このレビューはネタバレを含みます▼
5巻辺りからドロドロな雰囲気が出てきてるけれど先輩がうまくかわしてて、やっぱ先輩いいキャラだ。主人公や桜介、その友人たちや奈央の動きでドロドロになりそうな展開を先輩が食い止めててホッとしますが、主人公が流され系になってきてるのが不安。桜介に色々相談に乗ってもらってたりとか友達としての思いはあるだろうけど、思いが届かない苦しさは知ってるはずなのに、桜介への態度が友達でいたいという自分の気持ちを優先しすぎてちょっとひどい。主人公が嫌な女になりかけてる。先輩に片思い中だった頃の一途に爆進する主人公が可愛くてピュアラブな感じで好きでしたが、だんだん先輩と桜介の間をふらついてるようにみえてきました。その結果、6巻ラストで先輩が主人公を求める動機が好きが抑えきれなくて自分だけのものにしたいだけではなく、桜介への嫉妬からのほうが強めなのも残念な感じで…。主人公に、大切にしたい相手には優先順位があることを学んでほしいです。このままでは一度主人公と先輩離れそう。