このレビューはネタバレを含みます▼
「薔薇王の葬列」にハマり、最新15巻の続きみたさに購入。漫画雑誌を買ったのは「女王の花」を読みたくてベツコミを買って以来。そういえば、あれも悲劇的な主人公が運命に立ち向かう物語でした。個人的に「長歌行」や「BASARA」も好きだし、きっとそういうのに弱いんだろうな。内容は半身と再会し、謀反の理由が明らかに。リチャードとの別れに自然と涙を流すバッキンガムが切なかった。お互い思いあってるからこその考えの違いがまた。一緒にいられなくても相手には生きていてほしいと願うリチャードと一緒にいられないなら生きていても意味がないと語るバッキンガム。別れ際、彼がリチャードからもらった王の指輪。それをティレルに託します。今後の鍵を握るのは?「薔薇王の葬列」というタイトルが何を意味するのかずっと考えていたんだけど、ティレルがラスト、リチャードの身代わりになって死ぬような気がしてきた。彼も薔薇王には違いないんだよね。ふたりのヘンリーの思いが最終的にリチャードを救うんじゃないかな。