マトリズム
」のレビュー

マトリズム

鈴木マサカズ

淡々とした物語

2021年3月28日
静かな捕物帳という感じです。日常に潜む薬物の怖さを淡々と描いています。捜査官と薬物に逃げた弱い人間とのやり取りが物悲しくなります。面白いのですが、肝心の最後が・・・。捜査官の妹さんと関係する売人、これらの物語がアッサリ終わり、ここがこの作品の最大の謎でありクライマックスなのに、は?と言う感じで非常に消化不良。打ち切りだったのでしょうか?途中までは良かったのに、最後のお粗末さに少々後味の悪い作品でした。
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