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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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  • 僕達の魔王は普通

    中村朝

    小気味よいコメディ
    2021年11月1日
    ツッコミといい、オチといい毎度毎度小気味よいコメディです。
    魔界の世知辛い事情や、絶妙に報われない感じの同僚・田中先生や、謎の貫禄の持ち主・園長先生などツッコミと所が多くて目が放せません。
    回りの人(いわゆるモブになるのですが)が絶妙にハートフルでミーハーな感じも面白かったです。
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  • 三千世の心中【ペーパー付】

    D・キッサン

    あっさり終わってしまった…
    2021年10月2日
    もう少し丁寧に描いてくれてもよかったんじゃないの…?というぐらい力強く終わってしまいました。
    物語のはじめの期待感がすごくて、盛り上がりの頂点を待っている間に終わってしまったというか。
    きっちり完結しているので、スッキリはします。
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  • あわいの庭師

    街田シカク

    こがれる視線のまぶしさが好き
    2021年3月11日
    あの世とこの世のあわいにある庭で、訪れた人の心残りを解放する庭師のお話です。

    この方の作品はいつも寂しさとかそういうある種のネガティブなところから、光ってみえる明るいところをこがれるように見つめているようなところがあって、それがこちらにも眩しく映ります。
    やたらきれいに見えるので、目が話せません。
    そのため、読了感はさわやかです。
  • アルバート家の令嬢は没落をご所望です

    さき/双葉はづき

    会話のテンポが小気味よくて、笑える😊
    2020年12月2日
    乙女ゲームに転生、悪役令嬢、主従、王子様的キャラ…とここまでお約束の要素が揃っていて、今だかつてないギャフン喜劇になるのは、本当にすごいです。
    物語の強制力をたて巻きロール(通称ドリル)で確かめるお嬢様と執事には、思い出す度笑ってしまいます。
  • 花ゆめAi 迷路庭園に死を

    草川為

    ほんわかとしたお話
    2020年6月20日
    ひと夏の冒険の続きを紡いでいくのだ的な、ファンタジックな作品でした。
    ひねくれた見方をすると、少女が大人になったとき、果たして狡くないままいられるのかという、若干下世話なことを考えてしまいました。
  • テセウスの船

    東元俊哉

    じわじわと忍び寄る悪意
    2020年3月16日
    小さな村のコミュニティの中で、じわじわと忍び寄る悪意は、人の間に伝播していき、誰をどこまで信じることができるのか…という不安をいつもはらんでいます。
    その中で、果たして事件の真実を見つけることができるのか。
    大事な人を取り戻すことができるのか。

    先の読めないというか、不安定さがハラハラしておもしろかったです。
  • かわいすぎる男子がお家で待っています

    高瀬わか

    登場人物がほぼ美形の漫画♦
    2020年3月3日
    美少女とみまごうような可愛すぎる男子と同居することになったOLさんのお話です。
    まず主人公も回りが振り返るような美人ですし(ずぼらという特性を持ってるとは言えど)、可愛すぎる男子も美形です。そしてその妹、母、叔父と血縁が皆美形なので、どえらいことになっています😊
    主人公の中身というか感覚が普通なので感情移入は出来るかとは思いますが…。
    男子の方を可愛いと思えるかが、はまるかどうかの分かれ目かもしれません。
  • 酒と恋には酔って然るべき【電子単行本】

    はるこ/美波はるこ

    圧倒的伊達さん派でした。
    2020年2月1日
    趣味もあい、お互いのこだわりがイヤじゃないとか…30代でこんな恋人と別れることになったら立ち直れないよと思っていたのですが。
    本誌も追いかけ始めた最近、伊達さんを相手にすると大変かもしれないと思い初めてしまいました。
    たぶん主人公への好感度の高さというか、共感性が強い作品だからだと思います。
    ノーストレスで読めるところ、そして悩む展開でも酒とご飯は美味しそうなところがいいアクセントになって、読む手が止まらなくなります。
  • さよなら私のクラマー

    新川直司

    おしい感じ
    2020年1月14日
    うーん。ただただ単純にサッカーの動きのある絵があまり上手くないので、なんとなく物足りなく感じさせてしまう。
  • モンタナーリ家の結婚 Ⅰ イタリア大富豪と小さな命

    レベッカ・ウインターズ/さちみりほ

    ハートフル
    2020年1月14日
    どこをとってもほっこりするお話で、疲れずに読めます。というか、疲れた時に読むといい感じです。嫌な人が出てくる訳でもなく、主人公たちも前向きですし、子供たちもかわいいし。夢中になって読む話ではありませんが、気分を浮上させたいときに読み返したくなる作品です。
  • Ekiss

