紀元2600年のプレイボール
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紀元2600年のプレイボール

大和和紀

笑えて泣ける、とっても懐かしい作品

ネタバレ
2021年3月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大昔「はいからさんが通る」がだ〜い大好きで大和和紀先生のファンになり、当時「紀元2600年」も購入して読んだのを思い出しました。あれから数十年経った今、懐かしくて久しぶりに読んだのですが、最後があまりにも悲しくてショックで号泣してしまいました。当時はこんなに泣いた記憶がないのに・・・。遠い青春、若気の至り、戦争の虚しさ・・・大人になってからでないと心に響かない切なさってあるんだなって思うと同時に、昭和初期という時代設定でワンクッション置きつつも、読者をケラケラ笑わせた後にグッと来させる大和和紀先生の凄さを改めて感じさせられました。
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