毒を喰らわば皿まで
」のレビュー

毒を喰らわば皿まで

十河/斎賀時人

読み応えある素晴らしい物語

2021年1月24日
ネット上に掲載されている時から大好きな作品です。
ただのBL小説、ライトノベルと括って良いものか?
一応転生ものではありますが、それを基軸にした壮大で周到なストーリー展開に引き込まれ何度も読み返していました。

ドロドロした復讐劇ではなく、ざまぁでもなく。
ある意味正当に流れていく物語に、これが本当の悪事というものかと戦慄をおぼえました。
もちろん主人公の麗人と美丈夫は本当に魅力的でいきいきとしています。
(今もこの2人は外伝的作品で活躍しています)
また脇を固めるキャラクターや伏線が幾重にも重なるストーリー展開に序盤から引き込まれてしまいますよ。
一部修正?補足?もありいっそうわかりやすくなった大満足の一冊でした。
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