    Kiss編集部

    2020年2月号/休載が目立っていた気がする
    2019年12月25日
    逃げ恥、涙雨とセレナーデ、世界で一番早い春、ホタルノヒカリ、カカフカカなどがお休みでした。
    残念。
    一番盛り上がってきた!と興奮した作品は「御手洗家、炎上する」です。
    真希子がとにかくホラーでしたし、ついに真実があかされるのか!という緊張感が凄かったです。
  • 七つ屋志のぶの宝石匣

    二ノ宮知子

    ミステリー要素もあって面白い
    2019年12月8日
    上流階級を宝石商として歩いている顕と、下町感あふれる土地で暮らす質屋の娘・しのぶのミスマッチがクセになります。
    ノリとしては中華料理店でクラブハウスサンドをオーダーしていた「のだめカンタービレ」の千秋先輩に近い感じ。
    おかしいけど、何か様になってるというか。

    はじめはドタバタコメディなのかと思いきや、徐々に過去を追うミステリーになってきて、ますます目が離せません。
  • 二人は底辺

    小西明日翔

    本編を読まなくても楽しめる番外編
    2019年12月8日
    単体で読んだときに面白いかどうかは、人を選ぶかとは思います。
    けれども、「来世は他人がいい」を読んでいる方は、読んだ方が本編が楽しくなること間違いないです。
    話的には、いずれ本編のコミックに挿入されそうな気がするので、そちらを待つのも手かと思います。
  • 涙雨とセレナーデ

    河内遙

    孝章様がやたらと愛しい
    2019年8月17日
    明治時代にタイムスリップしてしまった女子高生・ひなが主人公のお話なのですが、どちらかというと現地で出会った孝章様を応援したくて読んでいます。
    一途に幼い頃出会ったひなの思い出を大切にして生きていて、不器用なのに真面目に想いを行動で示していく姿に可愛らしさを感じました。

    若干すれ違いものの要素もあって、そこがなおさら二人の関係をもどかしくさせるので、終始「孝章様、ひなに気づいて~💦」と応援したくなるのです。
  • 三億円事件奇譚 モンタージュ

    渡辺潤

    見応えのある逃亡劇
    2019年8月15日
    社会派ミステリーと思って読むと、ほんの少し物足りなく感じる点はあるかもしれません。しかし、逃亡劇が物語をスリリングにしていて、追われながら過去の事件を追う主人公たちに目が話せず、一気読みしてしまいました。
  • おこぼれ姫と円卓の騎士

    石田リンネ/暁かおり/起家一子

    コミカライズ化の中では当たりでした
    2019年8月15日
    昨今コミカライズ化が流行っていますが、これはかなり巧みだと思いました。
    絵も綺麗だし、原作の編集の仕方、見せ場の構図などは漫画ならではですごく素敵でした。
    原作が好きな作品だと、コミカライズに対して厳しい目で見てしまうこともあるのですが、大満足でした。
    特に銃声王の決意のシーンがかっこよかったです。
    しかし、楽しみな作品だったのですが、打ちきりなのですかね。
  • となりの魔王

    雪乃下ナチ/ちほ

    軽くて笑えるファンタジー
    2019年8月15日
    舞台は現代なのですが、ある日となりに魔王が引っ越してきた!
    というところから始まるお話です。
    まわりの人は特に驚いておらず(あぁ魔王ね。ぐらいの反応)驚愕する主人公がおかしいのか、そしてやけに律儀な魔王にツッコミが追い付かなくなります。

    雰囲気としては連作短編といった感じなので、移動のお供に読みやすいお話でした。
  • 波よ聞いてくれ

    沙村広明

    皆ものっすごく主張をぶつけてくる
    2019年8月15日
    主人公のむちゃくちゃなところが、勢いのある語りもあって、爽快感があります。

    一番なるほどなと思ったのはベテランパーソナリティーが陰キャだけれどお笑い芸人になりたいと考えているリスナーに対して言った「笑いを必要としているのは、むしろ陰キャ。自分と同じ人達を笑わせるんだと考えてみたらどう?」というセリフです。
  • SILVER DIAMOND 外伝

    杉浦志保

    目次で勘違いしてました
    2019年8月15日
    目次を見て、書き下ろしの番外編が60ページぐらいあるのかな?と思っての購入だったのですが、番外編はP107と後半のP8で合計9ページでした。
    番外編の内容としては、「その後の話」と、「くらやみの地図」に付け足すような話でした。

