われに五月を





2021年2月14日
寺山修司の本をもじったタイトルの表題作と、じじ専を描こうと思ったらしい短編の2作品収録。
表題作の季節はおもいっきり雪の降る冬なので、何が五月なのかはぜひ読んでみてほしいです。
結核が死に至る病だった頃のお話で、結核にかかっている主人公と古くからの友人の医師、主人公に拾われる少年、3人のお話。
BLには違いないのですが、今流行りのBLではなく文学、哲学より?この作品からわれに五月をを読んでみたりすると、更にうわっとくるものがありました。
短編を含めて、小野塚作品では珍しく読後もさっぱりめ(相対的には)なので、読みやすくもあると思います。
表題作の季節はおもいっきり雪の降る冬なので、何が五月なのかはぜひ読んでみてほしいです。
結核が死に至る病だった頃のお話で、結核にかかっている主人公と古くからの友人の医師、主人公に拾われる少年、3人のお話。
BLには違いないのですが、今流行りのBLではなく文学、哲学より?この作品からわれに五月をを読んでみたりすると、更にうわっとくるものがありました。
短編を含めて、小野塚作品では珍しく読後もさっぱりめ(相対的には)なので、読みやすくもあると思います。

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プッカ さん
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