の時点で微妙になり、3巻に至ってはただページ数を延ばしているだけの印象になってしまいました。
    弟の大和との確執を楽しみにしていたのに驚くほど簡単に和解してしまい、禍根を残したのはキャラではなく読者側でした。
    自分を襲ってきた相手と何故あんな簡単に和解出来るかも分かりませんし、両親も最後に良心的な部分をチラ見せするのも納得できません。
    絵が丁寧で好きなので星はギリ2個。残念です。
  • 噛み砕いて愛をおしえて【コミックス版】

    ぽけろう

    期待値には届かず。
    ネタバレ
    2024年6月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の過去作品も好きなので発売前からかなり楽しみにしていたんですが、蓋を開けてみたらそれほど楽しむ事が出来ず、落胆しました。
    まずは漫画なのに文字が多すぎです。設定モノあるあるなんですが、設定モノってその世界観を説明しないといけないのでどうしても文字が多くはなるんですよね。ある程度は仕方ないんですが、それを差し引いても殆ど攻め受けどちらかのモノローグを永遠読まされている感覚になりました。話の展開的には何も進んでいないのに、ずっとモノローグで感情論を読まされるんです。申し訳ないんですが途中で眠くなってしまいました。小説じゃないんだから漫画で展開して下さい……。
    攻めも受けも両方ウダウダとしているので、非常にまだるっこしく、二人の関係が容易に進みません。かと言ってお話としてもかなり物足りなく、とても退屈でした。そして2巻でも終わっていない。そんなに長引かせる内容なのか……?情報量的にも1巻と2巻併せて1冊で良いと思います。
    作者の作品で初めて受けの性格が好きじゃないと思いました。攻めに何も話さず勝手に動く所などは特に思いました。いやもう、とにかくウジウジしすぎなんです……。その何度も私達に読ませている頭の中の言葉を早く相手に言ったらどう??と……。攻めか受けかどちらかは積極的じゃないと読むのキツイです。
    3巻、買うとは思いますが……、それ以上続刊するようなら次で切るかもしれません。長期連載には向いていない作家さんだったのか…?思惑と違って落胆が大きいです。
  • 浮気者には惚れません

    ぬののの

    何か違うんだよな……
    ネタバレ
    2024年2月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ XのRPで流れてきたので気になって購入。浮気攻めは好きなんですがコレジャナイ感が凄い。
    まず主人公の性格が魅力無く微妙。攻めを甲斐甲斐しく世話してあげるのは良いんですが、思考回路や仕草、行動がまるで女子なんですよね。男らしさも無いし、用意されていたテンプレートみたいな発言しかしません。ただ腐れ縁で側にいただけで恋人面してんの?みたいな感覚にまでなりました。
    そして攻めですが、こちらの思考回路も謎。子供の頃に疑似結婚までしたにも関わらず、何故かユキではない恋人を作りまくっている。正直な話、私は浮気攻めは好きなのでそこはまぁある程度譲歩して良いです。ただ、恋人を作るからといって一番大事であろうユキを蔑ろにするのが全く分からない。ラストまで読みましたが最後まで「コレジャナイなぁ……」という違和感が拭えませんでした。
    漫画も絵で進むというよりはセリフで進んでいく印象で退屈になりました。漫画なんですから、行動や場面の魅せ方、構成力で進めて欲しいです。
    そして作者本人が迷走してしまい、最初に描きたかった事に一貫性が保てなくなってしまったのかなという印象も持ちました。モノローグに矛盾が生じている箇所と、重複するかのような繰り返しな場面がその証拠かと思います。どの場面が一番描きたかったのかが非常に分かり辛く、故に読者も感情移入が出来ませんでした。
    個人的な意見なんですが、作中に出てくる「ユキが子供の頃に約束した事を忘れている」というエピソードがめちゃくちゃ軽く流されているのが勿体なさすぎだと思いました。たとえば、カズが何故ユキじゃない恋人を作りまくるのか、という根幹に「ユキが疑似結婚を忘れている事にショックを受けて半ば当てつけのように女子と付き合っていた。どうせユキは約束を覚えていない。好きだと言っても軽く流されるだけで本気に捉えてくれない。寂しくて仕方ない…」という理由があれば読んでいる方も「なるほど」と思えるんですよ。もちろんその場合でもユキを雑に扱ってはいけないですよ。
    そうでもなければ、子供の頃に疑似結婚までしておいてカズがユキ以外の恋人を作る意味が全く分からないんです。整合性が取れなさすぎてモヤモヤしてしまうんですよ。圧倒的に説得力不足だし、何より執着不足です。ずっとヘラヘラして他人(元カノ)に助けてもらう攻めって…。
    あとホラー映画が苦手な受けはそろそろお腹いっぱいです。
  • スタジオ横、色恋付き1LDK【電子単行本】

    河飯じろう

    何も始まらなかった
    ネタバレ
    2024年2月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前作が好きだったので購入。オメガバースと銘打っていましたが、正直漫画を読み始めてもオメガバース作品である違和感が消えませんでした。問題らしい問題も起きず、ただただ話が終わっていきました。一体攻めは受けのどこを好きになったのか?あとがきを見て「担当にオメガバースに出来ますか?」と聞かれた旨が書かれており、非常に納得しました。最高に余計な一言&テコ入れでしたね。
    この作品がオメガバースである必要性が全くありませんでした。後付けであるという事と、作者が特にオメガバースが好きそうでは無いという事が読んでいれば顕著に分かります。オメガバースとしては非常に物足りなく、基本的な設定をなぞっただけ。特異な設定やキャラが多いオメガバースの世界からすると、余りにも平凡で退屈です。
    だったらバンドマンものとして、もっとコアな世界観にした方がより作品としての良さはあったと思います。どちらからしても中途半端になってしまった印象なので、正直どの読者層に刺さるのかが分かりません。カチコミって、コアで変わった設定を描かせてあげられるレーベルじゃなかったんですか?担当の指示に幻滅しますね。
    エロページも沢山ページを割いていますが、特段エロが上手な作家さんでもないので、そこからしてもオメガバースは向いていないと思いました。この作者さんはエロにそんな割かなくて良いです。執着が描けないのであればオメガバースでは輝きません。
    それと前作も含め、作者の攻めと受けのパターンが既に幅が無い事も伺えて、今後の作品も同じような性格のキャラ達になるのではと、残念な気持ちも浮かびました。
    前作が良かっただけに期待しすぎたのかもしれません。
  • 愛だなんて言わないから

    日暮くれ

    普通に面白くない…
    ネタバレ
    2024年1月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 時系列描写に関してはレビューである通り、確かに分かり辛いと思います。過去の話は枠線を細くするか、フォントを変えるかの配慮が欲しい所。
    ただそれよりも、正直ラストまで読んで「一体何を言いたかったんだ?」となってしまった印象の方が強かったです。とにかく全キャラセリフが分かり辛く、比喩のような表現と言うか、的を射ない会話ばっかりなので、文字を追っている内にキャラクターが何を言いたかったのかが全く分からなくなってしまいました。何度か読み返しても「え、何の話してたっけ??」となります。
    脇キャラの掘り下げも心から要らず、その割に時間経過はサクサクと進んでしまう為に、あまりにも入り込む事が出来ず、段々と苛々してきてしまいました。セリフはもっと簡潔に、要点をまとめて欲しい。描きたい雰囲気の傾向は分かりますが、上滑りしてると思います。
    脇キャラの掘り下げをする位なら、そのページ数で主人公2人の掘り下げや気持ちの揺れを描いて欲しかった。(少なくとも元嫁の現在は本気で要らなかった)
    倫理観に関しては別段思う所は何もありませんでした。過去の恋を引き摺って今も揺れている、みたいな事なんてよくあるでしょうし、私はそういうシチュエーションは好きです。ただ、とにかく、キャラクター達が何を意図して喋っているのか全く分からない。テストで「この場面でのこのキャラの気持ちを述べよ」と言われたら私は何も答えられないでしょう…。すみません。私が頭悪いだけかもしれません。
    続編あるとの事ですが、同じ調子でウダウダダラダラ続くようなら多分買わないかなと思います。初読み作家さんなので、画風や傾向などが分からないので何とも言えない部分はありますが、無駄なシーンがかなり多いので、正直1冊に纏まったんじゃないですかね。
  • お隣さんはしたくないのに【単行本版】【電子限定特典付き】

    するがしぎ

    話が稚拙
    ネタバレ
    2024年1月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1話の試し読みやタイトル、デザインなどから想像した話と実際の本編の乖離をかなり感じる。
    エロ話で描くのか、設定物として描くのかの一貫性が欲しかったと思う。
    1話は出オチのような始まりで、所謂つかみで読者を惹き入れる「エロ振り」が盛り込まれた分かりやすい手法の始まりになっているのに対して、実際は「褥狂い」という特殊設定が盛り込まれた設定物の漫画でした。
    どう考えても1P目や冒頭に「褥狂い」の説明を入れるべきだし、それを中心に話を進めていくべきだったと思います。その構成にしなかった、もしくは出来なかったが為に今作のような残念な話になってしまった印象です。あの冒頭から、若干ミステリーみすらある「褥狂い」という設定物の話は振れ幅が大きすぎる。
    エロシーンも設定物には向かない肉欲的な表現な為、こちらの作者に設定物の漫画は向いていないと思いました。いくらでも「褥狂い」の設定を入れた上でアホエロの漫画に出来たと思いますよ。そしてそっちの方が向いていたと思うし、読者も突然の設定物という構成にキョトンとしなかったと思います。
    それと、話の中で攻めと受けのモノローグが話数で分けられる事なく普通に出てくるのがかなり読みづらかったです。主人公が受けならば、基本的にセリフ枠を使わないモノローグは受けのみが表現するべき。数ページ前で受けのモノローグだったかと思えば、直ぐに攻めのモノローグになってしまうなどが多用されている為、「え?この言葉は誰が言っているの?というかどっちが主人公?」と混乱する事が多々ありました。攻め受け共にモノローグを使用したいのであれば、せめて話数を分けるか、もっと分かりやすく場面転換すべきです。それか登場主要人物が3人以上居る場合ですね。
    そういった、漫画の手法的にも稚拙な部分が多く伺える作品でした。設定自体は面白かっただけに残念です。エロ作品として読むには途中の謎解きがめちゃくちゃ退屈だし、設定物として読むには穴がありすぎる上エロが肉欲的すぎる。
    エロ振りして何も考えなくても読める話の方が向いていたと思います。満足感は非常に低い。
  • コワモテの隣人がΩだった時の対処法

    ニクヤ乾

    アッサリ
    ネタバレ
    2023年9月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 思っていたよりアッサリな漫画でした。
    帯とサンプル読む限りではもっと濃い話なのかと想像したんですが、かなり普通でした。エロシーンもそこまでエロくないし、かなーりアッサリで回数も少なめ。
    つまらなくはなかったけども、もっと色々濃い内容でも良かったんじゃ?と残念に思いました。
    攻めのαが良い子なのは好みなので良かったんですけど、全編通して良い子で終わるのではなく、例えばエッチする時は(受けにのみ)獰猛になって受けのΩの子がたじろいでしまう場面があるとか、何かスパイス的な良い意味で読者を裏切るシーンが欲しかった。童貞+特定のΩの匂いしか分からないのであれば、エッチシーンはもっとタガが外れて良いと思いますけどね。
    後半部分で読者に攻めをカッコいいと思って欲しいのかなという見せゴマのシーンがあったので、作者もそういう意図は少しあったんだと思いますがもっと踏み込んで欲しかったです。
    とにかく全編通して非常に「綺麗な話」だと思いました。作者さんの性格なのかもしれないですね。
    私はもうちょっと踏み込んだ漫画の方が好みです。
  • 秘匿のΩは運命を殺す~ほどけた糸を結びなおして~

