きみはぺット
」のレビュー

きみはぺット

小川彌生

終わり方がとても良い

ネタバレ
2021年4月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじなどはざっくり知っていたのですが、最近ようやく最後まで読破。
こんなに面白いならもっと前に読めば良かった。
バリキャリで決して身近に感じられない主人公、男女の関係なく一緒に住むペットの美少年(しかも世界的ダンサー)、と設定自体は全く共感出来ないものなのに、一緒にドキドキしたりキュンキュンしたりしてしまうのは作者さんの上手さでしょう。
一気に読める面白さはもちろんだけど、何と言っても最後がとても良いです。結果的に嫌な人も嫌な人としてだけでは無くてハッピーに終わっているし、読後感にはスッキリと幸せな気分だけが残ります。
途中までしか読んでない人(私がそうだった)は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
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