あわいの庭師
」のレビュー

あわいの庭師

街田シカク

こがれる視線のまぶしさが好き

2021年3月11日
あの世とこの世のあわいにある庭で、訪れた人の心残りを解放する庭師のお話です。

この方の作品はいつも寂しさとかそういうある種のネガティブなところから、光ってみえる明るいところをこがれるように見つめているようなところがあって、それがこちらにも眩しく映ります。
やたらきれいに見えるので、目が話せません。
そのため、読了感はさわやかです。
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