レビュー
今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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あっさり終わってしまった…2021年10月2日もう少し丁寧に描いてくれてもよかったんじゃないの…?というぐらい力強く終わってしまいました。
物語のはじめの期待感がすごくて、盛り上がりの頂点を待っている間に終わってしまったというか。
きっちり完結しているので、スッキリはします。いいね
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ラストがすごい❗感無量です。2018年10月21日前作「紅茶王子」を読んで、少しもやっとした気持ちを覚えました。
一人でそんな決断しないでよっていう寂しさを感じたのです。
今作「桜の花の紅茶王子」を読んで、そんな気持ちがふっ飛びました。
きちんと二人で考えて選択した未来でしたし、二人が選択しなかった道でさえけして寂しいものではなかったのだと思えました。
別れの寂しさはあれども、命は形を変えながら、巡っていくのか…と壮大な気持ちになるラストでした。
前作が大好きだった方も、少し心残りがあった方も楽しめる作品ですし、満足のいくラストなことは間違いありません。
ぜひ、最後まで読んでみてください。 -
切なさの絶妙なバランスがクセになります😊2017年2月23日幽霊をお迎えに行く会社でアルバイトすることになるというワンアイデアで物語を引っ張っているのですが、主要人物のキャラが濃いため飽きません。
彼らの人間関係のバランスがすごいです。
主人公たちアルバイトはこの世に生きているけど、正社員たちはあの世で生きる言うなれば死人のため、例え好きになってもいつかは終わりがきてしまうという緊張感があるのです。
のほほんとしているのでそこまでむき出しな感じでもないですけど。
お話も人の死を扱うということでシリアスな話かと思えばギャグもあったりで、まあ全体的にのほほんとしています。
シリアスより切ないという感じで、そのお話の絶妙なバランスがまたすごいなと思いました。
とにかくクセになるお話なのでぜひ一度お手にとってみて下さい。 -
基本コメディたまに微シリアス2017年1月12日二巻の「黄泉の水」という、かつて恋人と心中し、生き残ってしまったおじいさんの形見の小瓶にまつわる話を読んで、ただのコメディじゃない❗と衝撃を受け、ドはまりました。
この話は、自他共に認めるヘタレ主人公が特技の霊を見る力を使って、傍若無人な甥っ子と元悪霊・鬼姫をお供に、楽して稼ぐ霊能家業を行おうとするも、 そうは問屋がおろさない…みたいなドタバタコメディです。しかし、たまにしんみりするところやシリアスな話があったりして、そのコメディ要素との絶妙な混ざり具合がクセになって、読むのを止められなくなります。
今はただ続編の配信を待つのみです。 -
ニクいぐらいに上手い。2016年12月2日言ってしまえば、「周囲を欺いての契約結婚」とかありがちな設定の話なのですが、だからこそ分かりやすくて入りやすいです。
その上、社会風刺じゃないですけど、「絶食系男子」、「学歴高いけど」、「就職出来ない」、「キャリアはあれども」、「独身女性」、「恋愛に夢中になれない男」等々 …気になるキーワードがてんこ盛り❗誰もが満たされたいなと思っている部分を丁寧に描いてくれていているからこそ、気持ち分かる~❗と膝を叩きたくなるお話です。
はじめは高学歴無職の主人公・みくりの安定のための契約結婚生活に目が行きがちだったのですが、後半にいくにしたがい、独身キャリアウーマン・ユリちゃんにフォーカスが当たってくると、女性の幸せについて想いをはせるようになってしまいました。何にせよ、これからの大団円を期待したいです。 -
美しい表紙の女性は働き者の魔女✨2016年12月2日気がついたら、知らぬ世界で「緑の魔女」として働くことになった主人公。緑の魔女として植物に関する特殊な能力を手にした彼女は、エステティシャンの経歴を生かして、牧歌的な村でのんびりと魔女(兼薬師?)として生活していきます。
そんな中、魔女として引き受けた仕事から思いがけない陰謀に巻き込まれてしまう…というのがあらすじなのですが。
