ライアー×ライアー
」のレビュー

ライアー×ライアー

金田一蓮十郎

ファンタジーの中の真実

2021年2月23日
後半に行くにつれて徹の「本当」が見えてくる。
確かに設定は非現実的だ。
出てくる人たちもいい人過ぎて、ちょっとあり得ないくらいだ。
でも、二人がしてきたいくつかの「間違い」とそれに伴う心の痛みは妙に生々しい。
これくらいのファンタジーにくるまれているのが丁度いい。
物語には一点の真実があればいいのだと思う。
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