70年目の告白~毒とペン~
」のレビュー

70年目の告白~毒とペン~

高階良子

作者の自叙伝

ネタバレ
2021年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ということで、興味深く拝見しました。私は小学生の頃から高階先生の大ファンです。とても不思議でちょっぴり怖くて、いつもドキドキしながら読む先生のマンガですが、こんな壮絶な子供時代を送られていたなんて…!読んでいて涙が止まりませんでした。毒親のいる辛さは知っているつもりでしたが、この親は本当に酷い。小さな涼をぎゅっと抱きしめて、大丈夫だよ。あなたはこれから素晴らしい漫画家になるんだから!と言ってあげたい。でも毒親との辛い日々があったからこそ、あんなマンガが描けるようになったのかもと思うと、複雑な心境です。私は多感な子供時代に先生の作品に出会えたからこそ、自分だけの世界とたくさんの想像力を持つことを覚え、読む楽しみを知ることが出来ました。だから高階先生にとても感謝しています。これからもずっと先生の作品を読み続けたい。涼、頑張れ!どんなに辛くて苦しい時も、あなたは一生懸命生きてきた。あなたの気持ちに寄り添い、いつだって応援している人間がここにいます。どうか彼女のこの先の人生が幸せなものでありますように。高階先生、これからも楽しみにしていますよ!
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