このレビューはネタバレを含みます▼
すごい濃厚です。一巻はおもしろかったけど、そのおもしろさをしっかり気持ち悪く発展させた二巻でした。エスエム性癖は表裏一体だし、人間や動物との性行為は人間であるからこそのプレイとかフェチなんですが2巻からその人間らしさが濃く出てきてて気持ち悪くなります。人間性がみえたうえでハード、規則破りのショーとまったくプレイではないただの憎悪の塊エゴの塊のキャラが最悪なことに軍国主義かつナルシズムにまみれた偽善者宗教関係者の暴力から、さめざめと死と愛を主人公が語る姿、、家父長制の被害者。大人の支配欲の暴走による子どもへの歪んだ愛情の押しつけの被害者。大門はそのような暴力的権力に力を押し返す、弁慶タイプのようなので、ようへいを最後の最後まで守ってもらいたいです。…って、続くことにすっっごく驚きました！！！これ続くのすごいなー…読みたいようなここで終わりたいような…。ようへいの純粋さに辛くなりました。セーフワードが出た瞬間、吐き気しました。読み返すのが楽しみです。
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