    靴川

    うーん。
    ネタバレ
    2023年8月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 6巻まで読了。日本の法律から考えると、18歳未満の性転換手術は禁止されています。漫画の世界までそれに従う必要は無いし、そもそも性転換とバース性転換は別……とは思いますが、あまりにも幼い年齢でバース性転換手術をする表現が違和感しかありません。
    切なさやすれ違いの表現をする上では良い手段だと思いますが、αとΩの話が読みたかった人からしたらどうなんだろうなと思う部分はあります。
    個人的には抑制剤の副作用がそこまで酷いのであれば、βになる選択をする事を悪とは思いません。ただもう少し長いスパンでの話を想定してくれていたらここまで違和感は無かったのではと思います。手術や再会も10年後とかでも良いじゃないですか。
    切ない以前にβになってしまった事についてつまらないなぁというのが率直な感想です。(α×Ωを読みたかったので)どう決着つけるんだろうというのが今の懸念ですね。
  • 悪役は静かに退場したい

    藍白/秋吉しま

    んー……。
    ネタバレ
    2023年8月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 書きたいことは分かるけれど、語彙力、文章力があまりにも稚拙すぎて「よくある悪役令息もの」以外の感想は出てきません。
    それでも、ところどころに目を惹くセリフなどがあったのがまだ救いかなと思いました。日本の断罪ものって何故こんなテンプレートばかりなんだろうなぁ……。
    主人公も含め、キャラクター達が頭で考えている事を全部口に出さないと気がすまないのか?というレベルで喋ってるのがとにかく違和感です。そして大体がセリフで話が進みますので、策略も構成力もあったもんじゃありません。とはいえ書きたい事は一応汲めたのでラストまでは読みました。
    ただ、途中で王子に対して「卒業式で何かが起こるかもしれない」と相談するシーンは、何のこっちゃ?って感じでした。自分が憑依した存在で元のゲームがあって…とまで説明するなら分かるんですが、それを言わないようにして王子に伝えるもんだから読者としても「この子何言ってんの?」と的を射ない内容でした。あんな説明する位なら削除して良いと思います。よく王子は対応したと思う。
    オメガバース設定は活かせていないように感じます。「王子と結婚させる為」だけに組み込んだ設定なのかなと思ってしまうくらい。
    それと、侯爵と主人公の確執はどうなった?兄とは和解したかもしれないけど、侯爵との確執解消は詳しく理由などが書かれていなかったように思え、昇華出来ません。何故理不尽な対応をされていたのか、そしてお互いの感情に齟齬が生まれた原因など、知りたい部分が省かれています。
    全体を通して「悪役令息モノ」はこういう展開になるものでしょう?という話やキャラクター感をなぞっただけという印象が拭えず、個性や拘りは全く感じません。
    唯一、王子の性格だけは好みでしたので、何とも言えない歯がゆさを感じます。
    それと、この小説は「転生モノ」ではなく、「憑依モノ」ですね。その辺も作者はよく理解していないのでは。
    正直、超絶甘めの星2です。気持ちとしては1.5。思う所は他にも多々あるのですが止まらなくなりますのでこの辺で〆ます。
  • ヤバめの恋は計画的に【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】

    Mりあ

    よく分からない
    ネタバレ
    2023年7月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 話の本筋がいまいちよく分からず……、更に割とアッサリ付き合う事にもなり、普通に糖度高めのカップルの話でした。あ、ちなみにリバです。
    森本が白尾を好きになった理由に説得力が無く、気持ちが乗り切れなかったのが一番なんですが、何故好きになったかは一応説明されているものの「そんな事で?」というような普通の事すぎて、面白みが無いなと感じました。
    特別ヤバい事も何も起こらないし、見せ場であろう話の盛り上がり部分も白尾が解決してしまって全く盛り上がらず、想像していたより面白くありませんでした。
    闇金のエグさも全然描かれていないし、高校生同士の恋愛漫画でも良いんじゃ?と思いました。とにかく退屈でした。
    楽しそうにキャラ同士の掛け合いを描いておりますが、話の展開に関係ない掛け合いばかりなので蛇足でしか無いですね。
  • 愛だ、恋だの処方箋

    秋久テオ

    信じられないくらい尻切れトンボ
    ネタバレ
    2023年7月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編完結ページとアフターストーリーの間、丸々1巻分くらい読み飛ばしたのかと思ったレベルで無理やり話が終わってます。続刊物だったっけ??とか思ってタイトルも何度も見直してしまいました。
    どういった流れであの結末、この構成にしようとしたのか??
    出だしは面白かったのに、結局何だか分からないまま終わってしまいました。絡みシーンは多いのでそれだけでも眼福と言える気持ちもあるかもしれませんが、もっと丁寧に描いていれば更に面白かったのに、と残念でなりません。
    作者のコメントで「描きたいものをつめこんだ」とありましたが、描きたいシーンは冒頭だけだったのでは?と予測します。結局その後はそこまで実にならない内容が続き、最終的に超絶尻切れの結末だったので、本当に描きたいシーンだけネームに起こして強引に終わらせた印象です。
    バンドメンバーの茶々入れの断罪も無いし、何の為に出てきたの?と思わざるを得ない。こんな中途半端で終わるならあのエピソード全カットして主人公の2人に集中して良かったと思いますよ。普通自分のオメガにあんな暴言吐くメンバーが居たら、バンド解散ものですよ。その兆しすら無かった事に驚きと共に「なんで???どうしてこうなった???」の疑問しか出てきません。
    何で出てきたの?どうして謝れないの?何で攻めはその事を知らないままなの?受けが救済されないのは何で?納得いかない事だらけです。
    だっていつの間にかくっ付いて両思い設定、恋人になっているんです。
    私はタイムリープしたのか?
    作者がこれを「非の打ち所のない作品」と思っているのだとしたら、もう解釈違いとしか言いようがないですね。
    編集者との間に何か確執があって無理矢理終わらせなければいけなくなったと思いたい。
    星はそれでも絵が綺麗なので超甘めの3つです。
  • 前略、お兄ちゃんは聖女になりました。【単行本版特典ペーパー付き】

    由依子

    微妙
    ネタバレ
    2023年6月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 話がとっ散らかっており、本筋が分かりにくいと言うか、1巻と2巻をまとめて1巻にすべきだったのでは?と思うくらいに内容が薄いです。すぐ横道に逸れて必要のないエピソードに行ってしまうので、二人の関係性が狭まるのに2巻も要してしまった印象です。要らないものは削ぎ落として、もっと2人の関係性を強める事も可能だったと思います。残念ながら長期連載が初めてなのが分かる典型的な構成になっています。第三者が介入しすぎる事によって主人公2人の存在が薄くなってしまい、他キャラ中心に話が進んでしまう事なんですが、少なくとも続刊が決まっているのであれば1巻はもっと主人公2人を掘り下げて読者を引き込む必要があったと思います。
    他キャラが介入して話が進む、もしくは2人の関係性が進むBLは爽快感も無いし感動もあまりありません。周りのキャラが謎に達観したお節介キャラにしか見えません。あくまで「主人公キャラが周りを巻き込んで他キャラが介入せざるを得ない状況にする」事が大事であり、主人公がサブになってはいけないと思います。
    絵は癖が強く、好き嫌いが分かれると思いますが細部までかなり描き込んであり丁寧です。ただ、引きが多いのでもっとアップや迫力のある大ゴマも欲しいと思いました。
    タイトルや表紙イラストからして、もっとエロシーンが多そうな印象もありましたが、決してそうではなくむしろ少ないとも思いました。
    どこか、もしくは何かに振り切れて欲しかったです。
    前作の韓国人タレント×日本人漫画はそれなりに面白かったので残念です。
    まだ続刊するようですが、3巻は買うか分かりません。
    それと、寿命の件で単純に疑問なんですが、元の地球は今の世界よりも時間の速度が320倍?だったか、かなり遅いという明記がありましたが、主人公の寿命は元の地球に準じないんでしょうかね。「魔術師よりも人間は寿命が短い…」的な発言がありましたが、別の次元から連れてきた人間でも今の世界に入ってしまえばその世界の時間軸に沿った寿命になってしまうんでしょうか。この漫画は異世界転生でもなく、憑依でもなく、異世界転移ものなので、気になりました。
  • 俺達は新婚さんかもしれない 【電子限定特典付き】

    ちしゃの実

    無理だった
    2023年6月17日
    大昔に1巻と2巻を別サイトで買っており、そこまで大絶賛する程ではなかったけれど続き読んでみるか…、と続刊を買いました。
    こんなにつまらなかったっけ…?と首を傾げてしまいました。既に話の内容は何も無く、二人の謎の掛け合いが永遠に続くような……。この作品のキャラが好きで、内容は無くとも世界観に浸っていたい、という人のみ楽しめる作品なんだなと思いました。
  • 賭けセクGP【電子限定漫画付き】

    藤峰式

    うーん……。
    ネタバレ
    2023年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 受のディテールや性格全てが好みじゃなさすぎて全く盛り上がれませんでした。服装から髪型、メガネから何から何までダサすぎてそっちが気になってしまってどうにも……。話はよくある感じの、過去真面目ちゃんだった子が奔放に育ったというものなんですが……、ツンデレなのかもしれないけど可愛くないとはこれ如何に。
    元から全作買っている作者達ではないですが、今後もこもクオリティだと買い控えるかなと思います。
  • 青葉くんのシークレット・バージン[コミックス版]

    藤峰式

    面白かったけど……。
    2023年6月14日
    いくら2人体制作家だとしても、作品を多産しすぎているせいか完成度がかなり落ちた印象です。出せば売れるからだとは思いますが全体的に話も軽ければ作画も雑になりました。元から画力で勝負する作家さんではないので、これ以上質が落ちるのは避けて欲しいと思います。
    話に関しては、いつも以上に残念な受と、そんな受が好きな攻、という感じで良かったと思います。攻の嫉妬は好きです。
  • 親友と子作りすることになりました。【特典付き】

    関原みつ豆

    結構良かった。
    2023年6月14日
    タイトル通りの漫画です。若干オメガバースでも良いんじゃ?とは思いましたが、身体を作る過程の話が描きたかったのかなと思ったのでまぁ良いかと。タイトルが上手いと思いました。
    いいね
    0件
  • αの花嫁 共鳴恋情 【コミックス版】

    岩本薫/幸村佳苗

    なるほど。
    2023年6月14日
    おいちゃん30年前にこういう漫画読んだわ……。と懐かしく半目になりました。良い意味でも悪い意味でもツッコミどころ満載です。文句言いながらも見てしまう、そんな漫画なんでしょうか。個人的には可もなく不可もなしです。
  • こたえてマイ・ドリフター

    大島かもめ

    まぁまぁ。
    ネタバレ
    2023年6月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ サラッと読了。戦前の話との事で特に趣味ではなかったけれど読んでみました。史実の時代背景を元に話は進んでいきますが、そこまで熱量を感じず。リンチェのしてきた事、受けてきた事が全てぼやかして口で語られてたり場面転換するだけなので、悲壮感があまりありませんでした。
    劣悪な環境や最悪な選択をして過ごさざるをえなかった過去をもっと詳細にエグく描いて欲しかったなと思いました。
    大まかに決められたストーリーをなぞっただけのような印象なのと、終始視点が第三者かのような話の進め方なので没入する事が出来ませんでした。物足りなかったです。
    ラストは普通にハッピーエンド。5年程度で出てこられるんですね。
    確かかなり前に1冊か2冊程度同作者の漫画を読んだ事あるのですが、その時も想像したより話が軽いなぁ…と思った記憶があります。作者が描きたい方向性と実際描ける系統の漫画に齟齬があるのかなと少し思いました。
  • ボスと野獣

    さちも

    まぁまぁ。
    2023年6月13日
    世界観や時代背景などが不明なので、話に深みはあまりありません。
    冒頭こそ不幸な出生のレオですが、全体通してその後は特に大きな問題も無くハピエンで終わりました。暴力的な表現は痛々しく見えるので一見可哀想に思えますが、本人が軽い性格なので割りと肩透かしを食らう位には平凡な話でした。リバ表現はそこそこ満足です。
  • 嗅ぐな触るなキスするな

    ヒサオ

    まぁまぁ
    ネタバレ
    2023年6月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ それなりに面白かったけど、もうちょっと関係がこじれたりなど、波乱があっても良かったかなという感じ。常識の枠を超えない範囲での出会い、喧嘩、両思いでした。
    1話が一番面白かったかもしれない。後半かなり失速した印象。攻が受の髪の毛の匂いを嗅ぎまくるのとか、変わってて面白いなと思ったんですけど、それ以上の広がりは無かった気がします。攻の嫉妬とか、受を好きになってしまって仕方ないんだ…的な情熱を、受本人にぶつけて欲しかった。少し性癖が変わったキャラを狙ったのかもしれないけれど、作者自身がとてもノーマルな趣向なのかもしれないですね。変人キャラを描くのはそういう才能が必要と言う事なんでしょう。
  • 溺れるアンチロマンス【単行本版】

