錆のゆめ 左
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錆のゆめ 左

久間よよよ

右のための本編

2021年3月13日
久間先生が言う双子の本。どちらかと言えば上下の続きで本編だと思います。この双子という言い方。本当に先生、天才だと思います。この左はとしおさんが、自分を犠牲にしてまで幸せにしたかった妹のその後を知ることになります。サクセロイドになった当初とは違い、しんどおから色々なことを学んだからこそ、なぜ妹と一緒にいることを選ばず、こんなことになったのか?ととしおさんなりに考え、悩みます。彼は今、とにかくしんどおと一緒にいたい。彼を愛し一緒にいることが自分の全てだから。そんなとしおさんにしんどおは、できる限りのことをし、寄り添います。しんどおもまた、としおさんを愛していて、唯一無二の存在となっているんです。こちらは現実の悲しい痛い部分が多い気がします。だからこそ、双子の片割れ右が素晴らしい…。ぜひ、左右読んで欲しい。私は何回読んだかわかりません。左と右、時系列でリンクしてるところを読むと尊さが増します。たくさんの人に読んで欲しい!!!
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