銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。
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銭(インチキ)の力で、戦国の世を駆け抜ける。

広石匡司/Y.A/lack

原作とはやや違うが

2021年4月16日
小説のコミカライズ。ストーリー展開はだいぶ変わっているのでそのあたり好悪はやや分かれるところか。個人的にはちょっと変えすぎだとは思う。原作の大ファンと言う方にはやや受け入れにくいところがあるかもしれない。
絵はとても上手で迫力もある。SFから戦国合戦まで幅広いシーンが必要とされるので相当な画力が必要だが見事に書き込まれている。キャラクターの描き分け、演出表現もうまい。
全体としてよく似た別物としてとらえればむしろ非常によくできた作品で、次巻以降も楽しみにしてよいと思う。

(追記)七巻まで読了。一部小説版と展開は変わっているが登場人物の心情を深堀りしている部分は好感が持てる。相変わらず絵は文句なくうまい。ただ、七巻は表示としては160ページあるものの、後半10ページ近くが広告。費用対効果が悪化気味。
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