君は夏のなか
」のレビュー

君は夏のなか

古矢渚

繊細な描写がイイです

2021年4月11日
古矢先生の作品は結構読ませていただいてますが、この作品が1番繊細な描写で描かれていると思います。渉と佐伯の心の動きがとてもわかり易くて響きます。一瞬離れてしまう時期に渉がどんなに佐伯を想っていたのかがわかって2人は再会を果たすところのシーンが私は好きです。今までの感情が爆発したような感じでこれで2人は大丈夫だなと思いました。青春の淡い感じがよく出ていてこれは何度でも読みたくなる作品だなと思いました。まだ続きがあるのならそろそろ…その先を見てみたいです!
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