    外伝の連載を読んだことがあったので、レンタルでもよかったかもと思ってしまいました💦
  • 推しが武道館いってくれたら死ぬ

    平尾アウリ

    推しにハマるとはこういうことなのか。
    2019年8月4日
    なるほど…と感じたお話でした。自分がアイドル等にはまったことがない分、興味深く読ませて頂きました。共感性はないのですが、コメディなので特に置いていかれることもなく、楽しかったです。
  • 淋しき王は天を堕とす

    守野伊音/ひむか透留

    作者さんの作品の中では、読みやすい文章。
    2019年8月4日
    こちらの作者さんは、お話やキャラクターが個性的でいつも楽しいのですが、文章が読み辛い印象でした。一人称が走りすぎというか。
    しかし、今作は賞をとった作品というだけあっていつもより読みやすかったです。
    よくこの壮大な話を一冊にまとめられたなと感心しました。
  • くちうつす プチキス

    天沢アキ

    序盤の期待感がすごかった
    2019年8月4日
    後述筆記を通して、曖昧でもどかしい感情が二人の間を行き交う感じがよかったです。
    ただ物語にキチンとオチはついているのですが、最後までもどかしい感じのまま終わってしまったので、少し残念でした。物語としての山場が少し弱かったというか。
    序盤の期待感の分味気なく感じてしまいました。
    しかし、話としてはまとまっているので、もう少しその後を描いたら蛇足になってしまっていたかもしれず、終わり方としてはよかったのだと思います。
    読了感は爽やかでした。
  • 千歳ヲチコチ

    D・キッサン

    もどかしいコメディ
    2019年8月4日
    「君の名は」(まちこ巻きの方)ではないですが、ただ一度手紙を交わしたあの人に会いたいと願う男女のコメディです。なかなかハイテンションのコメディです。
    何度もニアミスするもどかしさ、そして物語後半になり願うばかりではなく行動に移してからのだんだんと漂ってくる恋愛風味に、こちらの気持ちも盛り上がっていきました。
    ついに会えた時には、よっしゃ❗という感じ。
    恐らくかわいらしく応援したくなるような主人公たちだったからでしょう。
  • 昭和ファンファーレ

    リカチ

    キャラがいい三角関係ってもどかしい
    2019年8月3日
    主人公のまわりにいる男性二人がどちらも魅力的で、何とか二人選べないでしょうか…😩という気持ちになりました。
    ライバル役の女性も、主人公の朗らかさに対して、初めは若干目をそらしたくなるようなほの暗さがあったのですが、最終回を迎えるにいたって清々しさを覚えました。
    読了感がよかったです。

    最終巻にはサイドストーリー的な短編一つと、その後の書き下ろしがあります。
  • 酒と恋には酔って然るべき【分冊版】

    はるこ/美波はるこ

    圧倒的伊達さん派
    2019年6月3日
    ワンカップを誰かと楽しみたくなるお話でした。

    30代で、趣味もあって、ツボも一緒で、家事もできるとか…こんな彼氏と別れることになったら、しばらく立ち直れねーよ…と思って見てしまいました。
    コメントでは年下の部下が人気のようですが、いまいち魅力がわからずにいたので、何とか主人公には伊達さんと上手くいってほしい。

    お互い完璧な恋人というわけではなくて、多少のアラも見えてて、それが嫌ではないという関係は理想的だと思うのですが。
  • たそがれメモランダム

    田村茜

    振り替えればそれも思い出
    2019年3月1日
    学生時代に若干のくいを残してる人は特にささるような…憧れと懐かしさが胸にくる作品でした。

    1巻は日常ミステリー風で、2巻はそれぞれのキャラクターが高校生活の〆に入っているような感じ。
    1巻を読んで、それぞれのキャラクターが気になれば(主人公や浜野君の恋の行方等)、2巻にも手をのばしてみるのがいいかと思います。
  • 王子様の抱き枕

    睦月けい/ユウノ

    打ちきり…なんですかね?
    2018年11月13日
    作者が以前ネットで発表していた作品を書籍にしたものです。
    その頃からファンで…というかこちらの作品がきっかけでファンになったくらいの作品なのですが、続刊がでないです。
    主人公たちの望まぬ現実に立ち向かっていく姿が、悲壮なのに鮮やかで、そこが大好きでした。