    永条エイ

    いまいちハマれず
    ネタバレ
    2023年6月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みで良さそう…と思って買ったんですが、何故かハマれませんでした。何か、セリフが上滑りすると言うか……攻のレッスン講座みたいなのが鼻についたのか、横文字のオンパレードな口調に「何だこれ?」となってしまいました。全てが教科書に載っているようなセリフばかりな印象…?受の子は可愛くて魅力的だと思いますし、攻も好きなタイプのキャラな筈なんですが熱量を感じないと言うか、エロシーンも何故かエロく感じず、何故こんなにハマれないんだろう?と思いながら読了しました。構成もあまり良くなく、攻のトラウマをラストに持ってくるのはタイミングが悪すぎだと思いました。デザート食べた後にメインディッシュが出てくる感じですよ。正直、その大事なエピソードを作中に上手く取り入れてこそラストは盛り上げたまま終わらせるのが吉かと思います。
    その攻のトラウマを昇華してあげてこその受の存在なのでは?トラウマエピ昇華必要なくくっ付くのであれば、その設定出さなくて良いじゃんって事になりますし。
  • ススム×ミノル

    もちの米

    すごい良かった
    ネタバレ
    2023年6月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ミノルが一途でめちゃめちゃ可愛い。ミカンの皮まで剥いてあげるとか、オムライス食べたいって言われたからって練習するとか、好きな人には尽くす健気さがたまらんでした。(しかもオムライスなんて超高難易度な食べ物!)ススム君はボケーっとしているけど、凄く優しくてこりゃ惚れるだろって感じでした。続き読みたいので楽しみにしています。特にススム君のBL漫画が成功するのかどうかなど、とても気になります。
  • The Red Thread

    晴山日々子/Lazysheep

    うーん……。
    2023年5月4日
    2巻まで買いましたが、ちょっと無理かも……。
    作者の別の作品が好きで、久しぶりに見つけたら絵が凄く綺麗になっていたので買ってみました。
    タイBLの世界観にちょっと着いていけないのと、内容だけで言えば正直30年前からあったような、かなりありきたいな内容。絵とキャラが可愛いので何とか2巻までは読了しましたが、戦線離脱するかもしれません。
    2巻までの内容もそこまで引き伸ばす内容でも無いっていうか、同じ事繰り返している印象なので、2巻で完結か1巻で完結させた方が良かったんじゃないでしょうか。
    ほんわかBLが好きな人には良いのでは。
  • わるい子の愛しかた【電子単行本版/限定特典まんが付き】

    斧原ヨーコ

    おバカで可哀想で可愛い子
    2023年5月4日
    本人なりに一生懸命考えているのに考えが足らなくて、何でその方向に行っちゃうの?っていう、危なっかしくて仕方ないおバカな受。絶対自分は引っかからないと思いつつも放っておけなくて大人の包容力で包み込む攻。かなり好みの設定で個人的に面白かったです。若干前半の問題が投げっぱなし感あるので、山場はもうちょっと盛り上がると更に良かったのになとは思いました。
  • 姫君が笑う時

    nu

    キャラ感は良かった
    2023年5月3日
    あと一歩、二歩、三歩……、といった感じ。
    特殊設定モノ読んでいて思うのが、設定の説明だけをして終わる漫画が多いなという印象。この漫画もそれに近い感じではある。
    内容は薄く、かといってキャラの関係性が濃密に描かれているかといえばそうでもない。絵柄的にもっと設定を詰め込んで濃密な漫画でも良いと思うのに、普通の域を出ないのは残念。あと、エロシーンが苦手なんだなと思いました。キャラは可愛いけど、全体的に熱量を感じない漫画でした。もっとマニアックな性癖を全開にしたBL漫画か、もしくは少年誌の方が向いているのでは。何かひとつでも振り切れているモノが無いと今後厳しそう。
  • 好きだよグッドボーイ

    花好なぽ

    ドムサブ……
    2023年5月1日
    全く知らないし興味が無いジャンルなんですが、絵が好みなので買いました。
    ドムサブに興味が無いので、正直設定とかそういうものはすっ飛ばして読んでます。なので逆に良いのかもしれません。話はご都合主義だなーと思う部分もありますが、エロ可愛いからオッケーです。エッチの時に豹変する攻めは好みです。
    個人的には人気出そうだなーと思うんですが……、ドムサブ好きな人達からすると色々思う所もあるのでしょうか?
    普通に続編読みたいですね。
  • 制服脱ぎたい【コミックス版】

    端丘

    心理描写がうまい
    2023年5月1日
    若い二人の、ドキドキする切迫感や自分のプライドを守りたいと思う気持ちなどがストレートに描かれており、とても良かった。若さ故の、大事にしたいのに会ったら身体を繋げる事に直結してしまい自己嫌悪する心境とかモダモダとか、可愛かったです。
    続き読みたいですね。
    いいね
    0件
  • それじゃあこれから何をする?

    木山はる

    解釈違い
    ネタバレ
    2023年5月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 長年募らせていた兄への恋心や、家族との確執がある状態での結婚式、本当に行く必要あります?「綺麗な物語」を作るためにはそういう展開が王道かもしれません。でも正直私はあの段階で「結婚式へは行ったほうが良い」なんて言える人は、本当に傷付いて立ち止まってしまってどうしようもない人の気持ちなんて全く分からない人の発言だとしか思えませんでした。
    逃げる事は間違いではないです。逃げる事で自分の心を守る事は正解なんです。何故ならば、この話のアキくんは「兄を好きな事」が倫理的にも駄目な事だと自分できちんと自覚しているから。でも、人の想いに間違いは無いんです。例えそれが倫理観や法律的に間違っていたとしても、その人の心の中で起こっている出来事に制限をかけてはいけないんです。アキくんが「兄を好き」である事実と、そうなった経緯には彼の大事な人生のある意味の答えなんです。
    ここで問題なのは兄への恋心なのではなく、兄以外の家族のアキくんへの態度です。むしろ昇華すべきポイントはそちらであり、そちらが解決していればアキくんは長い年月を経て自分で兄への想いを断ち切れたのではないかとまで思いました。
    それくらい主人公の大津は大した行動をしていません。
    結局、アキくんが結婚式に行って吹っ切れた体で話が進んでいきますが、正直読んでいる方はとてもそうは思えないし、山場の出来事が終わった途端いきなり大津を好きになったと言われても、全く説得力が無く「一体なんで?」となりました。
    血の繋がった兄への恋心って、相当なもんですよ。余程の心象を叩きつけないと邂逅はしないと思います。それを結婚式に行けと助言しただけで大津を好きになるなんて、簡単すぎるでしょう。
    冒頭だけ読んだら凄く面白そうだったんですが、大津がただの調子の良い雰囲気イケメンでしか無く、ガッカリしました。
    大津が動かしにくかったからかもしれませんが、友人キャラが出張りすぎなのも気になりました。メインの2人を中心に話は展開すべきです。当人達自らが気付き、行動した結果こそが大事なのであって、他者で話が進むのは最善とは思えません。2話か3話辺りで既に迷走していたのかなと思いました。
    あと、背景の描き込みも冒頭以降は一気に無くなり、状況把握が難しい箇所も多々みられました。場面転換した時などは必ず背景を描いて絵で立ち位置説明する事は必須かと思います。
  • 60億分のふたり

    でん蔵

    説得力が無い
    ネタバレ
    2023年5月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いじめっ子×いじめられっ子、そしていじめられっ子がそれを苦に自/殺未遂。めちゃくちゃ美味しい設定であり素材なのにそれを上手く活かしきれておらず、闇BLとしては未熟だなと思いました。「どうして?」「なんで?」「なんでその考えに至った?」という疑念が尽きず、ラストに至ってはあれだけ心の声が聞こえる相手が気持ち悪いと言っていたのに、心の声が聞こえるようになってしまった香藤を未だに心酔出来る事に納得が出来ませんでした。幻滅してこそすれ、変わらず心酔しつづけられるのは何故でしょうか?
    そもそも、何で心の声が聞こえるようになったのか…、という所に疑念が持たれそうですが、ひとまずそこは置いておいて、私が一番気になったのはあれだけ傍若無人だった織田が、相手の考えが読めるだけであそこまで憔悴するか?という事です。頭が良くて何でも出来て、世界がつまらなくて仕方ない人間だったとしたら、逆にその出来事を面白がって楽しむ方が自然かなと思うんですが……。あれだけイキっていたキャラがブルブル震えて憔悴して、果ては香藤を虐めていた同級生を消しに回る……、うーん、小物感満載すぎる。ヤンデレ、闇BLスキーとしてはボタンの掛け違いのような解釈違いな闇展開に「こうじゃないんだよなぁ……」の連続でした。闇BLというよりは、パニックホラーBL系?でしょうかねぇ…。そもそも同級生が香籐虐めたのってお前のせいだぞ、という特大ブーメランが……(以下略)
    あまりでん蔵さんの作品を沢山は読んでいませんが、あんまり闇BLは向いてないかもしれません。
    これは私の願望ですが、事故後心の声が聞こえる織田が更に傍若無人になっていき、その中で出会った香藤だけが声が聴こえなかった。何故あいつだけ声が聴こえないんだ?気になる、何を考えているんだ?ふざけるなよ……、とかいう展開の方が更に香藤を虐められるし執着の対象にもなるし、囲う達成感もあると思いませんか?
    本作の展開だと絶望感が上滑りしてるんですよね……。
  • 髪と罅

    7区

    解釈が若干難しい
    ネタバレ
    2023年5月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ あくまで私の解釈でコメントします。
    結論を言うと、大志が好きだったのは松田ではなく、最初から国良だったという事だと思いました。
    大志は国良に好きな相手がいるという会話をドアを隔てて盗み聞いた時、その国良の表情に釘付けになり、自分も好きな相手が出来れば国良にその表情を向けて貰えるのではないか、と思った。なので大志には好きになる相手が必要だった。その相手はクラスでも人気者の「松田」であり、一般的にはこの「松田を好きになる」という行動が自然であり、更に国良に認められる行動になるのではないか?と思った。
    ただし、この時点で大志は国良への恋心は自覚していなかった。なので、大志は「自分は松田が好きだ」というマインドコントロールをかけたような状態になる。
    しかし国良はただ話を受け止めるだけではなく「協力するよ」という変則的な返しをしてきた。そこが大志の誤算だった。
    本人も国良への恋心を確信していない状態なので、それからの流れは引くに引けなくなってしまい、2人は遠回りをする道に進んでしまった……。
    ………でしょうかね??
    漫画としてだいぶ説明不足な箇所が多く、読者が掬い上げて読み取らなければいけないので解釈が難しいなと思いました。せめてネタばらしの部分はもう少し分かりやすい方が良いなと思いました。実際、大志は松田を純粋に好きな恋心はあったのかもしれません。ただ、後半の国良との対話で「それが俺の好きな松田だから」に傍点が入っており、そこを強調しなければいけない心理状況が大志にはあると言う事です。
    分かりません、この解釈は私の妄想かもしれません。
    ただ、小さい頃から大志は国良の言葉に救われており、結果髪を伸ばすに至る行動も、国良が居なければ成り立たなかったと言う事だけは事実だと思います。大志は伸ばした髪を鬱陶しく思っており、でも国良が言ったから、国良の希望の為に伸ばしていた訳です。
    この漫画はキャラが発している言葉と、その言葉に含まれている裏の言葉、そして本音の違いが交差するので、まともに字面だけを追っているだけでは「?」となってしまうかもしれません。
    漫画の雰囲気は好きで、キャラも好きでしたが、もう少し親切な展開だともっと良かったかなと思いました。要は国良が最高に良い男って事です。
  • 今日、俺んち寄ってく?

