結婚は生活

ネタバレ

2021年1月29日

このレビューはネタバレを含みます▼ 結婚は生活であり、相手にある程度の収入や社会的安定を求めるのは当たり前で、ましてや、子供をもつ前提ならなおさら、当たり前で。
自分自身が頑張ったり困ったりするのは、かまわないだろうけど、子供には苦労させたくないと考えるのは、常識。男性の収入が柱になる日本では、当たり前すぎる常識で。
それで、ある程度の収入や社会的安定がある婚カツパーティーで、ヒーローと出会ったことを、罪悪感を感じるヒロインが可哀想すぎて、社長がきちくに見えた。ヒーローのことを弟分として可愛がってて、結婚の動機も知ってて心配になるのは、よくわかるけど、それをヒロインにぶつけるのは、お門違い。諭すのなら、ヒーローを諭せと言いたい。自分の気持ちに気づかないヒーローが鈍くて悪いんだろうけど、そこで、ヒロインを傷つけてまで試さなくていいのに。善意は悪意よりたちが悪いということを地でいく社長。引っ掻き回すなら、傷つけてまで諭すなら、ヒーローにしろと言いたい。
結婚に愛情はもちろん大切だけど、家族を守れるだけの生活手段だって大切なのに。
責められて泣くヒロインが哀れで。
色々と鈍いヒーローが、カッコいい外見の割には、ちゃんと恋愛してきてなかったんだなあと思わせる。ヒロインは傷ついてばかりだったけど、ちゃんと一生懸命に相手を愛してきた素敵な女性。
元彼の後輩くんも、浮気性だったのは、美容師に対する見方がやっぱりチャラチャラしてるのねと思わせる。

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まりあさん

(女性/40代) 総レビュー数：0件

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