このレビューはネタバレを含みます▼
書店員の柊の店の常連の知花くん。前々からいいなと思ってたら、告白され、一夜を過ごした後で、相手が高校生と判明。普通なら、そのままおつきあいが始まるところ、大人の責任を感じて、つきあわない選択をする柊。まだ20代のころなら、え〜、好きなのになんで〜と思うけど、子持ちで年を重ねた今なら、柊の選択が、理解出来てしまう。辛いけど、だめなものはだめと言える柊の気持ちに頷くのは、やっぱり年とったから?二人が三年の年月を経て再会し、お互いに忘れられなくて、結ばれたときには、親戚のおばちゃんのような気持ちで、よかったね〜と思いました。早くに両親を亡くし、育ててくれた祖父母も亡くした知花が、柊に、病気しないで。事故にもあわないでと言って涙したときには、辛かったね〜。よしよしと言ってやりたくなりました。二人がいっしよに暮らして、旅行にも行ったりする幸せな後日談も見れて、本当によかったです。