    みーち

    なかなか良い
    2023年4月21日
    この作家さんのギャグは正直合わず、何が面白いのか全くわかりませんでしたが、真面目な話も描けるんだーと思って買ってみました。
    まぁ特に変わった設定とかはなく普通のBLって感じですが、絵柄も地味な系統なのでマッチしていたと思います。
    今後もギャグ漫画は買いませんが、こういった普通、もしくはシリアス展開だったら読んでみようかなと思いました。
  • 体感予報【描き下ろしおまけ付き特装版】

    鯛野ニッケ

    ん?あれ?
    ネタバレ
    2023年4月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画の仕事の件はどうなったんで?
    別に両思いになるのは良いけど、どうせならあんだけ凹んでいた漫画の仕事も上手く行って大団円の方が良かったのでは?マジでただのヒモ……?
    最初から最後まで流されただけの受けって感じ。
  • ドラマにならない僕らの話【電子限定漫画付き】

    河飯じろう

    普通に両思い
    ネタバレ
    2023年4月20日
    このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー見てどんな感じかな?と思いましたが、ラストは普通に両思いでした。攻めが超絶受けに一途で執着していないと駄目な人には攻めが軽薄に見えるのかも?お互い失恋してからの付き合い始めなんで、気持ちの変化の過程が良かったと思います。
    最初はお互い寂しくて身体の関係から始まったとしても、まぁあれだけ会って身体重ねていたら情はわきますよね。
    キャラ的に違うのかもしれませんが、攻めが受けに嫉妬するシーンがあれば一途推しの読者さんには良かったのかもしれません。わかりにくいけど受けに構って貰えず寂しいと思っているシーンなどはきちんと描いてあるので、私はそこまで気になりませんでした。どうでも良い相手にはどんな態度取られても気になりませんからね。
  • 棺にさよならの花束を

    rosca

    もう一声
    ネタバレ
    2023年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ もう少し捻りがあれば良かったかな…。中盤からラストまでの畳み方は少し安易に感じました。ハッピーエンドになるんだとすれば、最後の決断までにもっと引きが欲しかったです。この作品はBLではありますが、絡みのシーンが全く色気が無いので全カットして良いと思いました。ブロマンス的なラストで、最後の最後に身体を重ねたいと一瞬過ぎったから思い留まる…、というような流れの方が綺麗で盛り上がったのでは?個人的にはもっと突き詰めてメリバにしても良かったとも思いました。
    話の流れに関しては、序章から同じようなテンポで最後まで進んでいくので、いまいち盛り上がりに欠ける印象です。
    話の引きと、見せ場と、どこが一番盛り上がるのかをもっと意識していればより心に残ったかなと思います。
    テーマの割に漫画に「静」と「動」が無く、ずっと「動」なので、情緒を揺さぶるには弱いです。死生観に関して特に異論はありませんが、私のように捻くれた感性を持った読者には少し退屈かもしれません。
  • クロ、お嫁さんよ 【電子限定特典付き】

    高橋なめ子

    面白かった
    ネタバレ
    2023年4月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ただ、序盤のテンションが途中から失速してしまったのは残念だった。前半は★5という感じだが、思っていた以上にページ数が長く、冗長な印象になってしまった。去勢するぞ〜から去勢までの流れはあまり話も進んでいないので、もっと簡潔にまとめて良いと思った。
    去勢の流れをもっと簡潔にして、飼い主さんの息子さんもBLだった……とかであればもっと振り切れてて良かったのかもしれない。それくらいのエピソードは詰め込めたページ数な筈。惜しい。
  • 溺愛スリーピングボイス

    茶野まめこ

    受けが女子すぎる
    ネタバレ
    2023年4月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 年上のノンケ男子なのに、口調や仕草がまるで女子高生みたいで、そこがかなり気になってしまっていまいち盛り上がれませんでした。すぐ泣くのもどうかと思いました。
  • 愛してるから嵌めさせて

    凡乃ヌイス

    良いヤンデレ
    2023年4月12日
    最近単話は買ってなかったけど、これは良いヤンデレ読み切りだった。
    狂った執着攻めほど素晴らしいものはない。
    綺麗に完結しているので、これ以上の爆弾設定が無い限りは敢えて長編にする必要無いかなと思います。
  • 腐男子の俺が陽キャ幼馴染に迫られてる件【シーモア限定版】

    雪潮にぎり

    割に良かった。
    ネタバレ
    2023年4月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がかなり稚拙なものの、幼馴染が好きなのでサンプルを読んで購入しました。
    ド定番な設定と展開ではありますが、絵だけではなく漫画そのものが丁寧に描いている事が伝わってきて良かったと思います。
    先にも明記した通り、画力は心許ない部分がありますがアップのシーンなどドキッとする表情は各所にあり、今後の上達次第で更に魅力的な作家さんになるかも、とは思いました。画力に関してはとにかく練習あるのみだと思いますので期待します。
    話も全体的に丁寧に作り込まれており、思う部分は数箇所ありましたが許容範囲でした。
    特に受けの子がすぐに流される事なく、きちんと拒絶するのが良かったです。最後の方で攻めを好きになった理由はいまいち分かりづらかったですが、最後まで楽しく読めました。
    欲を言えば受けが汚してしまった洋服を攻めが捨てるシーンを、汚れたから捨てるのではなくあの時の一悶着で破れてしまったから捨てるとかにして欲しかった。寮生活だったら洋服なんか自分で洗えば良いじゃん、と思ってしまう訳です。裁縫だったら大学生男子なら出来ないと思いますが、洗濯だったら自分で出来ますよね。
    これはあくまで私の趣向ですが…、攻めには受けの吐瀉物さえも愛して欲しい。そりゃまぁ吐瀉物は汚いですけども、あそこで捨てると言う言葉が出てきたのが受けを拒絶しているように思えて勿体ないなと思った次第です。何を言っているのか分かりませんよねすみません完全に個人の趣味です。
    いや普通は捨てると思います。普通なら。私も多分捨てます。でもこれは漫画でありBLであり普通ではない訳です。
    小さい頃から大学まで追いかけてくる位には好きな訳ですから(ですよね?そうじゃなきゃ普通幼馴染が大学まで一緒なんて無いですし)攻めの隠れた執着みたいなものや、とにかく可愛くて大事にしたいんだって所をもっと見たかったかなとは思いました。
    我ながら拗らせている持論感想で申し訳ありません。
  • 神さま、どうか手をとって

    ハルモト紺

    良かった。
    ネタバレ
    2023年3月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コメディ漫画からこの作者の作品に入ったので、どうかな?と思いましたが、ラストまで一気に読めました。ノエのキャラは個人的に好みでは無いんですが、話が綺麗にまとまっているので面白かったです。
    そしてとにかく絵が綺麗。コメディの時も綺麗だと思っていましたが、シリアスだと更に書き込みも増えるからか、一層際立ちますね。
    今後もシリアスが読みたいです。
    大まか満足ですが、ただひとつだけ、ノースランド卿には痛い目にあって欲しかった。それをクリアしてくれたら星5でした。狡い大人だけが得をして終わるのはモヤモヤが残りました。
  • at Lilac Hotel【コミックス版】

    井ノ宮みや

    退屈
    ネタバレ
    2023年3月19日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 自分には合わなかった。全てのキャラが何も聞いていないのに全部ご丁寧に心情を吐露してくれるので、大きな事件みたいなものも無し、いざこざのようなものも即解決。非常にゆるふわなBLでした。退屈すぎて読み飛ばしたので記憶に残るエピソードもありません。
  • 毒を喰らわば皿まで

    十河/斎賀時人

    ひとまず2巻まで読了。
    ネタバレ
    2023年3月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 回りくどい文章と、独特な言い回しは若干面倒くささを覚えますが、1巻を最後まで読み終えた時の満足感は素晴らしかったです。
    智将である宰相が主人公な為、全てにおいて行動よりも根回しと計画が全て、という展開です。ただ、甘い沙汰など下されず見事にザマァされますし、毛嫌いしていた相手すらもズブズブと沼に籠絡する展開はお見事でした。
    若干残念に思うのは、恐らく1巻を出した時には続ける予定ではなかったのか、ラストがよくある「数千年後……」みたいなおとぎ話展開で〆られている事でした。正直、この文章が無ければ星は5つだったと思います。個人的にこういった「現在はもう居ない」と分かるような〆が苦手なので、この〆は本当にこの話が完結して、もう続きが絶対に出ないとされる最終巻でして欲しかったです。この文章がある為に2巻を読んでも3巻を読んでも、「…いや、でも結局この国滅ぶんでしょ?」という考えが頭を過ぎってしまい、虚しさが出てしまうんです。今からでも削除して欲しいくらい。
    今は3巻を読んでいる途中ですが、割と読み上げるのに脳を使うのでゆっくり読んでいきたいと思います。
  • オッサンの異世界は、何故かハードモード。

    画狼/北沢きょう

    言うほどハードではない。
    2023年3月7日
    主人公があっけらかんとしているからか、奴隷の割には悲壮感が無い。ひとまず本編は読みました。総じて面白かったかなとは思います。
    死にそうで死なない…みたいな展開の繰り返しが多く、もうちょっと盛大に事件が起こっても良いのでは…なんて思いながら読みました。
    最愛の人が死んでしまって冷徹になった攻めは良かった。目の前に居るのに気づかれないスレ違いの切なさも良い。
    ただ、やはり文章の稚拙さ、乱雑さが気になってしまって、後日談を前にして一旦本を閉じてしまいました。続きはまた気が向いた時に読もうかなと思います。
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  • 凍土の王と千年の夢

    日野晶

    良かった。
    ネタバレ
    2023年2月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ヤスヒロが本当に消えてしまったシーン、ウラジーミルは一体どんな気持ちだったんだろうなぁって思ったら涙が出てきました。
    好きだと自覚したら好きな相手が消えてしまうなんて、切なすぎてたまらない。
    愛を知らないよりはずっと良かったなんて思えたのはずっと後の話だろうに、寂しくも良い人生だったのでしょうかね。
    最後の完結のさせ方はかなり強引でしたが、描き下ろしでその後の補足がされていたので良かったかなとは思います。
    ただ、ヴァーヴォは前世の記憶があるのでしょうか?そしてそれはいつ共有されたのか?その辺がかなり分かりづらく思いました。もう少しページがあった方が…とは確かに思わなくもないですが、別に今のページ数でもその辺に触れた終わらせ方は出来たと思います。そこが残念でした。
    いいね
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  • 最低な男の腕の中

    北野仁

    サラッとした話
    2023年2月26日
    よくある設定の、よくあるカップル話だった。特に感情移入する訳でも無いけどサラッと読みました。それよりも、途中で暴言吐いた同郷と髭グラサンは何もお咎め無しなんですか?そこが唯一モヤモヤする。
  • 花嫁と三人の偏愛アルファ【特別版】

    エナリユウ/YANAMi

    うーん…?
    ネタバレ
    2023年2月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 個人的に主人公の晶の性格が無理だった。
    政略結婚とはいえ、家業を助けてくれた相手に対して不平不満を散々こぼして文句ばかり。実家でも別に虐たいされていた訳でもなく、良いところのお坊ちゃんとして大事に育てられてきたのにも関わらず、発情をきっかけに学校に通えなくなってしまった事だけを恨みつらみ、夫達に対してネチネチとしつこく同じ事をずーーーっと言い続ける。
    とにかく中前半はずっとそれなので、あまりにも不幸自慢が繰り返されるので辟易として「もう良いよ……」とリアルに声が出てしまいました。
    自分が世界一不幸だとでも思っているかのような振る舞いが全く理解出来ず、かといって現状を打破する為に自分から歩み寄る事も勉強する事も何かを成し得る事もせず、結局他者から与えられた物を享受するだけの主人公でした。思考回路がとにかく卑屈でひねくれているので、夫達がどこに惚れたのか全く分からず。「見た目が美しい」という表現しか汲み取れませんでしたので、特に話を読む小説ではなかったのかなと思いました。
    特に三男に対しての学生時代の対応、及び心情が全てを物語っていると思いました。普通に滅茶苦茶性格悪いと思います。
    文章も、モダンな雰囲気を目指しているのかと思いきや、数カ所 下ネタみたいなコント的やり取りがあり、それも眉を顰める原因でした。暗いのかそうじゃないのかどちらかにして欲しい。
    誤字は数箇所ありました。
    いいね
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  • Rebirth~聖騎士は二度目の愛を誓わない~

