盗っ人と恋の花道
」のレビュー

盗っ人と恋の花道

剛しいら/葛西リカコ

命とか、真とか

ネタバレ
2021年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ それを愛とも言い換えることができるけど、愛と誠より、しっくりきます。ひとは愛によって生かされ、存在を許され、歩いて行くちからをえることができる、そんなことを思いました。
もともと時代劇好きなんですが、ラストの環と新さまの絆が固く締まっていくくだりは最高にしあわせで。大岡越前では物足りなかった大団円その後が描かれている、そんな感じでした。

初読後、すっかり引き込まれ感涙。
再読後、人間味にほっこり。
何度も読み返す大好きな作品になりました!
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