」のレビュー

岡田屋鉄蔵

10年前の作品なのに瑞々しい

2021年2月27日
10年前の作品だった。
そして、時代劇。
1話1話独立しているストーリー。
変に色っぽい千と、男臭い剣豪。
ふたりの出逢いから、続いてのエピソードの数々。
それぞれ重みがあり、読み応えがある。
絵もうまい。うまいと一言で言うと安直な感じだけれど。
色気と骨太な時代劇らしさ。
BLを超えた時代劇。人情劇。
まだ、千が何者なのか?何故、そうなったのか?
彼の過去は語られてないと思う。
2巻で終わっているのは何とも惜しい。
今でも機会があるのなら、新作が読みたい。
作家さんの興味が尽きてしまったのかもしれないけれど…。
何とも惜しい。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!