    小中大豆/奈良千春

    まずまず
    ネタバレ
    2023年2月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 評判が良かったので読んでみました。いわゆる回帰モノ。前半の文章に比べると、後半は駆け足気味に感じた。後半にいくにつれて誤字も若干見られた為か、中盤からは急いで結末まで締めくくったのかなという印象はあります。
    冒頭の断罪シーンと対となる、復讐シーンですが、冒頭と比べると若干期待とは違う方向へ進んでしまっていた為か、いまいち物足りなく思えました。
    猫の姿をしたルチーフェロが「悪魔」として神の鉄槌を下す訳なんですが、どうもチート過ぎるというか、前半は鳴りを潜めていた割に唐突にラスボスが手柄を横取りしてしまったような、キョトンとした心情になってしまいました。せめてこの世界が剣と魔法の世界であればもう少し違和感なかったかもしれませんが、普通の次元の話で、回帰を願ったアレッシオに対して悪魔のルチーフェロが応え、時を戻すという絵面はちょっと納得できませんでした。更に、ルチーフェロが神罰を下すシーンも、契約しているのはアレッシオであり、何故ガブリエーレがそこに介入出来るのかが疑問でした。他者の命を捧げるという因果律を破れる存在は契約者のアレッシオだけだと思うので、ガブリエーレが宣誓するシーンも違和感を覚えます。それらを全部取っ払ってルチーフェロが神罰を下す山場は、かなり強引に沙汰を下すなぁ…と、気持ちが凪いでしまいました。せめてガブリエーレがいわゆる聖女的な存在であるとか、冒頭シーン、もしくは回帰後から因果律を破れるような存在であるという何かがあれば復讐シーンにも納得出来たとは思いますが、前半ミステリー、後半いきなりマジカル展開という温度差にちょっと困惑しました。
    ガブリエーレもあれだけ凄惨な拷問や裏切りを受け復讐を誓った割に、思っていたよりもかなり簡単にアレッシオと再び恋仲になってしまいましたし、言うほど復讐していない感……。アレッシオ自身の懺悔後悔シーンが全く足りないと思うのですよ。結局カルロ達も即死なんだとしたら苦しまずに逝った訳ですし、ザマァ感が足りない。
    ネタ自体もそれほど難解なものではないので先が読めたのもいまいちスッキリしない原因かもしれません。恐らく、回帰モノを読み慣れた人だと想像できる範囲かと。それでもまぁ、文章の美しさと、ガブリエーレのキャラの良さ、挿絵の美しさなどを考えればまずまずは楽しめましたが……。濡れ場が少なめなのも少し残念ですね。
  • モフモフ異世界のモブ当主になったら側近騎士からの愛がすごい

    柿家猫緒/LINO

    面白かった
    ネタバレ
    2023年2月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻読了。異世界転生モノ。最初から最後まで面白く読めました。獣人話で、オオカミ+ハイエナ×キツネ、の3Pモノ。個人的にはリュカの初めての相手がピートで、それからヴァンだった事に大満足。ピートはスラム街で苦労して生きてきた過去があるからか、無骨な言動に反してリュカとのエッチがとても優しいのがギャップがあって良い。対してヴァンは高貴な貴族として育ったお坊ちゃまなので、色事に関して不器用と経験不足からリュカに対して全く余裕がない拗らせ対応をしてしまうのが更に良い。
    ラストの展開まで無理なく読めましたが、敢えて更にわがままを言うとすれば、ピートと関係を持った後にヴァンともかなりアッサリ関係を持ってしまった事がちょっとだけ違和感でした。もうちょっと葛藤や、ピートに対しての罪悪感とかあっても良いのでは?と思いました。あと、ヴァンがリュカとピートとの関係を知った時に絶望したシーンなどは細かく読みたかったので入れて欲しかった。
    それと、魔王との戦いの時にリュカが使った魔法「神籬」ですが、もっと大々的にリュカが使用したと分からせて良かったと思います。せっかくの大技なのに、周りは何が何だか分からない…、みたいな態度でちょっとガッカリしました。主人公はラストでチート能力を発揮してこそ読者もスッキリするので、リュカの当主としての力を見せつけて欲しかったです。それが後半の盛り上がりがもうちょっと…、と思った原因かなと思いました。周りはリュカが神籬を行使したと分かっても良いと思いますけどね。それと、そんな大技を使った後なのに元気いっぱいのリュカにはちょっと違和感でした。魔力使い果たして1ヶ月くらい寝込んでも良いのでは…。
    最後に、和平後にネモとリュカが通じてる事に関して、前文で「レイナルド家が密約を交わしたから戦闘は終結した」…とリュカが言っているのに、「戦闘後も魔王とリュカが通じている事はピート、ヴァンしか知らない…」というのも何故?となりました。そこは隠す意味がわからないし、別に魔王がリュカを気に入ったから時々会いに行く事が平和の条件になった、でも構わないと思います。レイナルド家と密約があったと明言しているのだから。
    つらつら書きましたが、文章も読みやすいし面白かったと思っています。続編も出るそうなので、楽しみにしています。
    いいね
    0件
  • 神竜王は異世界オメガに跪く~発情の白き蜜~【特別版】(イラスト付き)

    眉山さくら/黒田屑

    イラスト負け
    ネタバレ
    2023年2月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 想像していたような面白さではなかった。イラストが美麗なだけで、中身は退屈でした。とにかく、主人公の璃人の性格、思考回路、行動全てが残念すぎました。頭が良いという設定でしたが、とてもじゃないけれど知能が高い子とは思えません。異世界に飛ばされた直後などは特に、ギャンギャンと品のない口調で騒ぎ立てるだけで、「いや、まず話を聞けよ…」と何度も思ってしまった。
    その後もろくに深く考えず、思い付きで突飛な行動をした結果墓穴を掘り事件を起こすばかり。そしてずっとそれを後悔する思考回路の繰り返し。学習能力という言葉が全く無いようで、とにかく自分の自我ばかり周りに押し付けている印象でした。とてもじゃないけど全く魅力を感じません。
    特に酷かったのは寮での自己紹介の時に「自分はこの世界の因果を変えるほどの力が授けられてます!」といとも簡単に吐露してしまったシーン。椅子から転げ落ちるかと思う程驚きました。普通、異世界人って事はトップシークレットだと思うんですけども……?
    そもそも、主人公はかなり希少な存在であるのにも関わらず学校に簡単に通わせる意味も理解できない。保護すると共に監視や研究対象として国が全権を担って然りだと思います。なのにそんな事よりも知られてはいけないのがオメガであるという設定で、頭の中が疑問符だらけになりました。優先順位逆では??
    結局、他の十二人の神獣王も出てこず、ヴィルの圧倒的な魔力云々……も体感できず、璃人の感情論で強引に話を押し通して完結した印象でした。
    特に後半は文章もとっ散らかっており、急いで終わらせたのかなと思いました。
    せめて璃人の性格が良ければ楽しめたのかもしれませんが、読むのが苦痛なレベルでそれも無理で…。
    ダミアンには敬語なのに一番偉い国王のヴィルには初対面からずっとタメ語なのも滅茶苦茶気になりました。普通に失礼だし、浅はかすぎる。だからヴィルの存在も軽いものとなってしまっていると思いますよ。
  • 愛を誓って転生しました

    火崎勇/ミドリノエバ

    特に深みは無く軽い話
    ネタバレ
    2023年2月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いわゆる輪廻転生モノですが、あらゆる転生モノを読み漁った私からすると、捻りがなさすぎて退屈でした。2本立てとなっていますが、2本を1本にまとめてもっと盛大でドラマチックな展開にしても良かったのでは…、と思いました。特に前半の話は予定調和の範囲から全く出る事はなく、読み始めから展開が読めてしまったのでかなり退屈でした。
    2本目読むのをやめようかと悩みましたが、奮い立たせて何とか読了。2本目の方がまだ山場があり読めましたが、従兄弟との確執が放置で終わったり、未来の思考回路に女々しさを感じすぎてしまって、先が気になると言うより唸る頻度の方が多くなってしまいました。(特に従兄弟がLGBT後進国と罵倒したエピソードは不快だった…)
    そもそもこの話は「異世界転生」なのか、同次元での「輪廻転生」なのか、そこも明確になっていない為に、軽く転生モノに触れただけ、という中途半端な印象となっています。自分だったら前世の記憶がそこまで明確にあったら、史実として存在したのかどうか、まずは調べまくると思うんです。そこで欠片でも糸口を見つけられたら真実味が増しますし、決定打にもなりますよね。そもそも王女だったなら国名や情勢くらい覚えてるでしょうし。
    でもそういう事も全く無い為、全員が全員、記憶だけで話を進めていきます。誰か一人くらい世界史を調べても良いのでは??(笑)
    作者が話を広げるのが面倒だったのかもしれませんが、読み進める程にせっかく転生モノを読んでいるのに、良い所何も無いなぁ……と思ってしまいました。結果としてかなりお粗末な、過去→現代のテンプレートすぎる転生物語と化してしまった気がします。魔法ひとつでも使っておけば異世界転生か、と思えたでしょうが、それでもやっぱり記憶の中の前世の出来事があまりに普通すぎて…、琴線に触れる事はなかったでしょう。
    キャラクター全員に魅力が無かったのも退屈な話となってしまった原因かなと思います。
    キャラも駄目で、エッチシーンも退屈で、話も平坦となれば、まぁ星2が妥当かなと……。
    それと、二人が連絡を取り合う手段がメールしか無いのも本当に違和感で、今どきメールでしかやり取りしない恋人同士って…?と思ってしまい、何とも文章に時代と年齢を感じてしまいました……。
    あとがきにありましたが、これでグレンが転生者じゃないという別パターンだったら私はキレてたと思います。(笑)
  • 転生したら殺人犯に恋人宣言されました

    松雪奈々/笹原亜美

    アッサリと読みやすい
    ネタバレ
    2023年2月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭の印象からだともっと難解なミステリーという期待も抱かれそうですが、かなりアッサリとしたプチ探偵モノでした。文章もまさしくライトノベルという感じなので、読みやすいと思います。
    二人の絡みもたっぷりとあるので、記憶を取り戻すまでの展開はそこまで不満はありません。ただ、記憶を取り戻した時はもっと情熱的に盛り上がって欲しかったなぁと思いました。記憶が戻ったという事にジュードはもっと感動して良かったと思うし、仲直りセッ…も、最低でも2倍以上のページ数が欲しかった。
    オチが二次創作の世界というのも、それで良いのか…?という疑念が拭えない部分があります。オリジナルではなく二次創作と言われてしまうと、完全に嘘の世界な訳なので、そこに主人公が転生したと言われると、もうそれは完全に生きた世界ではなく死んだ主人公の概念で成り立っている虚像の死後の世界なのでは…、みたいな余計な事まで考えてしまいました。単純に違う行動を取ったから世界線が変わったという設定では駄目だったんでしょうか。そうしたとしても特に問題なかったと思いますけども…。そこら辺が若干モニョる要因なのかなと思いました。
  • いつまで代わりでシましょうか【単行本版】【電子限定特典付き】

    成瀬一草

    今日は俺の葬式だ
    2023年2月1日
    良いリーマンBLでした。昼間キチッとしていて、夜はエロいリーマンは良いですね…。
    冒頭、幸せそうな結婚式からの、2P目で「今日は俺の葬式だ」というセリフの秀逸さに感嘆しました。これはとても良い、センスのあるモノローグ。ここで一気に引き込まれました。
    からの、ヨシヨシセッ……は大変素晴らしく良かった。その後のネタバラシやすれ違い、両思い…までの展開、完璧です。続編欲しい。
  • 繋ぐ指先、瞬く世界【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

