本当に胸糞でした





2021年1月29日
表紙の雰囲気だと魔性の美少年の「痴人の愛」みたいな話かと思ったら違った。レビューを読んで覚悟はしてたけど、聞きしに勝る胸糞ぶりだった。
長期間に渡って罪のない被害者を複数人でいたぶる、というのは現代のいじめと同じ構図ですね。
被害者にとっては地獄の苦しみでも、加害者逹にとってはさしたる罪悪感を持つほどの意味すらない、というところも同じ。
不実な男を愛する危険性も知らずに主人公に身も心も捧げてしまう哀れな菊雄は女性的な愚かさで逃げ腰になっている主人公にすがり付き、小賢しい小細工で怒らせてしまう。
好きな男に肉 体 関係を持っている恋人がいるとわかった時点で見切りをつければいいのに、男に執着して男の恋人であるアバズレの恨みを買ってしまう愚かな菊雄。
この子はうんと年上のパトロンに囲われながら、時々若い男と浮気したりままごとみたいな駆け落ちをしてはうまくいかずにパトロンの元に帰りエッチなお仕置きされる、くらいの人生が一番幸せなんじゃないだろうか。
一番出番の少なかったまり子が唯一、菊雄に対する愛情の片鱗よのうなものを感じさせるのが微かな救いかもしれない。
あの世で菊雄に会ったら、と言った山田、会えるわけないでしょう、あんたが行くのは地獄なんだから。
長期間に渡って罪のない被害者を複数人でいたぶる、というのは現代のいじめと同じ構図ですね。
被害者にとっては地獄の苦しみでも、加害者逹にとってはさしたる罪悪感を持つほどの意味すらない、というところも同じ。
不実な男を愛する危険性も知らずに主人公に身も心も捧げてしまう哀れな菊雄は女性的な愚かさで逃げ腰になっている主人公にすがり付き、小賢しい小細工で怒らせてしまう。
好きな男に肉 体 関係を持っている恋人がいるとわかった時点で見切りをつければいいのに、男に執着して男の恋人であるアバズレの恨みを買ってしまう愚かな菊雄。
この子はうんと年上のパトロンに囲われながら、時々若い男と浮気したりままごとみたいな駆け落ちをしてはうまくいかずにパトロンの元に帰りエッチなお仕置きされる、くらいの人生が一番幸せなんじゃないだろうか。
一番出番の少なかったまり子が唯一、菊雄に対する愛情の片鱗よのうなものを感じさせるのが微かな救いかもしれない。
あの世で菊雄に会ったら、と言った山田、会えるわけないでしょう、あんたが行くのは地獄なんだから。

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