このレビューはネタバレを含みます▼
父親が霊を祓う仕事をしている歩は、中学3年の時にクラスメイトの西条に憑いている黒い影の正体を探っているうちに倒れ、学校に行けなくなってしまいます。24才になってアパートで一人暮らしを始めた歩は隣に住む西条に再会し、まだ取り憑いている黒い影を気にしているうちに西条への恋心を自覚し西条を守ることを決意してというお話でした。1巻では西条の霊を取り去るまででした。2巻では西条と付き合いたいという中学の時のクラスメイトや西条との間の子供がいるという若いシングルマザーが出てきて、モテる西条との格差から歩は元気を無くしていきます。西条が歩に胃袋をつかまれ、エチでもハマりつつツンツンしていて、西条ラブな歩は西条なりに大切にしているのに気付かずに意気消沈するという展開でした。ホラー感はさほど強くなく、西条に取り憑いていた大元の霊については結構アッサリ、2巻になるとラブメインでなんだかんだと攻めが溺愛してました。コンビニ勤務を下げる表現が結構あって、否定的なニュアンスもなく普通に使われていたのでなんだかなーと思いました。ちょっと前の本だからでしょうか。エロは結構豊富でした。
1巻 2008年11月 2巻 2010年3月。