    打ちきりというより、最近作者さんが創作自体されていない(出版されていない)ようなので、お体を悪くされた等のトラブルがあるのではと考えてしまいます。
    続刊が今でも待たれる作品です。
  • 手軽に作れて、キレイに効く! みそまる

    藤本智子/みそまる普及委員会

    手作りインスタント
    2018年11月12日
    前から味噌玉は気になっていたので、作り方やアレンジ等のレシピがギュッとつまったこの本を購入しました。
    お手軽ですし、味噌汁すら作るのめんどくさいという時におすすめです。
  • この男は人生最大の過ちです【描き下ろしおまけ付き特装版】

    九瀬しき

    セリフのパンチ力強い
    2018年11月6日
    社長も主人公も単体でみると、どっちも少し?性格がきっついな~といった感じなんですけど、二人で揃って掛け合うと何か爽快感あります。セリフの小気味良さが気持ちいい…✨
    力強いセリフによって見せ場が分かりやすいというか、盛り上げ方が上手いのでとても読みやすいです。絵もきれい❗単行本バージョンのおまけカルタも笑えますよ。カルタの「え」は、「エゴマゾ」の「え」❗
  • なんちゃってシンデレラ

    汐邑雛/武村ゆみこ

    飯テロ系シンデレラ
    2018年11月2日
    とにかく元料理人の主人公が考えるメニューが美味しそうで…😄特におもてなし料理がすごく美味しそうでした。
    トロトロのお肉の破壊力すごい…。

    料理スキルこそ高いけれど、普通の社会人であった主人公が、どえらい貴族のお嬢さんに成り代わってしまったところから始まる物語です。自分の置かれた環境を冷静に見つめて行動する主人公には読んでいて安心感がありました。
  • 桜の花の紅茶王子

    山田南平

    ラストがすごい❗感無量です。
    2018年10月21日
    前作「紅茶王子」を読んで、少しもやっとした気持ちを覚えました。
    一人でそんな決断しないでよっていう寂しさを感じたのです。
    今作「桜の花の紅茶王子」を読んで、そんな気持ちがふっ飛びました。
    きちんと二人で考えて選択した未来でしたし、二人が選択しなかった道でさえけして寂しいものではなかったのだと思えました。
    別れの寂しさはあれども、命は形を変えながら、巡っていくのか…と壮大な気持ちになるラストでした。

    前作が大好きだった方も、少し心残りがあった方も楽しめる作品ですし、満足のいくラストなことは間違いありません。
    ぜひ、最後まで読んでみてください。
  • お迎えです。(白泉社文庫版)

    田中メカ

    切なさの絶妙なバランスがクセになります😊
    2017年2月23日
    幽霊をお迎えに行く会社でアルバイトすることになるというワンアイデアで物語を引っ張っているのですが、主要人物のキャラが濃いため飽きません。

    彼らの人間関係のバランスがすごいです。
    主人公たちアルバイトはこの世に生きているけど、正社員たちはあの世で生きる言うなれば死人のため、例え好きになってもいつかは終わりがきてしまうという緊張感があるのです。
    のほほんとしているのでそこまでむき出しな感じでもないですけど。

    お話も人の死を扱うということでシリアスな話かと思えばギャグもあったりで、まあ全体的にのほほんとしています。
    シリアスより切ないという感じで、そのお話の絶妙なバランスがまたすごいなと思いました。

    とにかくクセになるお話なのでぜひ一度お手にとってみて下さい。
  • 悪霊退散大作戦

    魚住かおる

    基本コメディたまに微シリアス
    2017年1月12日
    二巻の「黄泉の水」という、かつて恋人と心中し、生き残ってしまったおじいさんの形見の小瓶にまつわる話を読んで、ただのコメディじゃない❗と衝撃を受け、ドはまりました。
    この話は、自他共に認めるヘタレ主人公が特技の霊を見る力を使って、傍若無人な甥っ子と元悪霊・鬼姫をお供に、楽して稼ぐ霊能家業を行おうとするも、 そうは問屋がおろさない…みたいなドタバタコメディです。しかし、たまにしんみりするところやシリアスな話があったりして、そのコメディ要素との絶妙な混ざり具合がクセになって、読むのを止められなくなります。
    今はただ続編の配信を待つのみです。
  • λ(ラムダ)の箱舟

