ウィンター・キル
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ウィンター・キル

ジョシュ・ラニヨン/冬斗亜紀/草間さかえ

他の作品読んでなくても大丈夫です!

2021年3月23日
FBI捜査官アダム(表紙中央)と小さな町の保安官ロブ(表紙右)のストーリーです。草間さんの挿絵大好きなので嬉しいです!海外作品なのでお互いに抜き差しのあるいわゆるリバなのですが、日本的BL心理を頼りに表記すると「ロブ×アダムでリバ」という表現が一番しっくりくるように個人的には思います。
小さな町に起こった殺人事件の犯人を探していくうちに別の連続殺人に繋がっていくのですが、この事件の話もとっても読み応えがあって面白いです。もちろん二人のロマンスも!
アダムは別のフェアシリーズという作品の登場人物タッカーの元彼なのですが、フェアシリーズ未読でも問題ないです。でもフェアシリーズを読むとタッカーに未練を感じてしまうアダムがよく理解できるので(タッカーは最高の男)個人的にはフェアシリーズを読んでからをおすすめします。アダムに割と日本のBLっぽさを感じるので、他のジョシュラニヨン作品が合わなかった人もこれはいけるのでは?と思いました。アダムを応援したくなります。アダムの話ももっと読みたい!
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