このレビューはネタバレを含みます▼
設定も話の流れもぐっだぐた。
まず「死ぬまでヤリコロされる」とか書いてんのに、いや、食ってるだけじゃん。一瞬エロがあると思ったらその要素皆無レベルで人を食うだけの鬼。食9割、エロ1割。「鬼が」「ヤリコロす」的な設定なのに少し舐めただけで全く行為に至ってない。むしろ人同士のエロの方が多い。なら別のエロ漫画見ればいいし、人を食う話なら「鬼○の刃」とか「進○の巨人」とか見ればいい。広告詐欺だろ。
異種間エログロ舐めてんのか!!!!!
話も最初のグループのくだりいるか?ってレベルで途中から別のキャラたちで話が進んでいく。最初のグループは1巻のみで、2巻からは独占して後出しキャラが主人公はってる。なら最初の2.3ページで「弟とその友達がある山で遭難した」で話を進めた方が謎が深まっていい。中途半端な主人公交代な感じがしてモヤモヤするね。最初のグループで見つけた山の情報も後から出たキャラたちで回収させればいいやん。
4巻後半でやっと1巻の主人公が顔出したけど、「そういえばいたね」「お前誰だっけ」っていうやっと会えたの感動を味わえない。
作者はもう少し設定を練ってから書き始めれば良かったのに、設定のガバさから頭の悪さを感じて読んでてこっちがしんどくなる。
話の流れも他のサスペンスやホラー作品をみてもっと勉強してきて欲しい。慣れてない題材でやってるのが読み取れる。この2題を扱うのはかなり頭を使うし、知識量が試されると思う。
絵はそこそこに上手いので別の自分がやりやすい題材で頑張ってください。そしたらもっといいものが出来ると思うよ。