    秦和生

    イギリス文学が好きな方には特にオススメ😄
    2016年12月5日
    ちなみにですが、表紙の二人は親子です😩💦一巻までしか出版されていないので、物語全体を通してのテーマ性が薄いお話ではあるのですが…。しいて言うのなら、家族とは何ぞやみたいな感じでしょうか?第一次世界大戦後のイギリスを舞台に、ものものしさとのんびりさが絶妙混ざりあっている今作、イギリス文学にロマンの香りを感じる方にはたまらないお話でもあります。アウトロー息子のルディと父親の秘書で修道院育ちのバレンタインのその後とか気になるので、続きが描かれないのでしたら、残念ですね。
  • 逃げるは恥だが役に立つ

    海野つなみ

    ニクいぐらいに上手い。
    2016年12月2日
    言ってしまえば、「周囲を欺いての契約結婚」とかありがちな設定の話なのですが、だからこそ分かりやすくて入りやすいです。
    その上、社会風刺じゃないですけど、「絶食系男子」、「学歴高いけど」、「就職出来ない」、「キャリアはあれども」、「独身女性」、「恋愛に夢中になれない男」等々 …気になるキーワードがてんこ盛り❗誰もが満たされたいなと思っている部分を丁寧に描いてくれていているからこそ、気持ち分かる~❗と膝を叩きたくなるお話です。
    はじめは高学歴無職の主人公・みくりの安定のための契約結婚生活に目が行きがちだったのですが、後半にいくにしたがい、独身キャリアウーマン・ユリちゃんにフォーカスが当たってくると、女性の幸せについて想いをはせるようになってしまいました。何にせよ、これからの大団円を期待したいです。
  • 緑の雫

    あひる/yos

    美しい表紙の女性は働き者の魔女✨
    2016年12月2日
    気がついたら、知らぬ世界で「緑の魔女」として働くことになった主人公。緑の魔女として植物に関する特殊な能力を手にした彼女は、エステティシャンの経歴を生かして、牧歌的な村でのんびりと魔女(兼薬師?)として生活していきます。
    そんな中、魔女として引き受けた仕事から思いがけない陰謀に巻き込まれてしまう…というのがあらすじなのですが。
    魔女と言っても、呪文を唱える魔法使いなどではありません。元エステティシャンなので、作り上げたオイルを使ってマッサージという、かわいいは作れる的な魔法を使う訳です。魔法の元は、与えられる感謝の心という仕様。元の世界で疲れていた主人公の心も認知される感謝の心で癒され、仕事に対する姿勢などに変化が出てきます。
    なんというか、ものすごく突飛な話ではなくてファンタジーとしても入りやすいですし、主人公に感情移入もしやすいと思います。また、主人公の仕事中の描写が好きで楽しく読めました。
  • さんかく窓の外側は夜

    ヤマシタトモコ

    あらすじ詐欺を叫びたい❗
    2016年12月1日
    日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を見つけてはズバリ解決☆ 凸凹コンビの霊感エンタメ!(あらすじより)

    だ、騙された😩こんなポップなあらすじ書いといて…怖いやつじゃないですか!いや、ホラーなんですけど💦
    何て言うか、単純にお化けが出てきてキャーという怖さじゃないんです。
    すぐ隣にある恐怖ていうか、日常から薄皮一枚外れたところにある狂気を覗きみたような怖さみたいなものがあります。

    そして、読み終わった今、タンスの裏なんて見ないと思ったし、階段が軋む音がしても聞こえない振りをしようと思っています。
  • まとめ★グロッキーヘブン

    みたおでん

    強引なくらいラブコメのお約束の嵐(笑)
    2016年12月1日
    よく、ラブコメで男主人公がラッキースケベを起こして、ヒロインに叩かれるという場面があるでしょう。その役割が逆転したらどうなるか…!という発想の物語です。
    ちょこちょこラブコメのあるあるネタがはさまれるところも面白いのですが、ラッキースケベ体質の女子高生(主人公)がラブコメのお約束を絶妙にクラッシュしていくところで笑ってしまいました。
    かなりのハイテンションラブコメなので、ぜひぜひ心して読んでみてください😄
  • 【プチララ】夏のかけら

    天乃忍

    女の子の泣き顔にグッときます。
    2016年4月11日
    最近、まさかの延長戦ラブコメ「ラストゲーム」という作品で話題となっている天乃忍先生のシリーズ短編集です。シリーズと言ってはいますが、それぞれ独立した話ですので、気になった話だけ読むのもありかと思います。簡単に説明しますと、一話が病弱で口の悪い男の子と夏の恋の話です。二話が幼馴染に片思いをする男の子を見守る図書委員の女の子の話です。3話が部長に恋する不器用で一生懸命な女の子の話です。

