フランス映画か邦画





2021年2月26日
オメガバースは個人的にあまり興味を持てず、数えるほどしか読んだことがありません。苦手なテーマと言えるかもしれません。
ただ、この作品ではオメガバースが二次性徴や思春期特有の不安定な心情と絡めて描かれているので、極めてファンタジー感が少なく読みやすかったです。
直接的な描写や表現がなくても、この世界における両性具有がどのようなものであるか分かるように作られています。
たくさんのレビューにあるように、紙面はかなりシンプルな作りです。背景なども必要な時に必要な分描いてあるという感じで、効果線やトーンはほぼなく、かなり人物中心で描かれています。でもそれが上手い!
ぱっと見は淡々とした紙面になりますが、読んでいると一コマ一コマがなんとも言えない雰囲気があって引き込まれます。映画の絵コンテみたいです。映画と言っても、ハリウッドの鮮やかな色彩で圧倒的に描かれている映画のような作品ではなく、ブルーがかった画面と少ないセリフで間を生かす邦画や仏映画ような作品です。
描かれているのは、青いけれど一生懸命な恋愛だし、テーマと作画の雰囲気がとてもよく合っています。
この後の展開がどうなるのか楽しみです。あまり重い雰囲気にならずに今のニュートラルな雰囲気を保ってくれると嬉しいなぁと期待しています。
ただ、この作品ではオメガバースが二次性徴や思春期特有の不安定な心情と絡めて描かれているので、極めてファンタジー感が少なく読みやすかったです。
直接的な描写や表現がなくても、この世界における両性具有がどのようなものであるか分かるように作られています。
たくさんのレビューにあるように、紙面はかなりシンプルな作りです。背景なども必要な時に必要な分描いてあるという感じで、効果線やトーンはほぼなく、かなり人物中心で描かれています。でもそれが上手い!
ぱっと見は淡々とした紙面になりますが、読んでいると一コマ一コマがなんとも言えない雰囲気があって引き込まれます。映画の絵コンテみたいです。映画と言っても、ハリウッドの鮮やかな色彩で圧倒的に描かれている映画のような作品ではなく、ブルーがかった画面と少ないセリフで間を生かす邦画や仏映画ような作品です。
描かれているのは、青いけれど一生懸命な恋愛だし、テーマと作画の雰囲気がとてもよく合っています。
この後の展開がどうなるのか楽しみです。あまり重い雰囲気にならずに今のニュートラルな雰囲気を保ってくれると嬉しいなぁと期待しています。

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