【バラ売り】タカラのびいどろ
」のレビュー

【バラ売り】タカラのびいどろ

鈴丸みんた

煮え切らないお話

ネタバレ
2021年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 7話まで読みました。1話を読んだ時は「今後ふたりがABCに発展してくことに期待もしてます。」と★5のレビューを書いたけど、最終話まで読んで途中から嫌な予感がしていた通り、読者として欲求不満な終わり方でした。かんしゃく玉と同じく、飄々としたモテ男×ある意味女々しいめんどくさい受けのカップルだったので、受けが勝手に不安がって誤解して距離を置いた状態で進展無く時間が経過していってしまうのも見慣れた感じがするストーリーでした。その悪い意味でやきもきする状態のまま最終話に入り、二人が体を繋げることもなく終わっていくのも一緒だったので、今は本編でエロを描きたくないんだろうかと悲しくなりました。新人作家さんなら通らない気がする薄味のネームで、以前なら貪欲に描いていた気がするエロを今は描くのがしんどいとかだったら本当に悲しく、そうじゃないとしても本編で描けなかったエロを単行本の描き下ろしで補完するというやり方が増えるのなら単話購入も考えものだなと思いました。みんた先生の大胆めなエロもありきの切ない恋愛漫画が好きだった身としてはここ最近の消化不良気味な傾向に少し傷心です。
いいねしたユーザ23人
レビューをシェアしよう!