    連載前、雑誌に短編を発表していた時から注目していた作者さんなのですが…何というか天乃先生といえば女の子の泣き顔❗とずっと思っていました。
    もどかしくて涙したり、思わずこぼれてしまったりと・・恋をして流す涙の多さを再確認させられます。

    私的には、天乃先生の真骨頂!と思っている、いとおしくも切ない作品集ですので是非読んでみてください。
  • キュビズム・ラブ

    松本テマリ/芝村裕吏

    黒い箱と医師のボーイミーツガール?
    2016年3月4日
    結論から言えば、恋愛ものとしてみるか、SFとしてみるかで意見分かれる物語だと思います😔

    あらすじから拝借して。
    「事故で体を失い脳だけの黒い箱になった女の子と医師のピュアラブストーリー」…えっ?
    恐る恐る読んでみると…は、箱が可愛い😄
    絵も上手く、伏線も気になるので丁寧に描いていって欲しいなと思っていましたが、4巻で完結。自分としては結末は納得!なのですが、全体的に痒いところには手が届いてないようなもどかしさがあり、前半の期待感の分残念に感じました。
    というのも、原作者さんの別作品とリンクしているらしく、そちらを読まないと中々話に入り込みにくいのです。
    設定盛りだくさんなキャラが沢山出てきますが、誰のことも(主人公たち含め)さわりしか触れずに物語が終了。登場人物達の掴みづらさが物語を中途半端にさせていました。
    もっと主人公二人の関係性を丁寧に描いて欲しかったです。



    …ここまでが感想で、もし私のようにテルって誰よ?と思った方にふんわりとした解説を。
    テルは「公僕の警部」と名乗る人物から送られるメールを頼りに、友人たちと犯罪を阻止する活動をしています。
    ヲタポン、助言をしてくれる公僕の警部、そしてテルは《犯罪を阻止する組織》側。今作に出てくるクロス・アクシャと彼らが製作した犯罪を誘発させるプログラム「F」は《犯罪組織》側。この2つの組織が対立しているのです。
    実は主人公のいる病院は、犯罪組織から協力を受けていて、デサインベイビー作製やら技術の最新鋭をいってるものの胡散臭いところ。
    その病院に潜入したテルは、争い激化の末、仲間を立てに取られ、屋上から飛び降りざるをえなくなるまで追い込まれます。
    恐らくですが、別作から読んでる方には、このテルの生死などがもう一つの見所だったのだと思います。

    …こんな感じの理解で読めば、意味不明のもどかしさも減るかなf(^_^;
  • 僕の初恋をキミに捧ぐ

    青木琴美

    「僕は妹に恋をする」が苦手な方に薦めたい
    2016年2月5日
    このお話は「僕は妹に恋をする」のスピンオフ作品で、あちらでは寮長も務めていた人物たちが主軸となるお話です。
    スピンオフとは言っても、前作の主人公はあまり出てこないので(舞台の都合上、後輩として前作の男主人公の方はおいしい感じに出てきますが)、この作品だけでもあまり問題なく読めると思います。

    お互い思いあう幼馴染の二人なのですが、片方は病気のために長くは生きてはいられないという事実があって、相手を思えば思うほどすれ違っていくところが切ないです。
    大事な人の命を思ったとき、家族も含めそれぞれがどのような決断をしていくのかという点についても考えさせられました。

    ちなみにですけど、前作よりは登場人物が人間的にしっかりしているのでまだ安心して読めました😺
    相手や周りのことを思ってすれ違う二人の話なので「妹~」が合わなかった方でも大丈夫です。
    ぜひ読んでみてください。
  • 王子様と灰色の日々

    山中ヒコ

    いじらしさにじんわりくる・・・。
    2015年4月21日
    あらすじを語ればよくある設定ですので簡単に。
    顔はそっくりだけれど貧富も性別も反対な男女の入れ替わりものです。

    性格も真反対な二人ではあるけれども、現状に鬱屈をかかえているところは同じです。
    それが入れ替わることでどう変化するのか、というところも注目して読んでください。
    なんというか、それぞれ基本的なところが満たされていない者たちが、お互いを羨んだり、相手を思って一生懸命になる健気な姿が、切なくもいじらしくてじんわりきます。

    絵も癖があるっちゃありますし、話も打ち切りかと思うぐらい強引にまとめた印象がありますが雰囲気を味わう漫画だと思えば問題なしです❗
    読み終わった時にはみんなが報われればそれでいいじゃん!てな気になります。
    ぜひ読んでみて下さい。
  • 明治失業忍法帖 じゃじゃ馬主君とリストラ忍者

