このレビューはネタバレを含みます▼
人生初のコミックスに、評価を高くしたいところですが複雑です。設定も展開も良く出来てる事は間違いありません。リバが苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、私的には大きな問題ではありません。互いに愛し合ってるなら、タチネコ逆転したとしても、相手を気持ち良くしてあげたいとか思うでしょうし、快楽の追求は生理的なものなので、自然な事かなと思います。そう、リバが問題じゃないんです。
高校からの親友同士で、陽キャな祥平と真逆な圭吾。祥平に密かに片思いしてる圭吾は、祥平を想いながらア＊ニーに勤しむ日々。気持ちも行為もタイトルが表す事なんですよね。一方の祥平も、先輩から知ったア＊ニー情報で、お試ししてみたら、思い浮かぶオカズは圭吾のこと。二人の現状と過去の思い出を上手く交錯させて、心の対比とか動きとか心理描写に長けてるなぁ、と思います。いい感じで進んでたんです。
住み込みのバイトで一緒に触りっこした時に、圭吾が思い余って、いきなり祥平のナニを無理やり自分に入れた時点で、ガラガラと私の中の感情が崩れ落ちて行きました。『俺の気も知らないで』という気持ちはわかりますが、じゃあ祥平の気持ちを考えた事はあるのでしょうか？気持ちをばらして、気まずいのもよくわかりますが、勝手に避けて避けて、告られて、置き去りにされた祥平の気持ちを考えた事はありますか？と思ってしまいました。
祥平が圭吾の新しい友達に嫉妬したり、避けられて気づいた自分の気持ちで、ぶつけた想いは素敵でした。あぁ、残念。
同時収録は、タイムトリップのお話で、こちらも設定は細かくてしっかりしています。別れた元カレに未練たっぷりの富原。別れた前日に戻って、なんとか別れを防ぎたい。それがお尻の拡張だなんて…苦笑いするしかなかったです。あぁ、それが問題？コケそうになりました(笑)元さやで何よりです……
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