    しのだ楚芭

    もう一声…
    ネタバレ
    2023年2月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ノンケ同士?なのかどうか分からないけど、恋愛対象の話を一度もしていない同性相手にああいった場面で好きだと言われたら、自分なら「同性として人間性が好き」と言われたと受け取ります。男女モノだったとしたら今回の話の展開で問題ないと思いますが、BLと考えると余りにもスムーズに恋愛感情を理解してしまったので、どうにもそこが納得出来ませんでした。亘くんがゲーム製作者であるというネタが一番の見所として描かれていましたが、それは1話か2話くらいでネタバラししてそれ以降は2人がきちんと恋愛に落ちていく過程を描いた方が良かったのでは、と思います。
    正直あの出会いからの流れで2人が何の弊害も無く恋愛感情を抱ける理由も説得力も全く無く、「この2人はBLとして考えたのでくっ付く予定です」というゴールが決まっている為の展開としか思えませんでした。過去配信していた主人公というネタは面白かったのに何故そこをもっとフォーカスしてくれなかったんだろうと残念です。正直主人公の性格だったら、実は攻めがゲームの製作者だと知ったとしても「そうなんだー凄いね!」と普通に喜んで終わりそうなのに、それを理由に遠ざけるのも話として無理があると感じます。例えベタな展開だとしても、亘くんの恋愛対象が男性で、ノンケにちょっかい出してしまった事によりそれが気まずく距離を置く…、とかの方が余程色気があるのではと思いました。恋愛にいきつくまでの焦点があまりにもズレている為、ドキドキ感が皆無です。作中のキャラ同士間だけで話を自己完結させるのではなく、読者に対しても色気やドキドキ感を魅せる表現力が必須だと思いました。
  • お前に抱かれるなんて聞いてない!~ハマった男はAV男優【単行本版/電子限定おまけ付き】

    夏原サイケ

    特にハマらない
    2023年1月19日
    作者の初期単行本を読んだことがあったんですが、その時もタイトルやネタの割に漫画があっさりな印象でした。サンプルを読んで気になったので購入してみましたが、やっぱり流し読みをしてしまう展開でした。主人公に魅力を感じませんしエロも特に濃厚ではありません。1巻だけの購入でしたが恐らく全く好みな作者ではないので早々に離脱します。今後はこの作者の作品は買わないと思います。何故こんなに人気があるのか疑問視します。
  • サディスティックオープンマインド 【電子限定特典付き】

    加東鉄瓶

    中盤から失速
    2023年1月17日
    1〜2話が一番面白かった。中盤からはエロも普通のエロになってしまって、言葉では色々言っているけどその行為が漫画として描かれる事はありませんでした。初期の濃度で駆け抜けていって欲しかったですが、中盤からは退屈になってしまいました。絵も中盤から簡略化されたように見えます。ページ数が多い割にあまり実りがない印象となりました。サンプルでは分かりませんが、攻めは執着サイコという設定です。(中盤からその設定を持て余している印象)
  • 巣ごもりオメガは後宮にひそむ

    晦リリ/星名あんじ

    良かった。
    ネタバレ
    2023年1月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 良いオメガバースだった。攻めのイズディハールはカッコイイ上にアルファらしく執着も有りだし、何よりオメガのミシュアルが純情でとても可愛い。お互いが番と分かった時の両思いセッ…はとても良かった。(もっとページあっても良いくらい)不満点を敢えて言うなら、塔に乗り込んだ時のミシュアルはもっと活躍しても良かったと思う。せっかく剣技に長けていると本人も自覚しているのだから、お披露目シーンは丁寧にたっぷり書いてあげて欲しかったと思います。それと後半の種明かし部分もやや冗長なので、簡潔に纏めた上、2人の後日談が少しあっても良いかなと思いました。中盤くらいまでは息を潜めるように蚊帳の外に置かれているミシュアルにちょっと笑いますが、その点を鑑みても周りがビックリするシーンなどはもう少しあっても良かったかな。文章に関しては「てにをは」が若干怪しいのと、前後部分での言葉の重複がかなり多いです。(例「…少しだけそうじゃないかと、少し思った」みたいな)あとは、誤字脱字も若干あります。とはいえ、概ね満足です。続きあれば買いたい位には良かった。
    いいね
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  • 勇者パーティーを追放、引退、そして若返った二度目の人生でも、やっぱり貴方の傍にいる

    薄影メガネ/兼守美行

    設定が甘い
    ネタバレ
    2023年1月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ネタは面白いのに、それをほぼ生かせていない印象。最も苦痛だったのは文章の80%が雑談と説明である事。起承転結のいわゆる「転」部分はほぼ皆無で、一番盛り上がったのは序盤の断罪シーン。説明シーンが多いのは素人が多いなろう系の悪癖だと思っていますが、今作は顕著にそれが出ていると思いました。ともかく設定が甘い上に説得力が無い。そもそも、ルーカスの事を思ってパーティ追放を決めたのであれば、冒頭の断罪シーンは王子とルーカス2人だけの会話で良かった筈。それを大衆酒場で多勢に無勢状態で断罪する必要は全く皆無では?ただの虐めでしかないし、いくら周りを買収した状態で行ったとしても、関わった人数が増えれば増えるほど情報漏えいなんて当たり前にします。パーティから抜けさせる事が目当てであれば、心酔している王子からの拒絶だけで十分だったと思います。大人数からの断罪という体の方が絵になるから…という理由なのかもしれませんが、いわゆる胸糞設定の割にはその後のざまあ展開がグダグダ。スッキリはしません。それに両思いになる流れも、一体いつから王子がルーカスを想っていたのかがかなりふんわりしていて分かりづらい。中年だったとしても関係なくルーカスを愛するつもりだった的な確固たる意志が全く見えてこない。読者が欲しいのはそこの執着。結局若いが勝ち、みたいな、ご都合展開となり、その辺りで一気に萎えました。王子の父親に関しても、今になって「自分が身請けても良い」と言い出す意味が全く分からず。今になってそれを言うなら過去の時点で受け入れるべきでは????片思いだったのならまだしも、恋人同士だった訳ですよね??どんだけ無能で意気地なしの王様でしょうか。そんな事言うなら過去も手を出すなよと思います。手を出していないなら息子をたきつけるつもりで言ったという体で納得出来ますが、手を出していたなら話は別。どういうつもりでそんな事言ってるんだろう?更に勇者の証が物理的外傷で失効するという設定も、普通に戦闘でも外傷を受けるだろうに、そんなに簡単に失効してしまう勇者の証って何?と思ってしまいました。故に全編通して王子の存在感が軽い。自ずから何も動いておらず、設定のみで実権を握っているだけの状態。魅力は薄いように思います。文章は読みにくい事はありませんが、稚拙です。シリアス設定なのに途中途中ギャグ調になる箇所がかなり気になりました。
  • ふくしゅうがとけない

    時羽兼成

    割と良かった
    2023年1月6日
    思ったより全然暗くなかった。始まりこそ重そうな始まりですが、普通に全員両思いの3Pカプです。個人的にはもっと救えない位にエグ暗くても良かったかなと思いますが、これはこれでライトに読めて良いんじゃないでしょうか。話の比重を比較的エロに振っているので物語としてはライトな印象になったのかなと思います。話を重くしようと思えばもっともっと出来たかなと思う箇所がありますが、個人的には割と満足しました。普段甘い話しか読んでいないけど、暗めの話も読んでみたい!という方には入門編として良いかもしれません。
    いいね
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  • 妃教育から逃げたい私(コミック)

    菅田うり/沢野いずみ/夢咲ミル

    2巻までで良い
    ネタバレ
    2023年1月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻はかなり蛇足な話。読まなくても良いと思う。始終ドタバタすぎて、もっと恋愛モードを見たかったと思う。その辺が満足できない所かなと。あと、兄の性格やキャラも嫌いじゃないけど、自分の妹には自分の野望の為に王太子妃にさせる事をゴリ押ししておいて、自分は恋愛結婚しようとするのって都合良すぎでは?と思ってしまった。結局レティも恋愛結婚といえばそうなんだろうけど、10年間心を殺して辛い日々を過ごしたのって軽い出来事じゃないと思いますけどね…。
  • 異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います

    ばち/蓮水涼/まち

    いやいや
    ネタバレ
    2022年12月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 毒殺幇助までした使用人は一族郎党斬首したのち見せしめに城壁へ晒してもいいレベルですよ?結果的に毒を飲んだのはフェリシアだけですが、王太子が口にして死んでしまう可能性もあった訳ですよね?王族が死ぬかもしれないんですよ?大罪ですよ?そんな大変な事が、婚約者である立場の王女が許したからってまかり通る訳なくないですか???まだ結婚してない時点で王女は外国人な訳ですから、いかなる決定権も発言力も無い筈ですよ??王太子の国の宰相は何をしているんですか?国として終わってますけども?童話の世界??意味が全くわからない…。日本の漫画ってこういう謎なユルフワ展開になってしまうから本当に物足りないし、こんな甘い話の展開になってしまうのであればよもや王族である必要性が皆無だとさえ思います。しかもヤンデレを謳うのであれば、威厳がありやる時にはスカッと断罪して貰わないとただの腑抜けでしか無い……。自分に頼って欲しかったから使用人の裏切りを放置していたという部分は面白くもありましたが、断罪しないのであれば話は別。一度裏切った人間は二度裏切りますよ。全てが甘い。続刊は買いません。ただまぁ2巻を読んだ時点でどうにも腑に落ちなく、レビューを見たら同じ箇所でモヤモヤしていた人が結構居たのでその辺は安心しました。
  • 離婚しやがれ、α様【単行本版特典ペーパー付き】

    紺色ルナ

    それなり
    ネタバレ
    2022年12月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 設定は嫌いじゃないのでまぁ読めましたが、描きたいシーンだけ勢いでなぐり書きしたような印象の漫画です。雰囲気漫画といった感じ。超ライトな話を読みたい人には良いんじゃないでしょうか?色々ツッコミどころ満載でしたが……、後天性オメガの説明はもっとしっかり入れて欲しい。あまりに軽く流されてて「どういう事??」ってなりました。あと兄貴は金持ちの割にやる事が小物すぎでは??学校に来てんのも「何で????」って笑ってしまった。超能力者??攻めが後悔するシチュは好きなので、まぁ、良かったのはそれくらいですかね…。
  • 魔女の弟子と魔眼の王の初恋

    名倉和希/サマミヤアカザ

    まぁまぁ
    ネタバレ
    2022年12月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 普通でした。特に変わった展開がある訳でもなく、可もなく不可もなしって感じです。
    溺愛なのは溺愛なのでしょう。それも定番な感じの溺愛攻め様でした。受けの子はひたすらいい子で、気が良すぎるので読む人によっては苛々するタイプかもしれません。その辺は私は別に気になりませんでしたけども。
    タイトルと表紙イラストから期待したような内容ではありませんでした。タイトル負けしてるかなーと思います。
    少し前に読んだ、別の作家さんの皇帝×人質王子BLが素晴らしかっただけに、どうしても比べてしまいました。そちらと比べてしまうと、こちらの作品はいまいち王様の有能さが伝わらず……。
    いや、もっと上手くやれよってちょっと突っ込んでしまう部分が何箇所もありました。いくら議会で承認されようとも、王宮の費用は税金から出ているだろうに…、自分の勝手にさせろって言っちゃあ…、おしまいでは……、なんて思ったりしてました…。国民激おこですよ……。
    皇后室への嫌がらせに関しても、愛妾への嫌がらせなのは分かるんですけども、自分の奥さん的な存在な訳ですので、そら国王だって部屋に入るの当たり前じゃないですか。
    その被害が国王に及ぶかもしれないっていう考えに何故有能な侍従が至らないのかと…。嫌がらせが子供のイタズラレベルなんだよなぁ。
    結局解決までの展開も感情論の吐露合戦で、いまいちコレジャナイ感が……。
    話の展開や上手さを読む作品では無かったみたいです。話はあまり膨らみませんでした。ただ、とりあえず溺愛されていますので、甘いのだけ軽く読みたいって方には良いのではないでしょうか。
  • 双子の王子に双子で婚約したけど「じゃない方」だから闇魔法を極める