    杉山小弥花

    「忍者」にひかずに読んでみてほしいです。
    2015年2月21日
    あらすじを読んで、忍者萌え?的なコメディーなのかなーと思ってちょっと敬遠していました。実際はあらすじから受けたイメージとは全然違いました💦…明治の初頭という時代の移り変わりの時だからこそ、人の生き方や人間性が真に現れてくるのだなとしみじみ感じるお話でした。
    武士の身分がなくなり自由主義が入り込んできた時代。それなのに思うようには生きれないし、でもやはり思うようにしか生きられないのだという各々のもどかしさは胸に迫るものがあります。
    主人公は女学校に通いたい猪突猛進型のお嬢さんなのですが、廃業忍びのなんというか厭世的な目からみるとものすごく眩しくって、それが嫌味に感じずよかったです。


    始めの一話を読んで頂ければ、この話の方向性が分かるはず❗明治舞台のお話って華やかなものが多いイメージですが、そうではないところも描かれているお話です。かといって暗すぎず楽しく読めます。食わず嫌いするにはもったいないお話なので、ぜひ読んでみてください😄
  • 僕は妹に恋をする

    青木琴美

    強く愛される主人公をお求めの方向けです😩
    2015年1月9日
    作品に入り込んで、「いやいや、そこは仕事きっちりやろうよ😔」とか「TPO考えて❗」など現実的に考えてしまう方にはオススメできません。
    自分はそのタイプで、途中で挫折しました。兄妹ものとか絵に癖があるとかそんな理由ではなく、主人公たちの性格が理由です。自己中すぎて何をしてんのか、訳がわからなかったです。他のレビューによれば最後にすごいドラマが待っていそうなのですが、イライラしてそこまで読む気になれず挫折しました。

    この話は万人受けする話ではないと思うので、強く愛される主人公がいい❗という方にはオススメです。


    この話を読んだだけで青木琴美さんの作品を見限ってしまうのはあんまりだなと思うので、この話に挫折した方は「僕の初恋をキミに捧ぐ」を読んでみてはどうでしょうか?
    「僕は妹に~」のスピンオフ作品なのですが、「僕は妹~」を読んでいなくても話が独立しているので大丈夫です。
    こちらは相手や周りのことを思ってすれ違う二人の話なので「妹」が合わなかった方でも読めるかと思います🙂
  • colors.(日生佑稀)

    日生佑稀

    どの女の子もかわいい😄
    2014年12月10日
    高校生同士の恋愛短編集です。

    ディアスカーレット(1~3話)はあらすじにある通りお嬢様とサッカー部の男子の話です。
    お嬢様も男の子も相手を知って徐々に好きになっていくところが可愛らしかったです。

    GREENDAYS(4~8話)は一話のお嬢様の後輩であるお嬢様と一話のサッカー部男子の後輩の話です。格差のある幼馴染ものです。はじめのころの初々しさがよかったです。

    スミレ/アイ・イロ(9・10話)は一話のサッカー部男子に憧れるボーイッシュ乙女と相談役の男の子の話です。カップル的にはこの二人が一番好きでした。レビュータイトルで女の子かわいいとか言いましたが、この話に関しては男の子が最後それを上回った感じです。短い話なので人物に萌えてください。

    同じ舞台での話なのですが連作短編集ってほど繋がっているわけではないので、気になった話を読んで見るのもいいかと思います。でもところどころ一話のカップルが出てくるので、彼らの話は読んでおくと何となく楽しいかも😊
  • 八田鮎子マガジン マーガレットコミックスNEWS 特別号

    八田鮎子

    オオカミ少女と黒王子を読む前に✨
    2014年10月17日
    もしオオカミ少女と黒王子の購入をためらっているのなら、まずこちらを一読してみてはいかがでしょうか?

