基本的にガッツリエロです

この作家さんの本は今回で2作目ですが、男性向けエロに近いガッツリエロの漫画を描かれます。
絵も、試し読みして頂ければお分かりかと思いますが少々癖があり、エロ描写も●液が放射状に派手に散ったり、独特のものがあります。が、これらが作家さん独自の味になっており、もうこの先生しかこの風味は出せないだろうなという感じでハマる人はハマると思います。個人的はキスした時の舌の描き方がしつこくていいなと思います。

又、この先生の別作品では完全にエロに振り切っておりメスオチ全開で本当に男性向けエロ的な作品でしたが、(まあ、それがこの先生の良さでもあるんですが)この作品ではちゃんと恋愛感情が描かれています。あっ、こういうのもお描きになるんだな、と思いました。
相変わらずエロもちゃんとありますが。個人的はラブがある方が好きなので続きが楽しみです。
受けの方が腹筋割れてるところも良かったです。
●9巻まで読んだので追記です。凄い、バッチリ恋愛してます。いや、BLだから別に凄くないんですけど、こちらの先生の作品で「ラブラブの萌え」みたいなのは見た事が無かったのでかなり新鮮だし、その辺は期待せずにエロさだけ楽しむつもりで読み始めたもので、不意を突かれてかなり萌えてます…。
とはいえ、エロにはしっかりページを割いて下さってるし、
最初の方の男性向けエロのノリの面影もあり、しっかりストーリー重視の人には向がないかもですが、それでもこの、ツンデレの受けがだんだん絆されていく過程は萌えます。私は特に、嫌いから好きになるBLが好きなので、かなり読み返せます。こんな楽しみ方をするつもりは無かったのに…！
受けのイズキが、強情な男子だったのにどんどん可愛くなって、七巻から九巻にかけて甘酸っぱさがたまらないです。ガッツリラブラブエロ。最初から可愛い男子には全然萌えないけど、イズキみたいなタイプが恋をして可愛くなるのたまらない。九巻では、キャラの顔もかっこよく可愛くなった感じもします。元の絵柄は崩してない範囲ですが。