このレビューはネタバレを含みます▼
作者買いです。
死んだ後、天国でも地獄でもない、辺獄に行った者達のお話。元軍人のカレンさんは、辺獄では死神の務めを任され、その補佐になったのがマコト。マコトは魂を注入された泥人形なのだけれど、その泥人形という言葉の響きだけで私は悲哀を感じます。泥で出来たものって、朽ち果てるイメージしかないから。なので、悲しい、バッドエンドが脳裏をちらついていたのですが、フォローしている方のレビューによると作者さんがハピエン好きだということなので安心しましたー。この作者さんの作品はどれもすごーく話が作り込まれていて、よく出来ていると思います。出てくるキャラクターもどれも魅力的ですよ~。