このレビューはネタバレを含みます▼
高校3年間の記憶を失くすって相当なのに、しっかり勉強し直して大学生活を送っている夜山と、先輩が事故に遭ったのは自分のせいだと後悔しつつ自分のできることをしようと前を向く日暮の話で、暗くならずに少しずつ思い出の欠片を集めていく構成は面白かったです。日暮が先輩が気になっているのを高跳びが気になってると勘違いしたり、夜山がはじめから日暮を好きで、片想いらしい行動をとってたりっていうエピソードがかわいすぎました。跳んだ後の空が好きって気持ちを思い出してほしいって、日暮の健気な行動が尊いです。
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