このレビューはネタバレを含みます▼
立ち読みなし、1巻完結ではない、そこそこのお値段、という三拍子で買うのにかなり躊躇しましたが、レビューの高さを信じて購入しました。そして後悔しました。なろうに掲載されているならそちらでチラッと読むべきでした…レビュー書きながら改めて後悔しています。とにかく上下巻というボリュームもあって、読むのに疲れてしまいました。私が読み疲れた理由は主人公のキャラが私と合わない点、登場キャラの名前がやたら長くて覚えられない点、主人公と相手とで視点がコロコロ変わる点、思わせぶりな表現に反してあっけない展開が多い点、文語と口語が織り交ぜられた文章で話が進む点などで読みづらいからだと思っています。主人公のキャラはそこまでアホにしなくてはいけなかったのかと思うくらいにポジティブというかお調子者というか学習能力がないというか…ムリでした。それから所々で場面が切り替わる前に「そのことを俺は後に後悔した」とか締められていますが、読み進めても結局大した伏線ではないのでその度に大仰だと感じました。更には「嫣然と」なんておよそあの主人公が読み書きできなさそうな単語と「アーホーォ」とか気が抜ける単語が並んでいて…とにかく本作をある程度読んで別の作品読んで、ある程度読んで別の作品読んでの繰り返しで、どうにかこうにかの読了です。レビューは高評価なので読む人を選ぶ作品かもしれません。私は合わなかったので読み返すことは絶対ない、この作者さんの他作品も買わないです。読み終えてまずの率直な感想は「これ、中学生が書いたのかな?」です。評価下げて申し訳ないですが、本心です(以下ネタバレ)上巻は出会いから旅を経て受と攻がお互いを受け入れていく話、下巻は上巻からの話の続きと子供たちが出張る短編が収録されています。下巻はとにかく子竜が可愛くて!!本編を読んで蓄積された疲れを癒やしてもらいました。