魔女と言っても、呪文を唱える魔法使いなどではありません。元エステティシャンなので、作り上げたオイルを使ってマッサージという、かわいいは作れる的な魔法を使う訳です。魔法の元は、与えられる感謝の心という仕様。元の世界で疲れていた主人公の心も認知される感謝の心で癒され、仕事に対する姿勢などに変化が出てきます。
なんというか、ものすごく突飛な話ではなくてファンタジーとしても入りやすいですし、主人公に感情移入もしやすいと思います。また、主人公の仕事中の描写が好きで楽しく読めました。 -
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女の子の泣き顔にグッときます。2016年4月11日最近、まさかの延長戦ラブコメ「ラストゲーム」という作品で話題となっている天乃忍先生のシリーズ短編集です。シリーズと言ってはいますが、それぞれ独立した話ですので、気になった話だけ読むのもありかと思います。簡単に説明しますと、一話が病弱で口の悪い男の子と夏の恋の話です。二話が幼馴染に片思いをする男の子を見守る図書委員の女の子の話です。3話が部長に恋する不器用で一生懸命な女の子の話です。
連載前、雑誌に短編を発表していた時から注目していた作者さんなのですが…何というか天乃先生といえば女の子の泣き顔❗とずっと思っていました。
もどかしくて涙したり、思わずこぼれてしまったりと・・恋をして流す涙の多さを再確認させられます。
私的には、天乃先生の真骨頂!と思っている、いとおしくも切ない作品集ですので是非読んでみてください。 -
黒い箱と医師のボーイミーツガール?2016年3月4日結論から言えば、恋愛ものとしてみるか、SFとしてみるかで意見分かれる物語だと思います😔
あらすじから拝借して。
「事故で体を失い脳だけの黒い箱になった女の子と医師のピュアラブストーリー」…えっ?
恐る恐る読んでみると…は、箱が可愛い😄
絵も上手く、伏線も気になるので丁寧に描いていって欲しいなと思っていましたが、4巻で完結。自分としては結末は納得!なのですが、全体的に痒いところには手が届いてないようなもどかしさがあり、前半の期待感の分残念に感じました。
というのも、原作者さんの別作品とリンクしているらしく、そちらを読まないと中々話に入り込みにくいのです。
設定盛りだくさんなキャラが沢山出てきますが、誰のことも(主人公たち含め)さわりしか触れずに物語が終了。登場人物達の掴みづらさが物語を中途半端にさせていました。
もっと主人公二人の関係性を丁寧に描いて欲しかったです。
…ここまでが感想で、もし私のようにテルって誰よ?と思った方にふんわりとした解説を。
テルは「公僕の警部」と名乗る人物から送られるメールを頼りに、友人たちと犯罪を阻止する活動をしています。
ヲタポン、助言をしてくれる公僕の警部、そしてテルは《犯罪を阻止する組織》側。今作に出てくるクロス・アクシャと彼らが製作した犯罪を誘発させるプログラム「F」は《犯罪組織》側。この2つの組織が対立しているのです。
実は主人公のいる病院は、犯罪組織から協力を受けていて、デサインベイビー作製やら技術の最新鋭をいってるものの胡散臭いところ。
その病院に潜入したテルは、争い激化の末、仲間を立てに取られ、屋上から飛び降りざるをえなくなるまで追い込まれます。
恐らくですが、別作から読んでる方には、このテルの生死などがもう一つの見所だったのだと思います。
…こんな感じの理解で読めば、意味不明のもどかしさも減るかなf(^_^; -
「僕は妹に恋をする」が苦手な方に薦めたい2016年2月5日このお話は「僕は妹に恋をする」のスピンオフ作品で、あちらでは寮長も務めていた人物たちが主軸となるお話です。
スピンオフとは言っても、前作の主人公はあまり出てこないので(舞台の都合上、後輩として前作の男主人公の方はおいしい感じに出てきますが)、この作品だけでもあまり問題なく読めると思います。
お互い思いあう幼馴染の二人なのですが、片方は病気のために長くは生きてはいられないという事実があって、相手を思えば思うほどすれ違っていくところが切ないです。
大事な人の命を思ったとき、家族も含めそれぞれがどのような決断をしていくのかという点についても考えさせられました。
ちなみにですけど、前作よりは登場人物が人間的にしっかりしているのでまだ安心して読めました😺
