柴ばあと豆柴太
」のレビュー

柴ばあと豆柴太

ヤマモトヨウコ

日常のいとおしさ

2021年4月6日
豆柴好きの自分、まったく内容を知らず購入……

あったかい日常と、つらい苦しい過去が織り成す物語でした。

あの津波から10年。娘と孫を失った柴ばあ、ふたりを探す彼女と出会った豆柴太。素朴な方言とちょっと粗めの画風が、生きてることのありがたさ、生き抜くことの大切さをあらためて教えてくれます。柴コンビの周りの人々のあったかさと垣間みえる傷。10年経ったけど、きっとこんな人々がたくさんたくさんいるんだろうね。みんな、健康で幸せでありますように。
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