純文学の匂いがします

2021年3月3日

言わずと知れた、腐女子にとっての純文学みたいな作品。今更レビューするのもおこがましいのですが、読み返すたびに新鮮な気持ちになりリセットされるような感覚を味わうので、私にとってはまさに清涼剤のよう。本当に魅力的な作品です。
ストーリーは、性格も見た目も正反対な2人が合唱コンクールの練習を機にお互いを認識して惹かれあいます。その抗えないどうしようもない気持ちの表現やお互いを想う姿がたまりません。時に見せる涙しかり、短歌にのせたり視線で語り合ったり、もう本当に見せ方が上手いし溜息が出るほど素晴らしいんです。ハラセンの存在も、ここでは絶妙なスパイスになっていて深みを出しています。ちなみに、ハラセンのお話は「空と原」にて。
BL殿堂入り間違いなしのシリーズ。まだの方は、是非手に取ってご覧いただきたいです！

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ジユンチさん

(女性/50代) 総レビュー数：850件
七日さん

(女性/50代) 総レビュー数：40件
MW さん

(女性/－) 総レビュー数：3190件

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