映画のような1冊





2021年1月26日
あ~めちゃくちゃ好きなやつ~~!
小説家のネッド×ホストファミリーのアルの愛しくも切ない3度の夏の思い出。
BLだけにとどまらない様々な愛に溢れた作品で、まるで1本の洋画を見たような読後感でした。
バックでしっとりとしたジャズが流れているようなノスタルジックな雰囲気で、セリフ回しが何だか小粋です。
登場人物や舞台が日本ではないからこその、開放的でノリの良い陽気な会話が楽しい。
イギリスのクロベリー村をモデルにしているそうで、即行検索しましたが昔ながらの景観で素敵でしたよ。
この作品に当て馬はいないけれど、あっけなくもないし陳腐さも感じません(むしろ壁だらけ)。
目は口程に物を言うといったような、視線やその場の空気で感情が伝わる、静かで時に衝動的な大人の恋愛にドキドキさせられました。
本について語るシーンは、もうそれ告白やん…って悶えましたよ私。
ですが逆に、遠回しな表現は嫌!はっきりと言葉にして!と行間を読むのが苦手なタイプの方はまどろっこしく感じてしまうかもしれませんね。
あとこの作品は女性キャラもストーリー展開の上で重要な位置にいるのがポイント。
最終話は涙がほろり。この作品のキャラクターみんな本当に愛しく思います。
残念なのは、この作品はネッドとアルの気持ちの変化と共に季節がどんどん巡っていく描写が印象的なのに、時間の経過によるキャラの見た目の変化があまりわからないことですかね。
とまあ、まだまだ粗削りな部分はありますが、デビューコミックスとは思えない完成度かと。
今後の作品もチェックしたいと思える作家さんと出会えて嬉しいです。
総217P、カバー裏や特典のおまけもたっぷりで大満足。レモネード作ってみたいですね!
小説家のネッド×ホストファミリーのアルの愛しくも切ない3度の夏の思い出。
BLだけにとどまらない様々な愛に溢れた作品で、まるで1本の洋画を見たような読後感でした。
バックでしっとりとしたジャズが流れているようなノスタルジックな雰囲気で、セリフ回しが何だか小粋です。
登場人物や舞台が日本ではないからこその、開放的でノリの良い陽気な会話が楽しい。
イギリスのクロベリー村をモデルにしているそうで、即行検索しましたが昔ながらの景観で素敵でしたよ。
この作品に当て馬はいないけれど、あっけなくもないし陳腐さも感じません(むしろ壁だらけ)。
目は口程に物を言うといったような、視線やその場の空気で感情が伝わる、静かで時に衝動的な大人の恋愛にドキドキさせられました。
本について語るシーンは、もうそれ告白やん…って悶えましたよ私。
ですが逆に、遠回しな表現は嫌!はっきりと言葉にして!と行間を読むのが苦手なタイプの方はまどろっこしく感じてしまうかもしれませんね。
あとこの作品は女性キャラもストーリー展開の上で重要な位置にいるのがポイント。
最終話は涙がほろり。この作品のキャラクターみんな本当に愛しく思います。
残念なのは、この作品はネッドとアルの気持ちの変化と共に季節がどんどん巡っていく描写が印象的なのに、時間の経過によるキャラの見た目の変化があまりわからないことですかね。
とまあ、まだまだ粗削りな部分はありますが、デビューコミックスとは思えない完成度かと。
今後の作品もチェックしたいと思える作家さんと出会えて嬉しいです。
総217P、カバー裏や特典のおまけもたっぷりで大満足。レモネード作ってみたいですね!

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