    福澤ゆき/京一

    大変だった…
    ネタバレ
    2022年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いやー……、途中までの不憫展開があまりに可哀相すぎて「もう無理……これ辛すぎて読めない……」と項垂れ、何度も何度も読むのを断念しようかと思いました。(笑)
    畳み掛けるような不憫イベントの連発なので、ページを捲る手が震えましたよ、ええ……。
    最終的に溺愛ENDになったのでOKです。
    かなり良かった。
    個人的には満足しました。
    ただ、最後まで誰とくっ付くという事は明確にされず、王子二人→→シュリ、みたいな終わり方だったので、物足りなく思う人も居るかもしれませんね。
    私は個人的には闇落ち執着攻めが好きなので、ジークフリート推しです。ただ、もーーーー、中盤まではとにかく不幸不幸の連続なので、シュリ以外の全てのキャラにあまりに苛立ちすぎて私が呪詛をかけながら読んでいたんですが、最初は苛々するだけだったギルベルトも実はずっと好きだった的な展開だった上に、その後は本気でシュリをケアしてくれたので若干溜飲は下がりました。許してやらない事もない。(何様)
    絡みのシーンは一切なく、健全なBL小説ですが、それでもシュリとジークフリートだけが一応キスをした仲なので、まぁジークフリートとくっ付くって感じなのかなぁ??とは思っています。
    まぁ、もう王子2人×シュリで重婚すれば良いと思いますけどもね。
    ※追記※
    作者様の個人ツイッターなどを拝見したら、WEB版と商業版だと書き直されている部分があるらしいとの事でした。それはどこ?と遡った所、商業用に改変する時にジークフリートとシュリのエッチシーンをゴッソリ削ったとありました。いやいやいや、ま、待って欲しい……。身体の関係まであってあの酷い捨て方をしたのか!?と、衝撃でした。そら壊れるわ!!
    更に衝撃なのは、その差し替え部分の元となっているエッチシーンはもうどこにも無く、現時点では見られない、との事でした。
    血の涙が出ます……。改変部分だけ抜粋して同人誌で出してもらえないでしょうか……。
  • 半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される

    矢城慧兎/央川みはら

    概ね満足
    ネタバレ
    2022年12月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻に続いて2巻も壮大な話で読んでいて大変面白かった。最後の黄金竜に乗ってカイルが帰郷するシーンなどはとても格好良くて胸が踊りました。それから決闘の流れなど、余すことない素晴らしい演出だったと思います。
    個人的に残念でならないのは、3巻が完全に番外編的内容だった事。
    もっと壮大な話が続き、5巻くらいは出てくれても良かったのに、かなりアッサリ完結してしまって本当に残念です。
    だからか時間の経過もとても早く、爵位を返上するまでの2年があっという間に過ぎてしまいました。
    3巻は本当に蛇足的な話で、これが完結とは悲しすぎる……。
    それに、2巻でプレゼントすると言ってくれていた黄金竜の子供の事はどうなったんでしょうか??作者も忘れてしまったのか?
    黄金竜に乗るカイルを楽しみにしていたのに。
    3巻でまさかのキース×ユアンが読めたのは狂喜乱舞しましたが、カイルとアルフレートの話が完全な小話だった上に伝承的な話として締めくくられてしまった事が、もう本当に悲しい。(個人的にいくらたとえ話のようにしても「みんなもう居ないんだな…」と分かる締めくくりが悲しくて好きではないので…)
    これもカイルとアルフレートの結婚式の話だったらまだ不満は無かったかもしれないけれども、テオドールかい…っていう…。(テオドールが嫌いな訳ではないです)
    いやー、もっともっと掘り下げて壮大な世界観の話に出来たと思うんですけどもねぇ…。
    作者は伏線を散りばめて上手く回収していく能力に長けているので、読んでいてかなり面白かっただけに、本当に続刊して欲しかった……。
    もうあと数巻続いて擦りに擦った結果、3巻のおとぎ話的締めくくりだったら、超名作となったのに。
    読み終えた今は悔しいという気持ちしか浮かばない……。
    あと、3巻が一番誤字脱字が多かったです。編集さんは仕事してください。
  • 半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される【1周年記念版SS付き】

    矢城慧兎/央川みはら

    大変良かった…。
    ネタバレ
    2022年12月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アルファポリスでの連載作品のようだったので、いわゆる「なろう」系かと最初購入を迷いました。
    あくまで個人的な印象ですが、なろう系は値段が高い割に文章が稚拙で内容も簡潔にまとめられていない作品が多いと思っていたからです。
    間に編集者が居ないからか、ただページだけダラダラと取ってまとまりが悪い作品が多い印象です。面白いネタもまとめられていなければ辟易としてしまいますので、それもあって迷いました。
    ただ、1巻を読み終えた今は大変感銘を受けています。
    物足りなく思う部分もありはしましたが、総評として大変素晴らしかったと思います。
    特に母親へ決別を言い伝えるシーンでは、あんなに酷い事をされたのに一切曲がらない主人公の清廉で真摯な気持ちに涙ぐんでしまいました。
    両親ともから望まれず、その後も虐げられる事が多いなんて、本当に可哀想でならないんですが…、「自分は不幸なだけではなかった」と言い募る主人公の言葉ひとつひとつが非常に重く伝わりました。
    続編があるとの事なので、これから読むのが楽しみです。
    ただ、ひとつだけ!!
    あまりにも文章の中に句読点が多すぎる…!
    それがちょっと読みづらかったです。
    話が面白かったのでそこは目を瞑って読み進めましたが、作者の癖なのか…、特にセリフの中にやたら句読点が多く……、好みなのだろうか、私はそこがかなり気になってしまいました。
  • 身代わりアルファと奇跡の子~赤い薔薇と苺シロップ~【特別版】

    華藤えれな/篁ふみ

    割と良かった。
    2022年12月3日
    超絶お約束展開だとしても、オメガバースはそこが魅力かなという気がします。シークレットベビーというジャンルが大好物なので、満足出来ました。
    この作者の作品はまだ2作目なのですが、結構以外に…、いじめっ子がエグい制裁をうけるなぁ…、と思いました。割と好ましいです。
    いいね
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  • 冷酷な覇王の予期せぬ溺愛

    佐竹笙/森原八鹿

    とても良かった。
    2022年12月3日
    まず文章力が、とても秀逸、かつ美しい。
    私は学がない上に無知な事も多く頭も悪いので…、難しい漢字や言い回しが出てくると「ちょっと待って待って、えーとこれは何て意味かしら…」なんて、まるで勉強するように検索して調べつつ読みました。
    それがとても楽しかったし、作者の世界観や言葉の引き出しの多さにかなり感銘を受けました。もっと長編でも読んでみたかった。
    そして皇帝がかっこよすぎる!文章なのに皇帝の素敵すぎるエロい匂いが漂ってきそうな表現力が本当に素晴らしかったです。
    オメガバース書いて欲しいなぁ…。
    描き下ろしSSは顔がニヤケました。ありがとうございます。
    この作品を初めて拝読したので、他のも見てみようかなと思いました。
  • 最強アルファと発情しない花嫁

    中原一也/奈良千春

    うーん…?
    ネタバレ
    2022年12月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 前半は面白かったけども、中盤からの展開があまりにも強引かつ無茶ぶりすぎて「え?どうして??」っていう事しか思い浮かばず……。ただまぁ、個人的に攻めキャラが好みだったので、ラストまでは読みました。
    まず、軍が勝手に国民を処刑する力を持っている事に驚き、そんな事ある?って思ったのが始まり。更に死刑囚や凶悪犯を取りまとめているのが、軍??なぜ、軍??
    処刑と死刑は別という設定なのか…?なんて、無理やり飲み込んで読み進めたものの、最終的に「裁判所の通達には逆らえない」って展開になった時に、脳みそが疑問だらけでショートしました。日本国の制度を基準に考えてしまってはいけなかったのかもしれません。法務省もビックリ。そこは法治国家なの…?ここの国の最高幹部は何をやっていらっしゃるの…?
    ……と、暫し呆然として、無理やり飲み込んで読み終えました。
    多分、深く考えてはいけなかったんだと思います。
    私は初めてがくっつく相手と済んでいれば、その後のNTRは別に地雷では無いので、その辺は割と楽しく読みました。
    ただ話の展開というか…、Sアルファの取った行動とかがそんなに格好良くなくて……、もっとカッコいい理論や説得力のある展開にして欲しかったです……。
    知り合いの刑事に情報を伝えてからの展開も……、所轄の刑事からそんなにすんなり話進んでいくか…?とか、何かもうシステム的な部分で疑問が爆発してしまって、うーん…、という感想でした。
  • ノンケ上司、30日の開発メソッド【単行本版特典ペーパー付き】

    七緒

    ダラダラ
    ネタバレ
    2022年11月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 両思いになって体の関係を持つのが3巻。そこまでの内容もかなりありきたりなので、面白くはない上に超スローテンポな薄い内容。正直1巻で全部収まったネタ。
    両思いになるまでとりあえず読むか…と思って購入しましたが、遅々として進まない展開が非常に苦痛でした。
    しかもまだ続くらしいです。
    特筆すべき事は何も無く、もうお腹いっぱいなので離脱します。
  • 月はみちかけケモノの恋【コミックス版】

    野白ぐり

    ビックリする
    2022年11月18日
    前情報なしで読んで、泣いてしまった。
    こんなに切ない話だとは思わなかった。
    もう少し手前の幸せだった状態で終わらせてくれても良かったんじゃ…、なんて思いもしましたが、このラストの方が印象には残るのかな……。
    綺麗なラストだとは思うけど、でもやっぱり悲しい…。
    胸が締め付けられる話でした。もちろん傑作だと思います。
    いいね
    0件
  • 関係改善をあきらめて距離をおいたら、塩対応だった婚約者が絡んでくるようになりました

    雨野六月/雲屋ゆきお

    ガッカリ
    ネタバレ
    2022年11月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ カインが復権しないなら読んだ時間が無駄だった……。コミカライズ版も途中まで読んだけどもう買わない。
    こういう系は勧善懲悪くらいがちょうど良い筈。キャラ全員に事情があったんです、ってしてしまうと憤りを消化する場所が無くなってしまって読者はモヤりますよ。
  • 【衝撃】推しの美容系配信者が客として来た結果、、、【電子版限定特典付き】

    うり

    面白かった
    2021年3月29日
    催眠術の話で知ってこちらも買ってみましたが安定に面白かったです。ただ欲を言うと、催眠術の方もそうだったんですが、後半の盛り上がりが今ひとつかなという印象です。普通に面白いんですけど、後半もっと盛り上げてくれたら更に面白いのになーという感じです。アッサリ終わってしまう印象なので。
  • このキスは記事にできない【小冊子付き電子特装版】

    西本ろう

    うーん……。
    ネタバレ
    2021年1月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ サンプル読んだ時は面白そうだなと思ったし、実際1話2話辺りは面白かったんですが、その後急激に少女漫画路線と言いますか……。受けがいきなり女の子みたいな反応し出した辺りから違和感しかありませんでした。正直受けはもっと男らしくあって欲しかったです。
    この作者の作品を読んだのは2作目ですが、前もそうなんですがハッタリだけは盛大にふっかけるものの「え?あぁ、そういう方向に進むんだ?」という、ガッカリ感が伴います。序盤の期待ほど中盤以降が盛り上がりません。
    シリアス目にエレガントな画面構成で進めているのにチラホラコミカルな表現が入るのも、うーん……と唸る箇所でした。デビュー作の頃から比べると絵はだいぶ達者になられて貫禄ある画面が描けるようになったんだとは思いますが、作られる話はライトな少女漫画なのが残念です。もっと濃い、読んだ後にグッタリくるような話が読みたかったです。2作読んで2作とも微妙だったので、この作者さんとは合わないのかもしれないので、今後は購入しないと思います。
  • 欲望荘201号室 ~ある不感症リーマンの淫らな下腹部~【デジタルコミックス版】

    イヌミソ

    あー、そういう事?
    ネタバレ
    2021年1月11日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ラストのオチはうまく付けた気がすると言いますか……、まぁまとまってるのかなって思うんですが、デビューコミックスに比べると内容が無さすぎて、話が淡々と箇条書きで進んでいく印象を受けました。何故かなと色々考えたんですが、セリフ枠を付けない形のキャラクターのモノローグが無く基本的に全てが第三者目線だから、こういう単純な話になると話に入り込めないんですね…。この作者は設定がゴチャゴチャあった方が向いているんだなと今回で分かりました。
    オチから考えると、正直単行本1冊分も要らない話だったかなと思います。読み切りか、もしくは前後編の2話で済むようなボリュームでしたね。
    えっちも焦らしに焦らしたプレイだったからか、作者の見せ場である色気がほぼ感じられず、はぁなるほど…、と流し読みしてしまいました。
    作者自身はこの話のどこを一番描きたくて執筆し始めたんでしょうか?
    色々と残念な商業2冊目でした。
  • 俺が好きなど嗤わせる【コミックス版】

