このレビューはネタバレを含みます▼
最初に『きみの春花』を読みました。アオハルで清々しい素敵な作品でした。他の作品も読みたくて購入。全然タイプの違う作品に驚くと共に、巧みな手法で展開する物語の構成に脱帽です。面白くてドキドキしました。サイコパスの恋、と言った感じでしょうか。始めは不穏なストーカーのような痕跡が残ったりと、心理戦のような展開かと思いハラハラドキドキしました。それがいつの間にか、受けが掌の上で転がされているようで…
一気に攻め落とすと思ったんですよね~。そこで攻めの実体が明らかになって、なるほどなと…上手いです。
笑ったり、悲しんだりと情緒が欠落している攻め。ロボットのように、喜怒哀楽の感情がわからないような感じですかね。そんな中、初めて知る感情。
初めて知る恋心。恋に落ちたサイコパス。幸せの感情を知ったなら、もっと情緒豊かになるでしょうね♪
あぁ、面白い。すごいですねぇ、有馬先生。まだ2つの作品しか知らないですが、たくさんの引き出しを持っておられそうで、楽しみです。
もう少し、いちゃラブあればパーフェクトです。でもめっちゃいい作品だと思います!