夜はともだち
」のレビュー

夜はともだち

井戸ぎほう

冬の夜の痺れるような大気。

2021年1月21日
画面の夜の黒さが飛田くんの眼のようです。すごく文学的。自分とは違う他者を好きになる、葛藤とせめぎあいとやさしさがあります。飛田くんの気持ちと真澄の気持ちが、コマのひとこまセリフのひとつひとつまでぽつぽつと沁みてくる。映画みたいです。ラストもほんとうに好き。
もっとこの作者さんのお話が読みたい。
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