    これは無料立ち読みの詰め合わせですから、もちろん個別に立ち読みしても内容は同じなのですが、通してみることに意味がある!と思います。
    このマガジンを読むと八田鮎子という漫画家さんの「引き出しの多さ」がよくわかると思います。
    コメディもいけるし、かと思えば初々しいカップルのうわっ😄と言いたくなるような可愛さまでとにかくバラエティに富む漫画家さんです。
    あと、マガジンを読めばわかるかと思いますが、作品全体の雰囲気がとにかく明るい❗深く考え込まずさらっと読むには八田鮎子さんの作品はおすすめです。
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  • 私がモテてどうすんだ

    ぢゅん子

    ハーレム物なのに、主人公がカッコいいとは
    2014年10月16日
    もうコメディなんです❗ツッコミどころは多々ありますが、頭をバカにして読んで見てください。

    私のハーレムものへの勝手なイメージなのですが、どこにもいねーよっていう王子様級イケメン達が何か分からんが主人公を好きになって、相手の男性がカッコいい程主人公が好かれる意味わからなくて読むのをやめてしまう…みたいな感じです。
    しかし、この作品においてはそんな気持ちになりません。
    彼らが概ね見た目から好きになり(この時点で性格的にはイケメンじゃないですね)、主人公が男に媚びないからだと思います。
    顔から入ったので、好きで居続けるには理由がいると思います。主人公との交流を通して徐々にその中身にもひかれていくため、彼らとともに主人公の良さを一緒に知ることができるのです。そして、この主人公が恋愛的な意味で男の人を必要としていないため読んでいてちょっと痛快です。
    好きなことに自信を持って、堂々としている人はやっぱりカッコいいんです。例え、オタクグッツ抱えていようとも❗
  • ごくせん 完結編

    森本梢子

    なんか照れる…
    2014年10月16日
    いや、恋愛的にどきつい展開があるとかじゃないんですけど。「ごくせん」で少女マンガのようなセリフが出てくると妙に照れます。そんな二人じゃなかったじゃん❗ギャー❗て感じです。立読みされたら雰囲気分かると思いますが終始あんな感じです。だもんで、本編よりはちょっとコメディ色が弱いかもしれません。
    内容は卒業後1、2年の間の話ですね。新入生が入ってきたり、沢田との関係がどうなってるのかとかです。あとおまけで、うんと未来のその後が4コマ形式で描かれてます。(久美子の子供の様子とか…本当にちょっとですけど💦)
    本編を読んだ上で、その後が気になる方向きの作品です。
  • お願い、せんせい

    タアモ

    表題作のみと言わず😶
    2010年7月19日
    ぜひ、「アルタイルの恋文」も読んでみてください。アルタイルとは彦星のことです。タイトルからも作品の切なくも愛情ある雰囲気を感じとって頂けたらいいなと思います。

    <あらすじ>
    毎年、夏に母に連れられて田舎にやって来る士族の息子・十太友。そんな彼を毎年楽しみに待っている幼なじみの末緒。しかし、やがて夏になっても彼は来なくなる。
    素直ではない十太友の孤独が透けて見える末緒ではあるものの、彼の母親に嫌われているためおおっぴらに会うこともできない――。



    …このように書くとなんだかありきたりな話みたいですが、心情描写のうまさと可愛い絵が、幸せな思い出と切ない想いを上手く引き立てて、味のある作品にしています。
    「寂しいことが幸せです。」という、彼から手紙は本当に切ないです😢


    私はコミックを一度読んだことがあるのですが、「アルタイルの恋文」がものすごく好きだったので、この話だけ購入してしまいました😃
    どうぞ皆さまも、表題作のみと言わず手をのばしてみてください。
  • 白薔薇の園

    風原みくろ

    普通の恋愛漫画です✨
    2010年1月9日
    私は普段、GLという分野は読まないのですが、レビューにこの作品はそういうのが薄いと書かれていた為、作者に惹かれて手を出してみました。
    この作者の独特の雰囲気が好きです。主人公が自分も他者もどこか冷静に見ていて、淡々とした雰囲気を出しています。もしかしたらそこが物足りないとおっしゃる方もいるかもしれません。


    この作品は普通の恋愛漫画です。しかも学園モノ。女子校ですが💦
    学園の中には、生徒と付き合う先生や、女同士で恋に落ちた生徒などもいるのでしょう。だけど、彼等は普通に恋愛をしているのです。これは多少特殊に見えるカップルの普通の恋愛漫画だと読むのがイイと思います。

    試し読みをすると分かると思いますが、この作品の主人公は一般的な恋愛観を持つ先生です。だから、女同士でくっつく生徒に驚き、生徒を可愛く思う自分に焦り…一々反応が普通なのです。だから共感も出来るし、笑いも誘います。
    (…第一種接近遭遇には笑えました!生徒のあんな場面をみたら先生も狼狽しますって😃)



    GLを読んだことがなかった私のような者でも置いていかれずに読み切ることが出来ました。どうぞ、臆せず読んでみて下さい😶✨