このレビューはネタバレを含みます▼
王国一の魔術師である王子が、死者蘇生の研究や鍛錬で魔力を使い過ぎたために死の淵へ。
死期を悟り一か八か研究段階の転生魔法を行使したところ転生先は奴隷だった。
と書くと成り上がりとかダークファンタジーっぽいですが、全然違います。
転生先が小国なために成り上がり感はゼロでは無いけど特に虐げられることもなく普通に冒険します。
チートはもちろんあり。ただ魔術はバレ防止でたまにしか出来ないので派手さを求めるならイマイチ。
なので結構普通な感じだなーって読み進めると、ん?小ネタ?なの?みたいな微妙でシュールな描写が入りそこから面白く読めるようになりました。
(ここから、より詳しいネタバレ入ります)。
クラウン制度というのがあって、王族が冒険や魔物討伐することで正統性を示し、それによって後継者として認められる制度があります。
小国の王女もそれに挑むのですが、主人公はその国の奴隷なので王女の従者になって冒険していくのがメインストーリー。
そして主人公は、従者を全うしながらも元王子だった大国であるカーリッツ王国の現在の謎を探るのと、死者蘇生の研究を進めるのが目的。
そんな感じで進み、ネタ的には2巻(多分)が1番ジワって笑えた。
小ネタ好きなら2巻まで買った方が良いかも。もっと言えば2巻出てから買った方が良いですね。
現在24話(4巻相当?)まで連載してるけど、そのあとは小ネタ少なくなりストーリーメイン。ハーレムでは無いけど周りの女性も増えてきてちょっと残念。
ストーリーはそこそこ面白いけどテンポは早くないので買うならクーポン必須でしょうね。
連載読んでるけど1巻買ったし2巻までは確実に買うくらいは面白いというか好きになりました。
でもそれを伝えるのは難しい作品ですね。
ストーリーはありがちなので少ない小ネタが合うか合わないかで変わる漫画だと思います。←このレビューだけで良かったんじゃ・・・。
また気が向いたら書き直そう