    里つばめ

    1巻でまとまったはず。
    ネタバレ
    2021年1月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 下巻はダラダラ展開でした。上下巻にせずに1巻でまとまったんじゃないかなと思います。そのダラダラを読むのを楽しむ作家なのかもしれませんが、ちょっとワンパターンかな。まぁまぁ面白かったですが、受けキャラが好みでは無いのでそこまではまりませんでした。
  • 8年ぶりに抱かれます

    浅井西

    まぁまぁ
    2020年11月11日
    ちょっとモノローグが多すぎてうるさいかなと思いました。ポエム的なモノローグなので余計に。もう少し削ぎ落として読者に委ねる形でも良いかと。受けはもう少し色気が欲しかったかな。
  • 親友に催眠術をかけてのってみた。(単行本版)

    由元千子

    う〜ん、良かった……。
    2020年10月24日
    読んでるこっちがハラハラしました。いや絶対起きるやろーって。(笑)相変わらずエッチで良かったと思います。もうちょっと攻め主導のエロもあればより良かったんですけどね。
    読み切りはめずらしく年上攻めで驚きましたが、そっちも面白かったです。
  • 【電子限定特典付】ファントムドッグ

    吉田屋ろく

    うーん……
    ネタバレ
    2020年9月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵は綺麗だけど、話は微妙……。
    営業マンの話が見たかったのに最終的に脱サラして農家やってるのが全くもって納得いかん……。
    世の中の反応やら何やらが全部置いてけぼりで、しかも結局田舎に戻っちゃうならこの騒動何だったんだって思ってしまいました。あそこまで布石を敷いたのであれば、世の中の反応が良い風に変わる「過程」が見たいのに、社長のセリフでサラッと「売上伸びました」って、描くのが面倒くさかったのか、思い付かなかったのか、構成を組み立てる実力が無かったのか……。
    社長の過去話もタイトルの回収にはなってるかもしれないけど、早々にマスクを取ってしまっているので、若干表紙詐欺かなって気もします。
    ネタが二極化してしまっている印象なので、一本化した方が良かったんじゃないでしょうか。
    ネタが作家の作風に合っていない印象ですね。
    あんまり仕事の漫画は向いていないかもしれません。
  • 既婚者宇佐美は暴かれたい【単行本版】

    おまゆ

    うーん……。
    ネタバレ
    2020年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大団円になるのが納得出来ない。せっかく浮気モノなんだったらもっとドロドロすれば良いのに、軽い感じでみんな良い人風に終わってしまいました。奥さんとかどう考えても腹黒でしょ、って思うのに、何で和解みたいになれるのか謎。攻の丸メガネもダサくて好きじゃないし、騙しておいてマウント取ってるのも読んでいてスッキリしませんでした。何の為の浮気モノなんだろう。残念すぎました。
  • とろけて開いて【単行本版】

    しゅがーぺろぺろ

    良かった
    2020年8月15日
    1巻は別サイトで買ってたんですが、最近シーモアさんに移行し始めているので2巻はこちらで。
    浮気疑惑をもっとドロドロに長引かせても良かったんじゃって気もしますが、とにかく今回も受けの子が可愛くて最高に良かったです。
    まだまだ続いて欲しい……。
  • 後輩君の様子がおかしい

    ぽけろう

    表紙勝ち
    2020年8月7日
    表紙のデザインもタイトルも絵も、全てがインパクトあって良いですね。絵は少年漫画系。ギャグもテンポも良くて、結構面白かった。まだ続くのかな?続くようであれば買うと思います。
    いいね
    0件
  • 歌舞伎町バッドトリップ

    汀えいじ

    めちゃくちゃ
    ネタバレ
    2020年8月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ キャラは絵も含めて魅力的ですが、漫画が壊滅的に漫画になっていません。とりあえず「心が読める」という設定は全く要らないですね。SM要素だけに絞って話を進めた方が無難だったと思います。ストーリーは二転三転する展開なので、いまいち盛り上がりにも欠け、ちょっと評価が難しいと思いました。雰囲気漫画という感じでしょうか。
  • ワンダー・ボーダー 【電子限定特典付き】

    上田アキ

    うーん……
    2020年8月1日
    何か攻が苛々する話でした。悟り顔してて、結局また手を出すなら何であの時離れたんだってやっぱり思っちゃいます。お前の為なんて言葉は免罪符ですね。
  • 兄貴の一番おいしいところ【単行本版】

    瑞原ザクロ

    あー…
    ネタバレ
    2020年7月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 全然面白くなかった。デビューコミックスが面白かったので絵が凄い変わってたけど買ってみたんですが……、何一つ良い所が見付からず、何で買ったんだろう…という感情のままに読み終わりました。
    実の兄弟の割に禁忌感も全く無いので兄弟である必要も無いですし、大した山場も無いので本当につまらなかったです。キャラも本当に無個性で魅力がありませんでした。
    次作は買うか分かりません。残念です。
  • FANGS

    ビリー・バリバリー

    凄い良かった
    2020年7月21日
    過去にデビューコミックスだったか何かを1冊買ったんですが、話が微妙すぎて絵だけの作家さんなんだなと思ってました。
    今回もスルーするつもりだったんですが、サンプル読んで面白そうだったので購入。続刊できる事を前提で描かれている話の為に時間経過はゆっくりですが、絵も更に美しくなっていて眼福で、話も面白かったです。
    紙でも買おうかなー。
  • 大富豪の愛しい舐め犬【電子限定おまけ付き】

    佳門サエコ

    うーん
    2020年7月16日
    何かな……。感情論だけで色々決断する所とか、CEOとしてどうなんだ?って思ってしまって……。全くやり手とは思えない。最後のショーだけでも自ら企画した事であればまだ良かったのに、それも無く……。受けが何も良い所が無かったので、うーん…ってなりました。話は添え物って感じですかね。この作家さんを読むのは2回目ですが、前回も似たような印象を持ったので、もう良いかなって思いました。
  • [単行本版]君の銀のあし【特典ペーパー付】

    日野雄飛

    面白かった
    ネタバレ
    2020年6月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の今までの作品の中では一番面白かったかもしれない。今まではあまり熱量などを感じない漫画が多かったんですが、今作は心理描写を丁寧に描いていたので、とても良かったと思いました。
    ただ、もうちょっとススムを掬い上げて欲しかったとは思いました。かなり分かりやすい大団円になってしまいますが、ピアノの世界に戻る道のENDであれば更に感動したと思います。
    作者の性格上そういう展開は無いかも…と思いながら読みましたが、分かっていてもその辺の描写が欲しかったとはやはり思いますね。漫画ですし。
    こういう感じのエロ特化では無い、話主軸の作品をまた描いて欲しいです。デビュー作から読んでいましたが、段々軽い反応のキャラ感に飽きてきてしまって、次回は買うのどうしようかな…と思い初めていた所でした。
    今作を読んで次作も買ってみようと思いました。
  • ゆとり社員が課長のカラダ、狙ってます!【単行本版/電子限定おまけ付き】

    フミト

    うーん…
    ネタバレ
    2020年3月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の方に、飲み屋で普通に最後までヤった時点で激萎えしました。TPOとは……。いい大人なのに何でそんなアホな事、と思いました。100歩譲って飲み屋のトイレだったら納得いったと思いますが、何だかなぁって感じです。
    その後も受けが女の子みたいな反応ばかりで、うーん……。
    買って失敗だったかな。
  • 災厄にして惑わず

    嶋二

    凄いつまらない……
    2020年3月14日
    40代の割に中高生みたいなやり取りで、全然面白くなかったです。受けがキャンキャン言って振り回されてるだけ。中盤から読むのが苦痛でした。勢いで2巻まで買ってしまった。どうしよう……。
  • その恋は彼を蝕む【電子限定おまけ付き】

    猫野まりこ

    絵は好み
    2020年1月29日
    初読み作家さんです。ツイッターで流れてきたRTが気になって買ってみました。絵は好みなんですが、何だかモノローグが鬱陶しいというか、厨二満載というか……。受けの子が思い込み激しすぎる部分もちょっと引きました。もっとモノローグ減らして良いと思います。暗いぞー暗いぞーって事をモノローグで強調しているだけな気がしてしまって、内容は別に暗くないという感じでした。
  • 青野くんに触りたいから死にたい

    椎名うみ

    めちゃくちゃ面白い
    2020年1月26日
    ツイッターの広告で見て、ちょうど1巻無料のフェア中だったので読んだのですが、気が付いたら6巻まで一気買いしていました。
    とにかく…最高に面白い!!最初ギャグなのかな?と思ったらちゃんとホラーだし、何より続きが気になって気になって仕方ありません。アフタヌーンって事はコミックスが1年半に1冊って事かぁ〜〜と少し憂鬱になりますが、続刊を楽しみに待ちます。完結してから知りたかったなぁ〜〜。
  • ちかちゃんと!

    文川じみ

    2巻の失速感……。
    ネタバレ
    2020年1月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻の失速感が残念すぎませんか?1巻はめちゃくちゃ面白かったんですが、2巻がダラダラな上、何とも言えない状態で終了……。しかも最後までちかと亮の濃厚な絡み無し。ラストのページまで読んで、思わず「えっ」って声が出て本当にこれ終わりなのか何度も確認しちゃいましたよ。
    尻切れトンボな終わりすぎて、本当にガッカリ。ちかと亮のラブラブな生活が見たかったのに、すれ違いばかりなんて……。
    作者のツイッターを見たらページ数の都合で描けなかった…との事でしたが、いやいや他のエピソードいくらでも削れたよね!?編集さん仕事しよ!?ってなりました。
    こんなモヤモヤした気持ちで読み終わるなら、1巻で終わらせておいた方が名作になったのでは。本当にがっかりすぎる。
  • 喪服の花嫁

    芽玖いろは

    面白かったです。
    2019年8月24日
    ラストが若干呆気なかった気はしますが「漫画がうまい」そんな印象でした。キャラクターも攻め受け共に魅力的で、引き込まれました。なのでラストがもうちょっと……、もうちょっとだけドラマチックに引っ張ってくれてたら良かったのになぁって感じでした。
    表紙の絵に比べて中の絵は少し雑だなと思ったと言うか、若干絵柄の系統が違いました。でも表紙綺麗です。
  • メトロ【電子限定描き下ろし付き】

    本郷地下

    とても良かった
    2019年7月25日
    ちるちるさんの記事で気になって読んでみました。絵も細部まで描き込まれていて、とても丁寧でした。とある事が原因で闇を抱える事になった攻め×抑圧されている少年のお話です。良い感じで攻めが病んでいて良かったですし、受けも良い子で可愛くて切なかったです。ハッピーエンドですが、若干攻めの掬い上げが足りない気が…と言うか、もうちょっと社会的にも攻めを救ってあげても良かったのでは?と思いました。あと、攻めの交友関係とか家族の事とかももう少し触れて欲しかった感があります。でも面白かったです!
  • くらくら淫魔

    緒川千世

    作家さまファンです
    2019年7月7日
    暗いのもおバカなのも描ける作家さんで大好きです。面白かった。早く続きが見たい!
    いいね
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  • 純情メイティングーαとΩの裏事情ー

    十わだこ

    つまらなかった
    2019年6月16日
    漫画になっていないというか…、話の構成がその場その場で考えました、みたいな流れになってます。当の本人達もそんなに好き合うタイミングなんか無かっただろうにいつの間にか好き合ってる、みたいな展開になってました。あまり魅力は感じませんでした。
  • 年上彼氏のヤバイ性癖【新装版】【ペーパー付】

    さばみそ

    おもしろかった
    2019年2月4日
    表題作より、もうひとつの話がめちゃくちゃ面白かった!ギャグ一直線で死ぬほど笑いました。ちゃんとくっ付くまでを描いて欲しかったなぁー。