このレビューはネタバレを含みます▼
ユウジとその甥ハヤトを中心とした家族の9年を綴ったお話。
恋愛というより家族が軸になっており、心の動きを巧みに表現する秀良子さんらしい作品だと思います。ストーリーに直接関係しない挿話もありますが、展開に深みをもたらしていて良かったです。
メインの2人に濡れ場はありません。
６巻あとがき「プラトニックを描きたかった」を読むまで、私は不満でしたね。笑
BL読者としては心と体の両方を求めてしまうのでコウと日高に目が行きがち。
そちらは続編で出るそうなので楽しみです。
５巻までの展開からすると６巻には若干の肩透かし感がありました。
長編なので好みに合わないと悲惨です。
そういった意味でお勧めを躊躇する作品ではありますね。
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