4月の東京は…
」のレビュー

4月の東京は…

ハル

映画の様。良くも悪くも絵に説得力があり

ネタバレ
2021年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間ドラマ。BLではない。
カロリー高く、
恋愛✖︎差別✖︎虐●✖︎レ●プ ✖︎社会的差別✖︎親子関係✖︎社会問題の話。

丁寧に表現されています。胸が痛くなりながら読みました。

が、社会問題か、BLか、どちらかにテーマを絞って欲しかったです。

以下、要素多すぎてちょいちょい引っかかってしまったところを言いたいと思います。

気になった所
受けが社長にレ●プ告訴することを告げるシーンがあるのに、実際は告訴しない。
そして、しないとも言わないし、ニュースで同僚12人全員告訴して悪者が有罪判決される事で、読者は受けが告訴して無い事を理解する。え⁉︎告訴する様子だったのに?自分だけしてないの?そしてその話はおわる。

暴行、レ●プ 、トラウマなどかなり痛々しく描いてるのに、攻めとくっついたから幸せになりました、、、、ってまとめ方にモヤモヤ。

彼親にあんなに怯えてた受けが、しゃあしゃあとカップル報告に行き、挙句彼親に『息子さんを愛してるんですよね?』とか聞いちゃうしまつ。

浮かれてるのか、受けの気持ちに付いて行けなかった。

レイパーは隙だらけなのに余罪多すぎて、よくここまで成敗されずに働いて来れたね、って感じだし。監査とかないのか。とか。

物事が丁寧に描かれすぎて、逆に矛盾に気付いてしまうかんじです。
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