相手や周りのことを思ってすれ違う二人の話なので「妹~」が合わなかった方でも大丈夫です。
ぜひ読んでみてください。 -
いじらしさにじんわりくる・・・。2015年4月21日あらすじを語ればよくある設定ですので簡単に。
顔はそっくりだけれど貧富も性別も反対な男女の入れ替わりものです。
性格も真反対な二人ではあるけれども、現状に鬱屈をかかえているところは同じです。
それが入れ替わることでどう変化するのか、というところも注目して読んでください。
なんというか、それぞれ基本的なところが満たされていない者たちが、お互いを羨んだり、相手を思って一生懸命になる健気な姿が、切なくもいじらしくてじんわりきます。
絵も癖があるっちゃありますし、話も打ち切りかと思うぐらい強引にまとめた印象がありますが雰囲気を味わう漫画だと思えば問題なしです❗
読み終わった時にはみんなが報われればそれでいいじゃん!てな気になります。
ぜひ読んでみて下さい。 -
「忍者」にひかずに読んでみてほしいです。2015年2月21日あらすじを読んで、忍者萌え?的なコメディーなのかなーと思ってちょっと敬遠していました。実際はあらすじから受けたイメージとは全然違いました💦…明治の初頭という時代の移り変わりの時だからこそ、人の生き方や人間性が真に現れてくるのだなとしみじみ感じるお話でした。
武士の身分がなくなり自由主義が入り込んできた時代。それなのに思うようには生きれないし、でもやはり思うようにしか生きられないのだという各々のもどかしさは胸に迫るものがあります。
主人公は女学校に通いたい猪突猛進型のお嬢さんなのですが、廃業忍びのなんというか厭世的な目からみるとものすごく眩しくって、それが嫌味に感じずよかったです。
始めの一話を読んで頂ければ、この話の方向性が分かるはず❗明治舞台のお話って華やかなものが多いイメージですが、そうではないところも描かれているお話です。かといって暗すぎず楽しく読めます。食わず嫌いするにはもったいないお話なので、ぜひ読んでみてください😄 -
強く愛される主人公をお求めの方向けです😩2015年1月9日作品に入り込んで、「いやいや、そこは仕事きっちりやろうよ😔」とか「TPO考えて❗」など現実的に考えてしまう方にはオススメできません。
自分はそのタイプで、途中で挫折しました。兄妹ものとか絵に癖があるとかそんな理由ではなく、主人公たちの性格が理由です。自己中すぎて何をしてんのか、訳がわからなかったです。他のレビューによれば最後にすごいドラマが待っていそうなのですが、イライラしてそこまで読む気になれず挫折しました。
この話は万人受けする話ではないと思うので、強く愛される主人公がいい❗という方にはオススメです。
この話を読んだだけで青木琴美さんの作品を見限ってしまうのはあんまりだなと思うので、この話に挫折した方は「僕の初恋をキミに捧ぐ」を読んでみてはどうでしょうか?
「僕は妹に~」のスピンオフ作品なのですが、「僕は妹~」を読んでいなくても話が独立しているので大丈夫です。
こちらは相手や周りのことを思ってすれ違う二人の話なので「妹」が合わなかった方でも読めるかと思います🙂 -
どの女の子もかわいい😄2014年12月10日高校生同士の恋愛短編集です。
ディアスカーレット(1~3話)はあらすじにある通りお嬢様とサッカー部の男子の話です。
お嬢様も男の子も相手を知って徐々に好きになっていくところが可愛らしかったです。
GREENDAYS(4~8話)は一話のお嬢様の後輩であるお嬢様と一話のサッカー部男子の後輩の話です。格差のある幼馴染ものです。はじめのころの初々しさがよかったです。
スミレ/アイ・イロ(9・10話)は一話のサッカー部男子に憧れるボーイッシュ乙女と相談役の男の子の話です。カップル的にはこの二人が一番好きでした。レビュータイトルで女の子かわいいとか言いましたが、この話に関しては男の子が最後それを上回った感じです。短い話なので人物に萌えてください。
同じ舞台での話なのですが連作短編集ってほど繋がっているわけではないので、気になった話を読んで見るのもいいかと思います。でもところどころ一話のカップルが出てくるので、彼らの話は読んでおくと何となく楽しいかも😊 -
オオカミ少女と黒王子を読む前に✨2014年10月17日もしオオカミ少女と黒王子の購入をためらっているのなら、まずこちらを一読してみてはいかがでしょうか?
