ことのはころり【電子限定描き下ろし付き】
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ことのはころり【電子限定描き下ろし付き】

暮田マキネ

わたしは鹿児島弁が好きです

2021年3月3日
地方出身で方言が取れないあるある。本人は気にしちゃうんだろうな。確かに通じない場合もあるし。
でも、これって外国語学習と同じだと思った。
留学した時、「何言ってるかわからない」と言われた日々。
辛かった。
それが日本語で起こったら…。ツライ〜。
きっと、逆もありだろうな。地方で住む様になって、その地方の言葉がわからない。孤立。ツライ〜。その時は、外国語と同じで、留学してる気分で勉強ですな。
話がそれまくり。
でも、甲州弁話者で、バカにされて、話さないようになって、彼女からも振られて、孤立した主人公あまね。
彼に惚れちゃったモリ。ちょっとあって、モリがあまねを連れて行ったのが民俗学研究会。そこの部長は方言を研究していて…。興味、好奇心かもしれないけれど、バカにしてない、真剣。徐々にあまねも心をほぐされていく。自分はここにいてもいい。そして、バイト先で事件ぼっ発…。
いろいろ意外と起こってるなあ…。あまねはモリに見つけてもらえてラッキーだったのかもね。いろいろあっても、立っていられたのは、モリのおかげかもしれない。
そう思うと、とてもほっこりした。
で、わたしは親友が家族と話す時の鹿児島弁のイントネーションがとても好きでした。ほっこりしたなあ〜。
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