タイトルの美しさそのまま





2021年1月14日
「ふったら…」では和章のキャラに特に思い入れがなかったのでスピンオフってどうかな、と思ったのですが視点が変われば感情も違ってきますね。彼の苦悩について想像しきれていなかったことに気がつき前作もより深くなった気がします。柊の名前も意味深でトゲを比喩にした表現や植物にまつわるエピソード、腕時計、ドイツ語の格言など小さなモチーフが模様になってナイトガーデンという美しい絵になっています(上手いこと言った、私(笑))これからふたりで散歩して柊が草木の名を教え和章はいつかその名を覚えていくんでしょうね。先の先はきっと幸せだろうと思わせるエンディングと美しいタイトルにため息がでました。

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