これは無料立ち読みの詰め合わせですから、もちろん個別に立ち読みしても内容は同じなのですが、通してみることに意味がある!と思います。
このマガジンを読むと八田鮎子という漫画家さんの「引き出しの多さ」がよくわかると思います。
コメディもいけるし、かと思えば初々しいカップルのうわっ😄と言いたくなるような可愛さまでとにかくバラエティに富む漫画家さんです。
あと、マガジンを読めばわかるかと思いますが、作品全体の雰囲気がとにかく明るい❗深く考え込まずさらっと読むには八田鮎子さんの作品はおすすめです。いいね
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ハーレム物なのに、主人公がカッコいいとは2014年10月16日もうコメディなんです❗ツッコミどころは多々ありますが、頭をバカにして読んで見てください。
私のハーレムものへの勝手なイメージなのですが、どこにもいねーよっていう王子様級イケメン達が何か分からんが主人公を好きになって、相手の男性がカッコいい程主人公が好かれる意味わからなくて読むのをやめてしまう…みたいな感じです。
しかし、この作品においてはそんな気持ちになりません。
彼らが概ね見た目から好きになり(この時点で性格的にはイケメンじゃないですね)、主人公が男に媚びないからだと思います。
顔から入ったので、好きで居続けるには理由がいると思います。主人公との交流を通して徐々にその中身にもひかれていくため、彼らとともに主人公の良さを一緒に知ることができるのです。そして、この主人公が恋愛的な意味で男の人を必要としていないため読んでいてちょっと痛快です。
好きなことに自信を持って、堂々としている人はやっぱりカッコいいんです。例え、オタクグッツ抱えていようとも❗ -
なんか照れる…2014年10月16日いや、恋愛的にどきつい展開があるとかじゃないんですけど。「ごくせん」で少女マンガのようなセリフが出てくると妙に照れます。そんな二人じゃなかったじゃん❗ギャー❗て感じです。立読みされたら雰囲気分かると思いますが終始あんな感じです。だもんで、本編よりはちょっとコメディ色が弱いかもしれません。
内容は卒業後1、2年の間の話ですね。新入生が入ってきたり、沢田との関係がどうなってるのかとかです。あとおまけで、うんと未来のその後が4コマ形式で描かれてます。(久美子の子供の様子とか…本当にちょっとですけど💦)
本編を読んだ上で、その後が気になる方向きの作品です。 -
表題作のみと言わず😶2010年7月19日ぜひ、「アルタイルの恋文」も読んでみてください。アルタイルとは彦星のことです。タイトルからも作品の切なくも愛情ある雰囲気を感じとって頂けたらいいなと思います。
<あらすじ>
毎年、夏に母に連れられて田舎にやって来る士族の息子・十太友。そんな彼を毎年楽しみに待っている幼なじみの末緒。しかし、やがて夏になっても彼は来なくなる。
素直ではない十太友の孤独が透けて見える末緒ではあるものの、彼の母親に嫌われているためおおっぴらに会うこともできない――。
…このように書くとなんだかありきたりな話みたいですが、心情描写のうまさと可愛い絵が、幸せな思い出と切ない想いを上手く引き立てて、味のある作品にしています。
「寂しいことが幸せです。」という、彼から手紙は本当に切ないです😢
私はコミックを一度読んだことがあるのですが、「アルタイルの恋文」がものすごく好きだったので、この話だけ購入してしまいました😃
どうぞ皆さまも、表題作のみと言わず手をのばしてみてください。 -
普通の恋愛漫画です✨2010年1月9日私は普段、GLという分野は読まないのですが、レビューにこの作品はそういうのが薄いと書かれていた為、作者に惹かれて手を出してみました。
この作者の独特の雰囲気が好きです。主人公が自分も他者もどこか冷静に見ていて、淡々とした雰囲気を出しています。もしかしたらそこが物足りないとおっしゃる方もいるかもしれません。
この作品は普通の恋愛漫画です。しかも学園モノ。女子校ですが💦
学園の中には、生徒と付き合う先生や、女同士で恋に落ちた生徒などもいるのでしょう。だけど、彼等は普通に恋愛をしているのです。これは多少特殊に見えるカップルの普通の恋愛漫画だと読むのがイイと思います。
試し読みをすると分かると思いますが、この作品の主人公は一般的な恋愛観を持つ先生です。だから、女同士でくっつく生徒に驚き、生徒を可愛く思う自分に焦り…一々反応が普通なのです。だから共感も出来るし、笑いも誘います。
(…第一種接近遭遇には笑えました!生徒のあんな場面をみたら先生も狼狽しますって😃)
GLを読んだことがなかった私のような者でも置いていかれずに読み切ることが出来ました。どうぞ、臆せず読んでみて下さい😶✨