このレビューはネタバレを含みます▼
元々サイコミでリアタイ視聴していましたが、初めは見慣れない題材と重さからあまり好きな作品ではありませんでした。しかし進むにつれて烏丸の成長、闇に飲まれそうだった子達が何とか光を掴む姿や、絶望的な状況下でも悲観しないで読めるのはやはりヒナが絶対的で、無理そうだけどきっと何とかなる(してくれる)存在が身近にいるからでしょう。
ヒナに頼りきりだった烏丸がしだいに独り立ちして、ヒナを守るために事務所と芸能界の闇に立ち向かう姿は好感が持てます。
ザ.主人公の烏丸に対比して、会社のために冒険をせずしがらみから抜け出せない一般人のチーフの苦悩と足掻きも胸に来るものがあります。最初は期待していませんでしたが今サイコミで一、二を争う面白さだと思います。