このレビューはネタバレを含みます▼
αの名門、西宮家の光河×αの名門、宝条家の岬。突然遠縁のΩ・春翔の面倒をみることになった光河は、保育園で優秀な同僚・岬と遭遇。αだと思われている岬が実はΩで、一人で息子の陸を育てていることを知ってしまう。排他的な実家と距離を置いている二人の子育てオメガバース。子供達が元気で無邪気でとっても可愛いなー。名門出身とはいえ、それぞれ家に背いて違う生き方をしようと足掻いていて、強くて優しい姿に好感。特にαで跡継ぎの光河があんなことがあっても曲がらず、強い意志を持って育ったことに感心します。最後はいろいろなことがばたばたっと解決するので大分駆け足気味ですが、子供もいるし、ハッピーエンドでよかった。でも両親はもっと早くに光河に会ってあげてもよかったんじゃ…。父のさらっと感が一番違和感でした。この年まで孤独に過ごさせてしまった息子をもっと労って欲しいなあ。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG